Dec 22, 2021

移動するモモコ

a1

年内にまた会えるといいな、
と思いつつ、
モモコは探偵事務所をあとにした。


a2

モモコは、リリスのフィギアを取りに、
ジェーンたちの和室にもどってきた。

紅葉、みせてあげてたよ。
とたまきに言われている。
もしかして忘れてた?
というリリスの声が、
モモコだけにきこえた。


a3

モモコは、サラにも会っておこうと、
サラたちの部屋を訪れた。

モモコ、久しぶりだね。
森林公園での虫騒動以来かな。
あら、めずらしい。
それリリスのフィギアでしょう?
とアシュレイいわれている。


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すごく立派なチランジアだね。
モモコは植物に気をとられて、
骸骨のお面に気がついていないようだ。


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それは、なんていうペット?
メメっていうんだよ。
ふーん。で、動物の名前は?
メメはメーメーとないた。


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しばらく話してから、
サラたちの部屋を辞したモモコは、
夕暮れになって、
郊外のジャンの倉庫に帰り着いた。

おかえり。
町の崖の紅葉きれいだった?
とジャンに聞かれている。


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探偵事務所で、
小麦粉まぶしたクリスマスツリーみたよ。
それは酔狂だねえ。
などと話している。


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魔法のドアが開いて
さっそくリリスがあらわれた。

モモコ、今日は
紅葉見物に連れて行ってくれて
ありがとうね。
とリリスはいった。


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今日はいろいろあったけど、
いちばん驚いたのは、
サラたちの部屋で見た、あの頭蓋骨。

え、頭蓋骨なんてあったっけ。
お面つけてたからわからなかったかも。
え、お面なんてあったっけ。
チランジアを載せた丸い鉢みたいなものよ。
あ、なんか派手な模様あったね。
サラが植木鉢にデザインしたのかと思った。

その頭蓋骨がどうしたの。
その頭蓋骨、私みたいに生きてたよ。
ふーん、そうなんだ。


解説)
今回は、モモコが
あちこち移動する画像が多くなりました。
ジャンの倉庫からリリスのフィギアを持って、
町に崖の紅葉を見に来たモモコが、
倉庫に帰り着くまでの道中ですが、
その途中で思いつきのまま、
エピソードが膨らんでいきます。
Posted at 20:56 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Nov 22, 2021

骸骨のお面

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おとなしくしてて。
首輪すぐつけ終わるから。


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どこかに行きたそうね。
あれ、そのお面は?


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骸骨さんに、と思って、
ドルフィンの倉庫から
貰ってきたの。


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お父さんがまたいないんだ。
探しにいかなくちゃ。
それならちゃんと服着ないと、
みんな驚くからね。


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ちょっと不気味だけど、
とても骸骨にはみえないわよ。


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ロボット犬は骸骨と一緒に
とびだしていった。


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あなたみかけない顔ね。
骸骨のお父さんを捜しているんです。
あ、骸骨ロボットね。
彼ならそこにいるわよ。


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骸骨ロボットは
スクーターに乗っていた。
なかなか絵になるわね。
と言われている。


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お父さん。
お前はだれだ。

僕だよ。標本の息子だよ。
僕、変装してるんだ。
もう夜だし部屋に帰ろうよ。

そうか。
遠出しようと思っって、
運転の練習をしていたのだが、
もう夜になっていたのか。
出迎えご苦労だったな。
遠出はまた今度にしよう。


f1

お前、そんな顔だったか。
ちがうよ。これはお面だよ。


解説)
なにか起きそうで起きない
回でした。
お面は、フィギアヘッドに粘土を
押しつけて型とって、さらに
そこに紙粘土を押しつけて作り、
着色したものです。
Posted at 21:38 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Oct 22, 2021

カップルと母子像

e1

マンスフィールドさん。
モディリアーニって、いつも
一人の人しか描かなかったんですか。

ほぼ、そうみたいだけど、
例外的にカップルや
母子像を描いた作品も残ってるの。


e2

「夫婦」(1915)

「この作品はさまざまな理由で
興味深いが、まず挙げられるのは、
モディリアニ独自の技法が見られること
である。ここでは、絵具は顔立ちと
輪郭を示すために用いられ、
顔の青白い色はカンヴァス地の
白色だけで表現されている。
、、、夫は目立たないところに
描かれており夫人の後方で
ほとんど識別できないほどである。
緑色の絵具がまるで小枝のように
厚く塗り重ねられ、彼の顔立ちを
ほとんど完全に隠してしまっている。」
(「モディリアーニ展」カタログ作品解説p98)

