Dec 13, 2021

ツリーと再会

c1

それで、どんな様子だった?
ロボットを開発しているのでは、
というのは考えすぎだったようで、
ちょっと変わった置物趣味の人たちでした。
頭蓋骨もごくふつうのレプリカでした。
というか、本物みたいでもありましたが。


c2

ただ、こんな球状の磁石のような物体が
頭蓋骨の頭頂部に埋め込まれていたので、
お借りしてきました。
内部構造を研究所で調べてみます。
ふむ。


c3

おや、いつもペンギンでアルバイトしてる子だ。
こんばんは。めずらしいね。


c4

ドルフィンの倉庫に
クリスマスツリーが入ったって
連絡があったので、
受け取りに来たの。


c5

黒いモミの木しかなくてね。
でもキラキラしてきれいだよ。


c6

わたしももらいにきたの。
とエリスがいっている。


c7

小麦粉まぶすと、
パウダースノーみたいになるかな。
やってみる?


c8

アルバイトの女の子は
ツリーを運んで帰る途中で。


c9

旧友にであった。
ハローはるな。
レイ?


解説)
思いつきで
アルバイトの女の子のフィギアヘッドに
はるな、という名前をつけました。
友人のレイと再会した、
という設定ですが、
レイのヘッドは初登場です。
Posted at 21:15 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Nov 13, 2021

スタンドライトとガーリックオイル

f1

ダイソーで
スタンドライトを買ってきた。

お、ほんのりと明るいね。


f2

ちょっとお腹空いてきたなあ。
じゃあ、そのライト片付けて。
おにぎりとチキンサラダでもつくるわ。


f3

ガーリック風味はお好き?


f4

ニンニクを
みじん切りにします。


f5

サラダオイル(オリーブオイルでも)
を火にかけます。


f6

みじん切りにしたニンニクを入れ、弱火で
狐色に色づくまでじっくり揚げます。
(ニンニク1個に、
オイル1カップの割合)


f7

冷めたらオイルを容器に移しかえて、
ガーリックオイルのできあがり。


f8

風味のついたオイルは
そのまま普通の油同様、
炒め物や揚げ物、
サラダのドレッシング
などに使います。

揚げたニンニクは、
トッピングとして利用します。


f9

どんどん食べて。


解説)
スタンドライトは三百円でした。
単三電池3本(別売り)を使用。
ガーリックオイルは、
作っておくと、いろんな料理に使えて、
便利です。
ガーリック風味がお好きなひとに
おすすめです。
Posted at 21:53 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Oct 13, 2021

男性の肖像画

e1

つぎは男性の肖像画だね。
マンスフィールドさんに
話してもらわなくちゃ。

ということで。。。


e2

「チェリスト」(1909)

「1909年にモディリアニが描いたチェリストの
肖像画は習作というより大作であり、
構図や色彩の選択にはっきり見てとれるように、
セザンヌの絵画を思わせるものになっている。
、、、セザンヌに対するモディリアニの尊敬の念は、
画面の構図にはっきりと表れている(注1)。
彼が採用したのはセザンヌの遠近法や色彩ではなく、
むしろその垂直線の用い方であり、また真正面や
真横から対象をとらえる厳格さだったのだ。」
(アネッテ・クルシンスキー「アメディオ・モディリアニ 裸婦と肖像」P20)

まだ彫刻にうちこむまえの作品だね。
これ肖像画?
そこはそれで。


e3

「男の頭部」(1915年頃)

カタログの解説では、
第一次世界大戦が勃発するまで
パリに住んでいたポルトガル人の画家、
ジョセパシェコの肖像ではないかと
推測される、とされています。

「この作品は、肖像画というよりはむしろ
あるひとつの象徴に近いものである。
そのこわばった暗い表情や、単なる黒い穴として
表された目からは、モディリアーニが原型として
心に抱いていたプリミティブな仮面を
思い起こさずにはいられない。」
(「モディリアーニ展」カタログ作品解説P116)

