Dec 14, 2021

アンナ

a1

元気にしてた?
うん、はるなも元気そうじゃない。


a2

アンナと二人でペンギンに行ってみたら、
ドルフィンに出かけたっていうから、
お出迎えに来たんだよ。
これきれいだね。


a3

お疲れ様。
このツリー、けっこう渋いね。
小麦粉でもまぶしてみようか?


a4

ハローはるな。
あ、アンナだ。


a5

久しぶりね。何年ぶりかな。
思い出せないくらい前だね。

そろそろ崖の紅葉が見頃だって、
聞いてきたんだけど、
着いたのが遅くて。


a6

明日晴れるといいね。


a7

そのころケイたちの部屋では
焼き芋を食べていた。


a8

サラが農家に行って
薩摩芋をわけてもらってきたのだった。

今日はあなたの留守中に
研究所の人がきてね。
と話している。


a9

おとうさんの頭の磁石を、
研究したいって借りていったの。
それで、おとうさん、
変わりない?

なんか大事なことを
忘れてしまったような気もするが、
おかげで頭が軽くなったよ。
といっている。


解説)
アンナのヘッドが初登場。
名前はたまたま見た
女性スパイ映画のタイトル
「ANNAアナ」からつけました。
映画の内容とは全く関係ありません。
Posted at 20:44 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Nov 14, 2021

蕎麦と天ぷら

f1

アシュレイがキッチンにたっている。


f2

天ぷらを揚げているようだ。


f3

隣でケイとジェットが
食事をしている。


f4

揚げたてはおいしいね。


f5

蕎麦もうまい。


f6

今日はどうして天ぷら蕎麦にしたの?


f7

油が本物だからね。
使わないともったいないから。


f8

なにか食べる?
結構です。


f9

お腹空かないのね。


解説)
今回も料理バージョンです。
ぷちサンプルのアイテムを
あれこれ寄せ集めました。
Posted at 21:27 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Oct 14, 2021

顔と自画像

e1

モディリアーニって、
この写真見ると、すごく美男子だったんだね。
マンスフィールドさんに訊いてみよう。

というわけで、
今回はモディリアーニの顔と自画像について(^_^)


e2

これは小学生時代。
どのこでしょう?
わかる気がする。


e3

15歳のとき、1899年作の木炭画。

リヴォルノのミケーレ画塾で
風景画、肖像画、静物画、裸体画を学んでいた時期。
この絵がモディリアーニの手によるものか、
確定はされていないみたいだけど、
カタログの年譜などでは自画像として掲載されている。


「その作品には「A・モディリアーニ」と
はっきりサインされているが、
おそらくは自画像であろう。
たしかに彼の容貌とよく似ているし、
力強さと気品にみちた素描力は、
彼のすぐれた才能と将来性を示している。」
(キャロル・マン 「アメデオ・モディリアーニ」P20)


e4

ロミティ(画塾の仲間)のアトリエでの写真。
やがてフィレンツェではファットーリの経営する
美術学校に入り、人体クラスに登録。
ミケランジェロの彫刻に感動したり、
ピエトラサンタの採石場を訪れて、
この頃彫刻家を志望し、
夏に初めて彫刻作品を試みる、
って伝記にはある。


e5

これは21歳のときの写真とされる。
前年の3月から、ヴェネチアの
国立美術研究所に入学していた。
翌年の1月、パリに出る。

これはよくモディリアーニの紹介サイトなどに
でてくる写真。

イケメンだね。
コクトーがジェラール・フィリップより、
いい男だったといったのは、有名なエピソード(注1)。


e6

「ピエロ」(1915)

モディリアーニは、
肖像画ばかり描いていたのに、
自画像は描かなかったの?

油彩では、たぶん象徴的な意味で、
自画像だっていわれてるこの作品と、
晩年に描いた1枚だけが残されている。

「《ピエロ》には画家に似た外見は
どこにもないが、作品の下方にあるPIEROT
という銘記から、私たちはそれが自画像であると
推測することができる。モディリアニには
ピエロやクラウン、あるいはサーカスの芸人に
扮した自画像の伝統に関する知識があった。
以前、特にパリに到着したばかりの時期に、
彼がもっぱら劇場やミュージック・ホールを
テーマに制作していたことは多くの素描から
明らかである。彼はまた、ピカソが描いた芸人や
曲芸師の肖像画もよく知っていた。こうしたことを
背景にして、また彼が自身について抱いていた
イメージを考慮すれば、私たちはこの作品が
自分を描いたものと推測してもいいように思われる。
彼自身、他人を芸でもてなしながらも、
その本当の性格は謎に包まれた人間に見られることを
好んでいたということも十分にありえるだろう。」
(アネッテ・クルシンスキー「アメデオ・モディリアニ
 裸婦と肖像」P106)


e7

「モジリアニ自画像」(1916)