たしかに。
全然わかんないよ。


e3

「新郎と新婦」(1915)

第一次大戦下のモンパルナスでも、
「、、、いくつかの秘密のカフェや
クラブには兵役を免除された
フランス人や外国人がたむろしていた。
この作品はこうしたカフェかクラブで
描かれたものであろう。
様式化された技法が男性の尊大な
態度や女性の野卑な感じを強めている。
男性の右目の瞳は描かれていない。
歓楽の果ての疲れた表情の男女に
「新郎と新婦」という作品題名をつけたのは、
画家のアイロニーだろう。」
(「アサヒグラフ別冊モディリアーニ」作品解説p87)

「二人は夜会服に身をつつみ、
その赤らんだ顔は、強烈な白い照明に
よって肉づけられている。そして
二人の眼差しはこわばり、うつろであるが、
おそらく見る影もないほどに泥酔して
いるためであろう。鼻の描写は不合理なほど
であるが、とくに男性の鼻は二つの視点から
観察されたイメージが一つになっており、
その結果、彼の顔は二つに切断されたものが、
やや性急にくっつけられたかのように見える。
こうした処理は、キュビスムの手法を
用いたというよりは、歓楽を尽くした
カップルの様子を皮肉まじりに巧みに
表現するためにとられたものであろう。」
(キャロル・マン「アメデオ・モディリアーニ」p171)


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「彫刻家プリッツ夫妻」(1916−1917)

「油彩はたった一日でできあがったが、
その前に約2週間ほど、恐るべき
スピードで彼はデッサンによる習作を
行ったという。、、、
デッサンの線は、完成作とほとんど
違わない。」
(「モディリアニ展」カタログ作品解説より)


e5

「ジャック・リプリッツとその妻」(1917)

これが、完成した肖像画だね。

リプリッツ氏が、ベルダさんと結婚して、
その記念にモディリアーニに肖像画を
依頼した。ということが氏の回想録から
わかるらしい。

「制作料は「十フランと少量のアルコール」
を要求しただけだった。」
(「アサヒグラフ別冊モディリアーニ」作品解説p87)


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「二人の少女」(1918)

南仏で描かれた作品でしょうね。

母子像みたいにも見えるけど。
このタイトルは英語の「Two girls」を
直訳してみたものなんだけれど、
黒い服を着た女性だけの肖像画もあって、
そちらのタイトルにも少女、ってあるから、
たぶん少女。
そうなんだ。


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「子供とジプシー女」(1918)

「黒い髪と特徴ある髪の結い方が
彼女の出身民俗をしのばせるところから、
そう呼ばれているらしい。同じモデルで、
上半身だけを描いた作品がある。
子供を抱く母親の姿はモディリアーニには
珍しい。」
(「アサヒグラフ別冊モディリアーニ」作品解説p93)


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「母性」(1919)

「、、、母親の質素な身なりもあってか、
かっては「幼子を抱いた花売り娘」
というタイトルで世に知られていた。
したがって、モデルをしめさない
現在のタイトルは、モディリアーニ自身が
つけたものではないだろう。
今日では、この母子像は、
画家の妻と娘を描いたものと
考えられている。」
(島本英明「もっと知りたいモディリアーニ」p70)


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「母性」(1919)

色合いがかなり違う画像があったので、
比較のため掲載してみました。

どっちが実物に近いんだろう。


解説)
今回は、複数の人物を描いた作品を
選んでみました。
Posted at 21:37 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Sep 22, 2021

花を見に行く

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サラは公園に行くことにした。


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桜並木は葉を落とし始めている。


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堤防から林のほうに降りていく。


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曼珠沙華が咲いていた。


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なんともいえない花の形。


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木漏れ日を浴びると、また綺麗。


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草地にでると、
コスモスが咲いていた。


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色とりどりの賑やかさ。


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見に来て良かったと思っている。


解説)
今回は気分転換に
買い物ついでに公園によって
撮影した画像を合成して遊びました。


Posted at 21:55 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Aug 22, 2021

その後のあれこれとリリスの鍵

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モモコは、
たまきにリアルな夢の体験を話し終えた。
それはさあ。
とたまきはいった。

きっと、モモコは郊外で道に迷って、
知らないうちに迷いの森の領域に入り込んで、
小川に流れてた水を飲んだせいで、
夢を見て、あっちの世界に入り込んだんだね。
モモコは、そういう体質みたいだし。
夢見る乙女ってこと?
とナオミがいった。

