Dec 08, 2021

焚き火と温泉卵

b1

ドルフィンの倉庫から
ドラム缶だしてきたけど、
どうするの。
ドラム缶と言えば
焚き火でしょう。


b2

森林公園から
ブロック運んできた人が
まだドルフィンにいるから、
薪がないか聞いてみよう。


b3

ストーブ用にもってきたのが
余ってるから使ってもいいですよ。
といわれた。


b4

なかなか燃えつかないね。
煙草の吸い殻だけじゃだめみたい。
煙も微妙だね。
なにやってんですか。


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おお、やっぱり薪がいちばん。


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そのころサラたちの部屋では。

沸騰してた鍋を下ろしてどうするの。
卵をいれると、
温泉卵ができるのよ。


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卵を入れて放置して12分くらいで
できあがります。


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おいしそうだね。


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お父さん。
僕、お皿洗うの上手になったよ。
そうか。


解説)
ドラム缶に火をつけた吸殻を入れて、
立ち上る煙を撮影しようとしましたが、
うまくいきませんでした。

ぷちサンプルの温泉卵は、
もっていなかったので
実物で代用しました。
話が逆ですが(^_^)

白だしと醤油でつくったタレを
かけてありますが、めんつゆなど、
お好みで。
Posted at 21:05 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Nov 08, 2021

室内の情景と黒猫

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ペギーはドライヤーをかけている。


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ニッキーは鏡台が空いていないので、
箪笥の鏡を覗き込んでいる。


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そのパジャマ着替えないの?
楽だから。


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エトナはぼんやり考え事をしている。

なにか面白いことおきないかなあ。


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あの部屋の隅のぬいぐるみが。


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とつぜん巨大化するとか。

そんなことありえないか。


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ないない。といっている。


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ベーカリーでは
たまきとドルフィンのスタッフが
夕食をとっていた。

その黒猫どうしたの。


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ハロウィンで魔女の扮装してた人が
連れてた猫だけど、
私に懐いちゃったみたい。


解説)
今回もとりとめなく。
常設セットにふだんから
フィギアを放置してあると、
何も思いつかない時に便利です。
とりあえず撮影してるうちに、
なにかしらの思いつきが(^_^)
Posted at 21:30 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Oct 08, 2021

画商たちの肖像画

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今回はモディリアーニにとって、
とても重要な役割をはたした、
二人の画商を描いた肖像画を紹介するわ。
とマンスフィールドさんがいった。

どういうわけで?
うーん。おもしろそうかなと思って。


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ポール・ギヨームの肖像」(1915)

この人は、1914年にマックス・ジャコブから
紹介され、翌年モディリアーニと専属契約を結び、
モンマントルの「パトー・ラヴォワール」に
アトリエを借りてくれた人。

絵には「新しい操縦士(水先案内人)」、「海の導き星」、
といった文字が書き込まれている。
期待してたんだね。


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「ポール・ギヨームの肖像」(1916)

翌年描かれたこの作品には皮肉がこめられている
という評がある。

また、この2作品には、こんな評もあるの。

「いつものお礼の意味でモディリアニが制作した
この画商の2枚の肖像画は疑いの余地なく
彼の全作品の中でも白眉である。」
(アネッテ・クルシンスキー「アメデオ・モディリアニ」p46)

絶賛してる人がいるんだね。
性格描写に画家の気持ちもこもっているというか。


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ポール・ギョーム(1891-1934)の写真。
撮影日時はわかわからないけど、
ギヨームがモディリアーニと知り合った
1914年には23歳だったというのに驚き。


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「ズボロフスキーの肖像」(1916)

これは1916年6月に、ギヨームから、
契約画商になることを受け継いだ
レオポルド・ズボロフスキーの肖像。
油彩の全作品とひきかえに、
一日につき15フランを支給するという
契約だったという。

自信ありそう。
がんばりましょう。


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「ズボロフスキーの肖像」(1916)

ズボロフスキー夫妻は、
自分たちの家の一番大きな部屋を
アトリエとして提供したり、
契約を継続するために、
自分の衣服を売ったりまでしたという。


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ズボロフスキー(1889-1932)の写真。
専属契約時には27歳ってことになる。