ほとんど自画像を描かなかったっていうことと、
また友人たちにも自分の肖像画を描かせなかった
っていうのも、謎といえば謎だね。

これはその例外みたいな、珍しい素描。
「モジリアニ名作展」(1968)のカタログの解説によると、
「署名にモジリアニ、キスリングの名が
並んでいるように、これは二人の手によって制作された。
したがってモジリアニの自画像であると同時に、
エコール・ド・パリの仲間キスリングの見た
モジリアニ像でもある。」

なぜ自画像を描かせなかったのか、
キャロル・マンが評伝の中で、
興味深い見解を披瀝している。

「制作中のモディリアーニを他の画家が描いた作品は
一点も残されていない。
今日私たちが見ることができる彼の姿は、
かなり念入りにポーズをした写真だけである。
そうした写真の彼は、たいてい小粋なボヘミアンとして
振る舞っている。
他の画家に自分の姿を描かせなかった理由は、
粗野でやつれた姿のままに描かれるのではないか、
という全く根拠のない心配からであった。
生涯、彼は世間向けの自分のイメージを厳しく守り通して
きたので、そのイメージにはずれるものを、
彼は決して他人に作らせなかった。
ジャンヌが彼を描いたデッサンも、
彼の承認を得て公開された写真を思わせる。
ジャンヌにしても、あくまで超人的なまでに自由奔放な
芸術家としてのモディリアーニを愛していた。
彼に寄せるジャンヌのこうした夢想から、
やがてモディリアーニ伝説の多くが巣立っていくのである。」
(キャロル・マン「アメデオ・モディリアーニ」p266)



e8

「ベッドで読書するモディリアーニ」(1919)

これは前掲の引用文のなかでマンが指摘している、
ジャンヌ・エピュテルヌによって描かれたデッサン。

なるほどねー。
でも美化っていうより、
自分の描画スタイルで、特徴を
よく捉えようとしている感じ。


e9

「アメディオ・モディリアーニ」(1919)

これはジャンヌ・エピュテルヌによる
モディリアーニの肖像画。

ジャンヌは、自身の鋭い目をつきを強調した
個性的な自画像を何枚か残しているけれど、
それらに比べると、またデッサンと比べても、
この作品は、あきらかに系譜が違ってる。
ずっと穏やかで愛情が伝わってくる感じだね。

「彼の承認を得て公開された写真を思わせる」
っていう指摘は、
むしろこの肖像画に当てはまる感じだけど。


f1

「自画像」(1919)

これがモディリアーニの晩年の自画像だね。
この作品については、
いくつか読んだだけ、だけど、
否定的な作品批評(注2)が多かった。
それはおくとして、どうしてモディリアーニは、
これまで描かなかった自画像を晩年に描いたのか。
ジャンヌと娘のためなんじゃない?


解説)
ネットで検索すると、
モディリアーニの写真や絵画はいろいろでてきます。
撮影年次、制作年次、
時にはタイトルも異なるものもあり、
表記はとりあえずのものです。

注1)「彼は、私たちが彼と知り合ったときには、
つねに誇り高く、そして豊かであった。
文字通りに金をもっていたのだ。
そして、友人たちの肖像を描き、
カフェ・ド・ラ・ロトンドでテーブルから
テーブルへとまるで幸福を告げる使者のように
廻り歩いていた。
「彼は美男子だったろうか?ジェラール・フィリップが
彼の役を演じた映画を見てからというものは、
私はずっと疑問を感じているのだ。いや、彼は、
も少しよかったのだ。」」
(ジャン・コクトー「モジリアニ名作展カタログ」の
「モジリアニ頌」より)

注2)
「1919年に制作された油彩による唯一の自画像は、
絵画であれ文章であれ、彼が自身について語った
ものの中でももっとも消極的なものであろう。
この自画像によって彼が表現したかったものは特別に
何もないように思われる。
技量の冴えも見られない。やせた顔はうつろな
仮面のようであり、生気のない目には精神的な
集中力が感じられない。」
(キャロル・マン『アメディオ・モディリアーニ』p264)