ジェーンって女性が住んでる別の世界があるって、
前にもいってたじゃない。
わたしも体験からいって、それ信じるわ。
うーん。
戦争が停戦したらしいのはよかったけど、
今度は怪物って、
物騒な世界には変わりないわね。
また行ってみたいけど。
と、たまきは言った。


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ドルフィンのマスターが、
電動スクーターにヘッドライトを
とりつけている。
初めて見るサラは興味深そうに眺めている。


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ヘッドライトが点灯した。
このスクーター、借りられるんですか?
とサラは聞いている。


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ジオラマ写真展が終わり、
ジャンは遊びに来たエトナと二人で、
リリスの家の一階の内装作業をしていた。


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これでずいぶん酒場らしくなったね。
リリス、なにかいいたそうにしてる。
とエトナが言った。


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倉庫で二人で休憩して、
夢見の水を飲んでいると、
ふっと、リリスが姿をあらわした。

今日はこれまでのお礼をかねて、
ちょっとしたサプライズを。
とリリスは言った。


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リリスがさっと左手を差し上げると、
壁際に黒いドアが出現した。
ドアは微妙に壁から浮き立ってみえる。

これはさっき作ってくれた
私の家の酒場に通じてるドアよ。


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リリスが右手を振ると、
金色の鎖のついた鍵が、
リリスの手に握られていた。

これはドアの鍵。
これからは、
いつでも好きなときに使ってね。

そう言って微笑むと、
リリスは鍵をジャンに手渡して、
ドアをあけて出ていった。


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二人はしばらく
あっけにとられていたが、
気をとりなおしたジャンがいった。

なんかすごいことになったね。
とりあえず行ってみよう。

ひとりで大丈夫ですか。

え。君も一緒に。

ええ、もちろん。
と、エトナは嬉しそうに言った。


解説)
別世界の準備が、
ようやく整いつつあるようです。
Posted at 21:46 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jul 22, 2021

ペンギンでの会話

d1

二階のフロアを下見にきたんですけど。
と夏木さんがいい、
ナオミは、車返しに来たんですけど、
と言っている。


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最近は常設スペースが多くて、
空いてる場所がみつからなくてね。
と夏木さんはいった。
ここも常設の洋室だったんだけど、
段ボール箱、じゃなかった。
仮設の住居を借りて
一時的に住人に移ってもらうことで、
ようやく確保できたのよ。


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そこのステンドグラスの窓を
ボードで覆ってしまって、
そこにスクリーンを置いて、
作品を映写したらどうかなと考えてるの、
そうすれば沢山みせられるし。
と夏木さんはアイデアを披瀝した。
それいいかも。
スライドの上映会みたいな感じね。
とたまきがいった。


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さっそく内装工事を
ドルフィンのマスターに依頼する、
という夏木さんと別れて、
四人でお茶でも飲もうと
いう話になった。
ベーカリーは相変わらず混み合っている。
じゃあ久しぶりにペンギンにいこう。


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運良くというか、
最近のペンギンはすいているので、
四人はすぐに座ることができた。
さっそくジャンはジルに、
夢見の水を飲んで三人で体験したことを
うちあけている。


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あの水のせいだけといえるのか、
ちょっとわからないところもあるけど、
あの水が引き金になっていたことは確かだと思う。
密猟者たちの間でも、
世界を変える力があるとか、
噂になってるってアルが言ってたよ。
と話し終えたジャンがいった。

ジルはなにかしきりに考え込んでいる様子で、
しばらくして、ようやく口をひらいた。


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その噂は僕も聞いていて、
何か強い力があるかもしれない
とは思っていたんだ。
空想や想像力の質をクリアにして、
リアルさを高めるような力といったらいいか。
それが、君の想像力を刺激して、
あのジオラマ村の存在感や
現実感を高めることにつながれば
さぞ愉しいだろうなと思って、
君にあの水を大量に進呈したんだよ。
ふつうに飲んでもおいしいしね。
まさかそんな形で異界が出現するとは、
思ってもいなかったけど。

でもそれだけじゃなくて、
とジャンはいった。
思いも寄らないことが他にも起きた。
さっきもいったみたいに、
あの世界には、ジオラマ村とは関係ない、
リリスっていう人形も関わっていたんだ。
うーん。
それは君がその人形のことを思い出すという形で、
想像の世界に呼び出したんじゃないのかな。
思い出すって事は、
あるいみ創造するっていう
ことでもあるからね。


d8

そういえば、リリスは、
最初にでてきたとき
「ジャン、私のこと、やっと思い出してくれたのね」
って言ってたね。とたまきがいった。
あれはこわかった。
最初だけだったけど。
とナオミがいった。