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「アンナ・ズボロフスカ」(1917)

奥さんの肖像。ポーランドの貴族出身だった。

「このポーランド出身の高貴な女性は
フランスのロココ様式で描かれており、
そこに彼女に対する画家の並々ならぬ敬意が見て取れる」
(アネッテ・クルシンスキー「アメデオ・モディリアニ」p67)


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「ズボロフスキー夫人」(1918)

こんな事情を指摘する評もあります。

「、、、妻のハンカがモディリアーニのモデルを
つとめたのも、ある程度経済的理由によるところがあった。
なぜなら、彼らにはモディリアーニに職業モデルを
世話する余裕がほとんどなかったからであり、
少しでも余裕があればヌードのモデルを雇うために、
その金を貯えておきたいからであった。」
(キャロル・マン「アメデオ・モディリアーニ」p219)


解説)
だんだん、
深みにはまってるような。
Posted at 22:05 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Sep 08, 2021

願いのままに

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やっぱり思ってたとおりだった。
会えて良かった。
とジェーンは言った。

モモコは、あなた
わたしのことわかるのね。
といった。


d2

夢の世界であなたに会ってることはわかる。
いつもあなたは、
自分の夢の中で私に会ってるっていってたけど、
今私は、私の夢の中であなたに会ってる。
面白いね。
ここはあなたの住む世界?
戦争中なの?

ええっと、
それはちょっと違ってて、
ここは私の住んでる世界じゃなくて、
私も今、夢の中にいるみたいなの。
とモモコは言った。

それはともかく元気にしてた?
オセロさんが亡くなって以来よね。
あれから迷いの森っていう所に行って、
その最果てみたいなところで、
あなたの住む世界、乱雑に散らかった
居間みたいな世界を見つけたんだけど、
変な透明な壁があって、それ以上進めなくて。
呼んでみたけど、あなたに会えなかった。

私は元気にしてるよ。
とジェーンは言った。


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このまえ、大きいゴキブリみたいな頭と、
魚の骨みたいな体をした生き物にで出会って、
テレパシーみたいな感じで話しかけられの。


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それで仲良くなっちゃって、
飲むとすごくリアルな夢が見られるっていう、
嘘みたいな水をわけてもらったの。
会いたい人がいたら、夢であえるかも、
っていわれてね。

私リア充のサバイバル生活してるせいか、
夢ってあんまり見ないんだけど、
それで、試しに飲んでみたら、
ここに来ていたっていうわけ


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そのこ、エリコっていうのよ。
私が名前付けたの。
橋幸夫の歌のタイトルみたい。
古すぎて絶句。

ふたりの話はつきなかった。
けれど時はたちまち流れ、
ジェーンがぽつりといった。
あ、そろそろ朝なのかな。
なんだか意識がうすれていくみたい。
またね。モモコ。


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ジェーンの体は発光しはじめて


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やがて跡形もなく消えていった。


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もー。
こんなのって。


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エルザがやってきた。

こんなところにいたんだ。
みんな探してるよ。


解説)
モモコの願いはかなったものの、
というエピソードは続きます。
Posted at 22:09 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Aug 08, 2021

ビストロで軽食

s1

日光浴をすませたサラたちは
シャワーを浴びて汗を流してから。


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軽くピザでも食べようと、
近くのアルのビストロにやってきた。


s3

サラ、まだ髪がぬれてるよ。
うん。さっきのシャワー半端なかった。
水量の調整がきかなかったね。
壊れてるんだよきっと。
台所用じゃないの?
なにそれ。
などといっている。


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ずいぶん水遊びしたし、
食べたらそろそろ町に戻ろうか。
それとももう少し池で遊ぶ?
そのとき給仕にきたキサラが、
夜の池も自動的にライトアップされて、
なかなかいいみたいよ。
といった。


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なんでも池のどこかに、
秘密のスイッチがあって、
そこを押すと、
カラフルな噴水がみられるんだって。
キサラよくしってるね。
この店には別荘から人が
よく食べに来るからね。
ジルさんもたまにくるんでしょう。
キサラも鍵をかりたらいいのに。
バイトやってるし、泳ぐだけなら
近くに池や泉は他にもあるから。
そうか。この前釣りに行った
蓮池もあるしね。
郊外ライフはいいなあ。
あのビワコオオナマズ元気かな。
などとサラとキサラの話は、
とめどなく続いたのだった。