「この人物は芸術との戦いでずたずたに引き裂かれ、
傷ついた芸術家を象徴しているようだ。
色彩や形体のよどみない扱い方と、制作中の自分を
きわめてドラマチックに表現した脚色はあるものの、
そこにはモディリアニの力強い説得力がほとんど
感じられない。
この作品が自画像として証言しているのは、
せいぜい使用された絵の具程度のものなのだ。
それはごく薄く塗られており、はかないのである。」
(アネッテ・クルシンスキー『アメデオ・モディリアニ』p106)

「、、、これまで彼が描いてきた作品がいずれも
似通っているなかで、この自画像は異彩を放っている。
画面の大きさ、「モデル」の姿勢、うわのそらで、
私たちに目を向けることなく画面の外の
どこかをみつめる視線、そして色調。
こうした要素によってモディリアーニの自画像は、
モディリアーニが1913年から描き始めたパリの
芸術的な共同体の親しい人々の肖像画と
同じ雰囲気を分かちもっている。
シエナ派の絵のように引き延ばされた顔や、
ほとんど堅苦しいまでに静止した身体。
彼のモデルとなった多くの人物たちも思い起こしているように、
そこには創作するうえでの少しの動揺も、絵画との戦いに
我を忘れて打ち込む姿も、そして夢中になって線を引く
手の動きの端緒さえも、その跡がまったく見られない。
雄弁さも、あるいは内省的な自己との対面も見せずに、
モディリアーニはうわべの無関心さによって彼自身の系譜を
閉じているように見える。それはあたかもぼかしの効果によって
自身を自分のイメージや別の作品に繋ぎ合わせているかのようである。」
(「モディリアーニ展カタログ」所収
ジャクリーヌ・ムンク「モディリアーニの「危険なる美神」」より)
Posted at 21:37 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Sep 14, 2021

出撃まで

c1

怪物は明らかに毒虫の動きに連動していて、
麻痺した兵士だけを狙って何度か出没した。
そこで兵員の交代を繰り返しているうちに、
村は負傷者であふれてしまった。
森からの昆虫の侵入経路をつきとめて、
なんとか封鎖に成功したものの、
すでに侵入してしまった集団が
まだその周辺に潜んでいることが判明している。
昆虫の集団が拡散したり、繁殖をはじめるまえに
駆除しなくてはならないのだが、
もう一息というところで、
動ける兵員が底をつきかけているのが現状だ。
といったことを、ジョー大尉は
いつものていねいな言い回しで説明した。


c2

ちょっと油断しててね、
と悔しそうにいったきり、エルマは
もう声が出せなくなったようだった。


c3

麻痺した兵士が次々と運ばれてくる。


c4

そのとき、
持参したCGの装備品を装着したアイスが
酒場からでてきた。


c5

超合金の甲冑部分が
まばゆく輝いている。


c6

昆虫の集団が潜んでいる区域が
特定されたという報告を受けて
一行はジープに乗り込んだ。
モモコはジョー大尉に
アイスを紹介している。


c7

それはバズーカ砲の一種ですか。
まあその種の兵器です。
正式名称は低反動型速射破壊砲
ファイアースラッガーⅡって
呼ばれています。


c8

やがて、あわただしく
兵士たちが選抜され、
ジョー大尉たちは出撃していった。


c9

一行を見送りながら、
こういう戦争アクション映画みたいな
緊迫した状況設定は、
新しくこの世界に参入した
アイスの好みなのかもしれない。
とジャンはふと思った。


解説)
アイスが装着しているのは、
タカラのクールガールシリーズの、
CG-13の装備品です。
2008年に発売されたフィギアですが、
この世界では、最新鋭装備ということに(^_^)。
Posted at 21:41 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Aug 14, 2021