今のジルさんの言葉で思いついたんだけど。
あの倉庫のドアはもとは人形の家のドアで、
リリスの世界と現実をへだてる境界だった。
でもジャンさんの関心はジオラマの村だから、
リリスはずっと忘れられていたの。
そんなとき、夢見の水の力が作用して、
あのドアの境界としての力が変化して、
異界とつながるようになったの。
それにはジオラマの村のことを思う
私たちの想像力も影響してたけど、
リリスの、自分を思い出してほしいっていう
思いもかなり影響してたんじゃないかな。


d9

じゃあ、目的を達して
家もつくってもらったリリスは、
もう扉をとじちゃったのかな。
とナオミが言った。

あっちの世界が、
拒んでるわけじゃない。
準備不足だっただけで、
準備できるかどうかは、
私たち次第だってリリスはいってたね。
こういう話、長々としてること自体、
なにかの準備になってるのかもしれない(^_^)。
とたまきがいった。


e1

たまきのいうように、
リリスは、自分のことを思い出して
ほしかっただけなのかもしれないな。
と、ジャンは、昨晩みた
窓明かりのことをふと思い浮かべていた。


解説)
どうも錯綜した会話が進行していますが(^_^)、
四人の話はもうすこし続きます。
Posted at 21:53 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jun 22, 2021

森林公園

a1

公園の入り口からは正面に花壇がみえる。


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水飲み場やブランコもあるんだね。
管理人らしき人もいるようだ。


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花壇の中央には水盤があって、
その中心に天使の像が据えられている。

a4

キサラはさっそく
管理人らしき人に声をかけた。

はじめて来たんですけど、
森林公園って、ここだけですか。
そのさきの高台から、遊歩道があって、
森を回れるようになってるよ。
でもあいにくこの前の大雨で
崖崩れがあってね。
今はまだ整備中で、遊歩道には入れない。
人工の滝は見られるんですか。
滝なら高台から行けるよ。
ただ橋をわたるには鍵が必要なので、
いくときは声をかけて。
今いく?
あとでお願いします。


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ここって、こじんまりとした
いい感じの公園だね。
ただ今日も空が曇っていて
薄暗いのが残念。
梅雨入りしたからね。
というか、居間の室内灯だけで
撮影しようというのが無理なんだよ。
あれ、今、居間って誰がいったの?
わたしじゃないよ。
などと会話している。


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シオンはさっそく管理人からバケツを借りて
ビールを冷やしはじめている。


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キサラは彫刻の天使を眺めている。
なによんでるのかな。


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エリス、
鎖ちゃんと握らないとあぶないよ。


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この水、さらさらのさらで
きもちいい。


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みんな思い思いに遊んで、
ひとときを過ごしたのだった。


解説)
今回は公園の情景セットの制作自体が
テーマと言えばテーマ。
居間に広げた人工芝マットの上に、
花壇やブランコや水飲み場など、
これまでの工作品を配置しています。
なかでは水飲み場の水道管が、
初登場のアイテムですが、
これはダイソーで見つけた
吸盤付きのフックを切り出して、
プラ棒のハンドルをつけるなどして、
いつか使う機会もあるだろうと、
工作してあったのでした。
Posted at 21:54 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

May 22, 2021

梅酒をつくる

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今日は梅酒造り。


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用意するのは
ホワイトリカーと氷砂糖と蜂蜜。


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とれたての梅の実も。


解説)
今日は外出して、
道端で野菜を直売している店で、
梅の実をみかけたので、
梅酒造りのシーンをつくってみました。
リーメントのぷちサンプルの、
「ごはんま〜だ?」(2005)の「4.梅酒」と、
「おばあちゃん家」(2008)の「3.おばあちゃんの味」
の梅酒瓶のアイテムを使っています。
ばらの梅の実はぷちサンプルになかったので、

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サイズ的に似ている電動ガン対応の白いBB弾に
アクリル絵の具で彩色しています(^_^)。
Posted at 23:58 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Apr 22, 2021

プチベーカリー

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看板をどけておいたら、やっぱり貼ってあった。
ナオミにはあとで説明するとして、
とりあえず壁塗りしようよ。


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色はフレームレッドで。
ちょっと派手じゃないかな。
プチベーカリーだからね。
それもそうだね。

などと言い合っている。


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カウンターは白く塗る。


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もしかして、ドルフィンにあった、
このペンキの色にあわせて、
フレームレッドにしたの?