よしきめた。
夜の池をみにいこう。
とアイスはいった。


s6

日が暮れるのをまって、
三人が別荘にもどり、
池の縁に座ると、
池の底を照らす照明がともった。


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これなら夜どおしでも泳げるね。
とレイアがいった。


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スイッチ探してみる。
といってアイスは、
足ひれとダイビングマスクを装着しはじめた。


s9

アイスはしずかに池に入ると、
身をしずめて、
しばらくして小さく息を吐いた。


解説)
水遊びはもうすこし
続きます。
Posted at 21:48 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jul 08, 2021

となりのバービー

a1

さっき司令部のフィギア片付けたとき、
あの黒服の女性士官たちいなかったよ。
みつけたら只じゃおかなかったんだけど(^_^)
どこいったんだろう。またあとで探そう。
とジャンが言った。


a2

二人ともちょっと変よ。だいたいね。
さっき倉庫で体験した事って、
夢みたいな話でしょう。
現実にはなにも変わってなかったし。
もしかしたら、
三人ともあのお水のんだせいじゃない?
とナオミが言った。

夢見の水かー。


たまきがジャンさんの考えたストーリーのことを
話した直後に、あの人たちが飛び込んできた。
三人とも同じことを想像してて、
それで同じ夢の世界に入り込んじゃったとか。

夢にしてはすっごくリアルだったよ。
夢じゃなくて別次元の世界とか。
多元宇宙とかパラレルワールドとか。
今だれがいったの。
わたしじゃないよ。

うーん。それで説明できるのかなあ。
さっきの体験が、ジオラマの設定と関係ないんだったら、
どうしてナオミは、
ジオラマの配置をかえようっていったのよ?

それはさあ。
一応、安心安全のためよ。
安心と安全はちがうのよ。
それいうと話がさらにややこしくなるよ。
などと議論はつきないのだった。


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そこに隣に住んでいる二人の女性がやってきた。

こんにちわー。
あ さきほどははどうも。
おかげでここすぐわかりました。
こんにちわー。


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わたしバーバラでこっちがBBです。
ふたりあわせてバービーです。
わたしはたまきでこっちがナオミです。
よろしくね。


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わたしたち、散歩のかえりに、
いつもこうして
二人でジャンさんのお庭を
のぞきに来るんですよ。
あ、ジオラマ進展してる。
奇襲作戦成功したんですね。
勝利の場面の写真、
写真展にも出すんですか。

写真展って初耳。
とたまきが言った。
ああ、イベント好きの夏木さんが
どうしてもやりたいって、
話を進めてくれてるんです。
さっき撮影したばかりなんで、
いいのが撮れてたら出しますよ。
とジャンが言った。
それは、たのしみたのしみ。
と二人はいった。


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ふたりが帰るのを見送ったあと、
三人は倉庫にもどることにした。


a7

さっきのはなしの続きなんだけど。
とナオミは言った。
ほんとに夢見の水のせいだったかどうか、
確かめてみない?
どうやって確かめるの。
飲んでみれば。ちょうど喉渇いてるし、
おいしいし。


a8

でもまたドイツ兵がきたらやだな。
だいじょうぶだよ。
どうせ夢だし。
殺されても目が醒めるだけだよ。
すごいこというね。
ジャンさんはどう思う?
あの世界がジオラマとどんなふうに
関係してるのか興味はあるね。
じゃきまりだね(^_^)。


解説)
写真展の話は映画「マーウェン」に
似せた設定にしてみました。
写真展のはなしのほうに、
ストーリーを流していくつもりでしたが、
ナオミの思いつきによって予定変更。
私もこの先
どうなるのか興味はあります。
Posted at 21:42 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jun 08, 2021

バービーハウスへ

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やっぱりこのシーン。


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方向が町に向かってる気がするけど。
ぐるっと回ってるんだよ。
なんだそうなんだ。