撮影の準備

f1

曇ってきたし、
そろそろ撮影の準備をはじめようか。
映写会用に、村に戦車隊がやってきて、
しばらく駐屯している、という想定の連作と、
村の窓のある建物ばかりを撮影した画像を、
集めて連作にする、という二つの案を考えていて、
どっちも画像を撮りだめているんだ。
今日はその追加の撮影。どっちがいいかな。
と、ジャンがいった。
どっちも面白そうだね。
と、たまきがいった。


f2

わたしは戦車隊がいいな。
戦車沢山みられそうだし。
とナオミがいった。


f3

エトナさんは?
わたしは個人的には
建物や窓の情景がみたいけど。
もちろんおまかせするわ。

明るいうちに
戦車隊を撮影して、
暗くなったら
家に明かりをともして
建物を撮影すればいいよ。
ふたつシリーズをつくって、
どっちを使うかは、
あとで夏木さんに決めて貰えばいい。
とたまきがいった。

そだね。
今日中に編集すればいいんでしょう。
4人でやれば、きっと楽勝だよ。
とナオミもいった。


f4

かくて4人は庭と倉庫を往復して、
あっというまに、ほぼ車両を並べ終えた。


f5

これで最後かな。


f6

ナオミは戦車のクルーに挨拶している。


f7

エトナは窓の中を覗き込んでいる。


f8

怪我してるのに笑ってるみたい。


f9

足の踏み場もないわこれ。


g1

かくて大まかなセッティングが整い、
撮影がはじまったのだった。


解説)
今回は撮影開始までのスナップでした。
Posted at 21:57 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jul 14, 2021

リリスの望み

a1

たまきさんもナオミさんも
私の家にようこそ。
そのスイカ柄よくにあってるわね。
さすがに、もうすいか食べたでしょう?
とリリスはいった。


a2

さっきジャンが
説明してたように、
わたしはずっとここに住んでるの。
本当は、前の持ち主のその前から、
代々ずっと契約してもらって(^^;)
でも今ここは家っていうより、物置。
頼りになる軍隊はいるけどね(^_^)。
ずっと退屈してたら、
ジャンがジオラマで村をつくることを
思いついてくれたおかげで、
私はそこで遊べるようになった。
あの世界はね。
もともとジャンの空想からうまれたんだけど、
そこにはいろんな力が作用しているのよ。
私やジャンや、エルマを介してジルとか、
もちろんあなたたちの思いも願いも。


a3

さっき、あなた、あちらの世界が
あなたたちを拒んでるっていってたけど、
それはそうじゃない。
まだ準備ができていなかっただけ(^_^)
もちろんこれから準備ができるかどうかは、
あなたたちの心がけ次第だけど。


a4

それで、今日はお願いに来たの。
私のために村に家をたててくれないかな。
そこに私のフィギアをおいて
撮影なんかしてくれると、なお嬉しい。
たしかに私はあなたたちが知らない世界と
つながっているけど、あなたたちが思うほど、
全然万能じゃないのよ。
親ガメの背中に子ガメがのるように、
人形のうえには人形がのっていて、
そのまたうえにもね。
あ、そろそろカメに餌をやる時間だわ。


a5

と謎めいた言葉をのこして、
リリスは去って行った。


a6

なんだったのこんどは。
リリスって、ちょっと怖かったけど、
結局ジオラマの村に家を建ててほしい、
ってお願いしにきただけみたい。
映画の魔女デジャのイメージとは随分ちがったね。


a7

村に家を増やすことは僕も考えていたんだ。
ソーラーハウスの組み立てキットが、
あっちの隅にあるはずだから、
それを使ったらすぐつくれるよ。
紙製だけど(^_^)。
おー、つくろー。
とたまきがいった。


a8

ここからは突然、
組み立てキット「ソーラーエコハウス」の説明です。
これは、屋根の部分にLEDライトのついた照明器具を
はめ込むことができる、段ボールでできた家の
工作キットで、写真のように自由に彩色することで、
インテリアになる、という製品です。
日中に太陽光に当てておくと充電され、
暗くなると自動的にLEDライトが点灯するという仕組み。
対象年齢8歳以上とあり、どうも本来
小学生の夏休み工作などに適していると
思われます(^_^)。


a9

糊も不要でこういう一枚の段ボールを
マニュアルどおり組み立てていくと。


b1

こんな風に完成しますが。


b2

全体に木目シールを貼って、
ソーラー部分は不要なので、
屋根を適当な厚紙にすげかえて着色し、
窓の部分をすこし工作して、
土台のうえにのせ、
ジオラマ風にするとできあがり。


解説)
今回の後半は玩具売り場でみつけた
工作キットの紹介でした。
庭に常設する照明器具で、ソーラーを
利用したものはよく見かけますが、
子供向け工作キットの照明にも
利用されているとは、
ちょっとした驚きでした。
Posted at 22:18 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jun 14, 2021