いやあ、もちろんイメージが先で、
たまたま同じ色のペンキがあったんだよ。
とアイスはいった。


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これでほぼ完成ね。
もう景品交換所にはみえないね。
と言っている。


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標語つき写真を貼ってあった位置に
店頭の装飾のため宣伝パネルを設置した、
といういきさつをきいたナオミは、
バケットを貰ったうえに、
標語なし写真をルビーに渡せたので、
喜んでいる。


解説)
今回はベニヤの壁にペンキを塗る情景です。
使用したのはホルバインの不透明水彩絵の具。
最初はパーマネントイエローを塗りかけたのですが、
どうせなら派手にと方針転換。
面積が広くて混色するとむらになりそうなので、
フレームレッド一色で仕上げました。
ぷちサンプルのペンキ缶の赤があったのは、
アイスの言うとおり偶然の僥倖です(^_^)。
二つのペンキ缶は、2006年に発売された、
リーメントの「ぷちホームセンター」の、
「犬小屋キット」のアイテムでした。
Posted at 22:25 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Mar 22, 2021

簡単服とアルテミス

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この瓶を運んで欲しい。
と言われている。


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なぜか運ぶ役になってしまった。
途中できれいな薔薇の花をみかけて。


a2

つい一輪手折ってしまった。


a3

うつくしい花。


a4

それを見ていて。


a5

なにか言っている。


a6

わたしもほしい。


解説)
ということで、今回は、試行錯誤時に、
あれこれスナップ撮影した簡単服の画像を、
あとでくみあわせて、最後の画像を足して、
ストーリーらしきものをつくってみました(^^;)。
ところで、

m2

なにか小道具になりそうなアイテムを捜していたら、
食玩のアルテミスの像を発見したので、
これは、と思い、
さっそく真似たポーズを撮影することに。


n1

昨日も紹介した、FUTABA SATOさんのブログのこのページ。に、
同じポーズに挑戦されている画像があったのでした(^_^)。
Posted at 22:14 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Feb 22, 2021

文学青年の自分史

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ナオミと文学青年が話している。
文学青年は、アルバムを見ながら、
自分史を話してみる。
と言っている。


y4

私の灰皿町での最初の記憶は、
2008年の2月に、みんなで雪だるまをつくって、
そのあと雪合戦をしたことだった。


a3

その年の5月には、
ペンギンで知り合った人たちと、
子供の日にちなんで、
武士のまとう武具の話で盛り上がったのを覚えている。


a7

その年の秋、図書館前で偶然であって、
話が弾んで、静かで落ち着く部屋を探しているっていうから、
バンブーハウスの留守番をたのんだのだったわ。
とナオミがいった。


a2

その頃、ちょうど小説を執筆中だったので、
閑静な環境の和室はありがたかった。
それから一年くらい居候になってしまったのだった。


x1

翌年のお正月にはおせちをたべたし、
気分転換によくペンギンまででかけて、
夢に見た女性とそっくりの人をみかけたり、
盆栽の梅の花が咲いたら、鶯がとんできたりと、
あの頃がいちばん楽しかった。


dd

そうそう、その年の晩秋には、
挨拶がすごく丁寧な女性が訪ねてきたこともあった。
あのひとはどうしてるかなあ。。


z1

などなどと、文学青年の自分史の話は、
とめどなく続いたのだった。。。

解説)
はじめてこういう画像遊びをやってみました(^_^)。

2008年2月4日「雪の公園で」
2008年5月1日「子供の日・防具の話」
2008年10月13日「留守番の青年」
2009年2月11日「梅とうぐいす」
2009年「あいさつ風景」
の、画像を再掲しています。

他に、
2009年1月1日「新年おめでとうございます」
2009年1月3日「正月三日」
2009年1月30日「はるまつゆめ」
にも文学青年がでてくるので、
本人が言っていることは嘘ではないようです。


z8

古いニューズウィークの宣伝記事を切り抜いて、
こういう豆本をつくったのが、元々のきっかけでした。
リンクから、文学青年の自分史のエピソードの数々を、
楽しんでいただければ幸いです(^^;)。
Posted at 21:37 in n/a | WriteBacks (0) | Edit
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