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郊外の灯がみえてきた。
。。。


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あれはシオンが住んでるバービーハウス。


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外観はそっくりだけど、
めざすのはあそこ。


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無事到着!
鍵をあけるね。


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ドアの郵便受けのプレートには、
大徳寺貴更と書かれていた。

どうぞ。かむいん(^_^)。


a9

おじゃまします。
このバービーハウス、
見かけは狭いようで、
中は結構広いんだよ。
と言っている。


b3

そこの冷蔵庫やレンジや
ドラム式の洗濯機はつくりつけ。
何部屋くらいあるの。
このダイニングキッチンと、
ベッドルームと、バストイレ、
あとリビングルーム。
いいなあ。私なんて、
狭すぎてどこに寝てるのか、
誰も知らないくらいだよ。
などと会話が弾んでいる。


解説)
キサラの住んでいるバービーハウス
(商品名「バービーのすてきなおうち」)は、
「バービーの家であそぶ」(2006年4月26日)
で、その全体を紹介しています。
今回は、つくりつけの壁面を利用して、
さらに自由に部屋の空間を拡張して
撮影して遊ぶ試みです。
Posted at 22:02 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

May 08, 2021

遭遇

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その夜、モモコが目が覚めてふとみると、
泉のほうが発光している。
アイスはさすがに薪割り疲れのせいか、
ぐっすり眠っているようだ。


f2

モモコは護身用に鉈を手に取って、
おそるおそる泉の淵までいき、
泉を覗き込んでみた。
と、そのとき、鉈を置こうとして、
手元がくるい、鉈を泉に落としてしまった。


f3

泉の底には巨大な卵があった。
鉈の当たるにぶい音がして、
みるみる卵の表面に罅が走っていく。


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中からは


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なにか得体の知れない生き物が。。


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それは泉から浮上すると
モモコの方に向かってきた。


f7

モモコは逃げ出した。
追ってくる!


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闇雲に走った末に
モモコは段差に足をとられて
転倒してしまった。


f9

ひどく右足を痛めたようで
動くことができない。


g1

モモコの運命やいかに。


解説)
今回は解説なしで、
後編に続きます。
Posted at 22:06 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Apr 08, 2021

今日はプリンターを買った

a1

隣町にあたる昭島市の量販店で購入。
陳列棚に商品は並んでいたものの、ほとんどが品切れ状態で、
世界的な半導体不足の影響で、パソコンなども品薄になっていると、
店員の人が言っていた。これは一台だけ在庫があったもので、
カラーは選べず、ブラックのボディ。


a2

セッティングをおえて、最初にプリントしてみたのがこれ。
清水鱗造さんの小説の表紙を縮小印刷してみたのだが、
現物のコピーだと機能上25%が最大の縮小幅だったので、
フィギアサイズの1/6というわけにいかなかった。
直接現物をコピーせずに、
パソコンから画像を取り込めばクリアできることなので、
問題はないのだが、とりあえずの実験結果。
印刷された部分を余白をつけて切り抜いて、
余った紙の部分をページにした本をつくってみる。


a3

なに読んでるの。
と聞かれている。


a4

昭島方面に行くと、たちよるのがリサイクルショップで、
今日は恐竜のフィギア(海洋堂制作)を四種類購入した。
ジェラシックパーク遊びができるね。
と言っている。


a6

獲物をあらそう二匹の恐竜。
その間に獲物は他の恐竜に食べられてしまい、
白骨化している。


a7

こっちの方が強いよ。
と言い合っている。


解説)
昭島方面へは、いつも自転車ででかける。
今日はさわやかな気候で、ハナミズキの並木や、
路肩に咲くタンポポの花がきれいだった。
Posted at 21:17 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Mar 08, 2021

犬の散歩

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早朝に犬の散歩をさせている。


a2

わっせわっせ。


a3

あれっ そっちは。


a4

いきどまりのはず。


a5

ドルフィで飼われてる
わんちゃんがいるのだった。


a7

がるる。


a8

僕はどうなってしまうのだろう。。


つづく
Posted at 22:07 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Feb 08, 2021

窓のある風景

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b1

フラッシュを焚かないと、
昼なお暗き部屋になる。
Posted at 22:39 in n/a | WriteBacks (0) | Edit
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