バーベキューの準備

a0

エリスは電話を受けている。

わかった。
シオンもいるんだね。
うん。ドルフィンに置いてあるやつに
乗っていくわ。
じゃあとでね。


a1

キサラのバービーハウスの裏手には
段差の下にちょっとした草地があって、
階段で行き来できるようになっている。


a2

草地でバーベキューをするので、
道具類を運ぶ作業中。


a3

シオンはペスパで、
蓮池にナマズを戻しに行くところ。

いってきまーすと言っている。


a4

そのころ探偵事務所では、
ケイがやってきて仕事を依頼していた。

サラが散歩にでるといって
外出したまま行方不明なんです。
探していただけませんか。

それっていつからですか。
昨日の夕方からなんですけど。

それでもう捜索願を?
はいサラは散歩好きで公園やコンビニに
よくでかけるんですが、
今回はなんか気がかりで。


a5

あ、あなたがケイね。
私はエリス。サラから話はきいてるわ。
サラなら私の友人の家にいるから大丈夫。
私ちょうどこれからそこに行くから、
心配してたって伝えておくわ。
それからつまんない駄洒落は
ほどほどにしたほうがいいかもね♪
とエリスはいった。

寝起きで一部始終を聞いていた鷲尾翠は、
久々に仕事の依頼にありつけると思ったのに、
ちょっと残念だったが、
また眠たくなったので黙っていた。


a6

そのころ、裏庭では、
キサラは道具類を運び終え。


a7

サラは食材の下ごしらえを
はじめていた。


a8

シオンも蓮池から戻ってきたようだ。


解説)
今回はバーベキューをはじめるまでの、
時間のゆるやかな推移です。
キサラの家の裏庭の草地に降りる段差は、
居間の床と炬燵の高さの段差でできています。
三人が草地でバーベキューをする、ということは、
ナマズ釣りのまえに決めてあって、
ある程度撮影もすませていたのですが、
そこに急遽エリスも参加させたくなり、
あらたな思いつきが加わって、
時間の進行がサラに遅くなっていくのでした。
Posted at 22:28 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

May 14, 2021

ニッキーの衣替え

m1

しばらくぶりに登場したニッキー。
その間に季節もかわったので、
そろそろ、とっくりのセーターを着替えたい。
と思って、衣装箪笥
のまえで思案している。


m2

けれど箪笥の中にあったのは。
ジェニーたちのサイズの服がほとんどで、
どれもこれもきつすぎてフィットしない。
結局、一番奥に仕舞われていた
ジャージを着ることにした。

季節感ない服を着ちゃうと、
着替える気がしなくなって楽だよ。
私なんかずっとパジャマだからね。
と言われている。


m3

翌日、町にでて、
開店したという噂のベーカリーに
行ってみることにした。


m4

なんと途中で、以前同じ部屋で
遊んでいたペギーとベスにであった。
ベーカリーに行った帰りらしい。

あら、私もこれからパン買いに
いくとこだったの。
噂のバケットしっかり買ったよ。
ところでずっと気になってたんだけど、
あのチェスの勝負はどっちが勝ったの?
ふふ、負けた方がパンを買ったのよ。
これから帰って一緒に食べようよ。
そういえばニッキー、なんかかっこいいね。
そのジャージ、「キル・ビル」で、
ユマ・サーマンが着てたのに似てる。
日本刀似合いそう。
などと話している。


m5

部屋に帰り着いて、
3人はさっそくパンを食べはじめている。
最近はなぜかガラスコップで
ミネラルウォーターを飲むのが、
流行っているようだ。

で、チェスはどっちが勝って、
パンはどっちが買ったの?
ペギーだよ。
ペギーってどっちだっけ。

...

m6

ところかわって。

なにしてるの。


m7

冷蔵庫の収納容器をつくってたとこ。
鋏でペットボトトルを輪切りにして、
切り口の周りにビニールテープを巻くだけ。
マヨネーズや小物類を立てて入れると、
取り出しやすいのよ。


m8

なるほど、
これは便利そうだね。
そでしょ。


解説)
久しぶりにドルフィンの二階スペースにいた
フィギアたちに登場してもらいました。
ついでに名前のなかった3人に名前をつけました。
ニッキーはニコル、ペギーはマーガレット、
ベスはエリザベスの愛称だそうです。

冷蔵庫の収納用容器の工作は
以前5月4日に紹介したものの、
フィギア版です。

m9

この撮影のため、
大きなビニールテープから、
小さなビニールテープをつくりました。
粘着力は残っているので、実用にも使えます。
といっても用途は思いつきませんが。
Posted at 21:56 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Apr 14, 2021

二人の帰還

a1

居間と玄関にはそれぞれフィギアが飾ってあった。


a2

いつ設置したのか、忘れてしまっていたが、
記録をみると、赤いナップザックを買ったのが
2015年秋なので、たぶん5年くらい前からのこと。

この二人がオーナーの思いつきで、
町に戻ることになった。


a3

帰る途中で日が暮れてしまい、
森林地帯に迷い込んだようだ。


a4

暗い水を湛えた池面がみえる。


a5

赤いナップザックの人も、
森に迷い込んだ様子だ。


a6

雨降ってないよ。
早く町に帰ろう。
などと言い合っている。


a8

二人はなんとか森を抜けて、
5年ぶりに町に帰りついた。
みなれない町の景色に、
ちょっと戸惑っている。


a7

まず珈琲でも飲みたいね。
雨はふっていないみたい。
などと言い合っている。


解説)
居間で屋外風景をつくってみようという、
思いつきのついでに、
観賞用に飾っていたフィギアたちを、
回収することにしました。
そのプロセスだけで、
エピソードをつくってしまうという、
安易さ満開のいつもの展開です。

付記)
赤いナップザックは画像に写っていませんが、
赤いパーカーの人が背負っています(^^;)。
Posted at 22:00 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Mar 14, 2021

わたしの名前

g1

さっき見てた夢、
フローラって女の人が
でてきて。
などと話していると。


h1

私のこと呼んだ?
と女の子がやってきた。

いいえ。
と応えると、
女の子は帰っていった。


f1

きれいな花、もう春なんだね。
ローマ神話では春の女神はプロセルピナ。
春と花の女神はフローラだね。
などと話していると。


f2

私の名前呼んだでしょ?
と女の子がやってきた。

呼んでないけど。
と言われて、
女の子は帰っていった。


n1

お湯がもうない。
このやかんが沸いてるよ。
やかんといえば、
リカちゃんのおばあちゃんの家。。
そういえばフローラどうしてるかな。
とジェニーとたまきが話していると。


h2

私のこと、呼んだ?
と女の子があらわれた。


d1

うんうん、
今噂してたとこだよ。
やた。


e1

ということで、
めでたしめでたし。


解説)
ジェニーフレンドのフローラが、
久しぶりに登場です。
フローラは、2006年1月29日の
「剣と魔法の国 そのに 王との謁見」に、
侍女のひとりとして黄色いドレス姿で、これがたぶん初登場。
2008年2月の「趣味のあれこれ」のプチバーガーシリーズや、
2008年7月からの「おばあちゃんの家」シリーズの後半
(なぜやかんからフローラを連想したのかが、わかります(^^;))の他、
他にも時々登場してました。
ジェニーフレンドのヘッドは20数名分保有しており、
フローラ探しがけっこう大変でした(^^;)。
Posted at 17:22 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Feb 14, 2021

ドルフィンの訪問者

a3

埃をかぶったハーレークラシックを整備して。


a4

一息ついていると、
のこぎりを持った女性がやってきた。
工作させてください。
といっている。


a2

板をのこぎりでひきはじめた。
さいきん腕がなまってしまって、といっている。


a1

常設情景セットは、二階建てになっている。
この正面に壁面をとりつけると、1/6スケールの
ドールハウスの外観となるのだった。
このセットが完成したのは、2005年のことで、
2005年12月3日「家の撮影」の掲載画像がある。
築10年と書いていたが、正確には15年だった。

このセットは、テーブルの上に作られていて、
画像の左側が部屋の南向きの窓側にあたり、
その手前に横板をさしわたしていて、
そのスペースを主に屋外風景撮影に使用していた。
街路になったり野原になったりしたのだった。
でもこういうことは、制作者しかしらない。
ジェーンは二階にはたまにしか登ってこないし(^^;)





Posted at 21:32 in n/a | WriteBacks (0) | Edit
March 2024
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
         
           
Search

Categories
Archives
Syndicate this site (XML)

Powered by
blosxom 2.0
and
modified by
blosxom starter kit

新規投稿