彫刻を断念して絵画に専念しはじめたのが
1914年。その翌年に描かれた肖像画。

「男性のモデルの場合は、
のちに著名になる芸術家や文学者、
それに美術愛好家や画商などが多かった。
彼らは1910年代半ばから30年代前半にかけて、
モンパルナスやモンマントルにたむろしていた。」
(「アサヒグラフ別冊モディリアーニ」作品解説p90)


e4

「画家マニュエル・ウンベール・エステーヴの肖像」
(1916)
バルセロナ出身の画家。

「まさしくイベリア人的な厳格さや、やせてとがった
メランコリックな顔立ちが、背景の暗い赤褐色によって
さらに引き立って見える。モディリアーニはこの手法を、
本作を描いた1916年によく用いている。」
(「モディリアーニ展」カタログ作品解説P124)

どこかでみたことある、
と思うから、きっと似てるだろうな、
と思うのかな。


e5

「ヴェルホルスキ伯」(1917)

「表現主義的で、はっとさせる力強さをもつ
この驚くべき肖像画は、レオン・ポナの生徒であった
カジミール=ジュール・ヴィエルホルスキ伯を
描いたものだろう。
ヴェルホルスキは、世紀の変わり目に活躍した画家で、
彼の手になる油彩画がフランスのいくつかの美術館に
所蔵されている。
彼は、建築家ユルトレとともにパリのレストランの
室内装飾の仕事をしていたが、
モディリアーニと出会い、モデルとなった。」
(「モディリアーニ展」カタログ作品解説P136)


e6

「コンスタン・ルプートル」(1917)

「額装屋で画商のコンスタンス・ルプートルは、
モデリアーニに60フランを用立てたところ、
その埋め合わせとして肖像の制作をもちかけられ、
ポーズをとることを了承した。ルプートルが、
貧困にあえぐモディリアーニを哀れに思って
いたことはあきらかである。」
「ルプートルは、座って膝の上で手を組むという
伝統的なポーズをとっている。しかし、
構成の厳密さや、細部の描写、顔の表情、背景と上着の
色のグラデーションといった点にかなりの注意が
払われているにもかかわわらず、ここには
日付も書き込みもなく、署名も記されていない。
それゆえに、疲れて嫌になったモディリアーニが、
途中で描くのをやめてしまったような印象を受ける。」
(「モディリアーニ展」カタログ作品解説P148)


e7

「つえを突いて座る男」(1918)

これは、第二次大戦中にナチスによって
略奪された絵画で、
2016年に「パナマ文書」がきっかけで、
所有者が発見され、話題になった作品。
推定価格は2500万ドル(約27億円)。
!!


e8

「ロジェ・デュティユール」(1919)

「デュティユールは洗練された趣味をもつ大資産家で、
モディリアーニの初期の作品をかなりの安値で
入手したことが知られている。」
「1919年のこの作品では、抑えめの色調や
とても薄い塗りのマチエール、少し頭をかしげた
ポーズなどから、モディリアーニにとって
2番目のこの熱狂的なパトロンが、権力者でありながら
親切な心の持ち主であったところがうかがえる。」
(「モディリアーニ展」カタログ作品解説P192)


e9

「マリオ・ヴァルヴォーリの肖像」(1919)

「彼(モディリアーニ)の側にはジャンヌが黙って座り、
ただ彼を見つめているだけだった。
彼女は医者に見せようともしなかった。
マットレスには、空になった酒の壜が散乱し、
イワシの油漬けの缶詰が半分開けられたまま
置かれてあった。
彼は咳き込んで血を吐いたが、
その部屋は凍るほどに寒かった。
イーゼルには、まだ絵具の乾ききらない
ヴァルヴォーリの肖像画があった。」
(キャロル・マン「アメデオ・モディリアーニ」P272)

これはモディリアーニの死の一週間ほど前のことで、
このあと連れてこられた医師に結核性髄膜炎と診断され、
意識不明になって病院に運ばれたモディリアーニは、
そのまま意識が回復することなく、
1920年1月24日土曜日の夜8時50分に逝去する。

ヴォルヴォーニは、ギリシャの音楽家で、
1917年に描かれた素描や、
1920年の新年を共に居酒屋で過ごした際の
素描も残されている、最後の飲み友達といわれる。

この肖像画を最後に手がけていたんだね。


解説)
黒っぽい服装の肖像画が多くなりましたが、
なるべくカタログで作品解説や
エピソードのあるものを集めてみた
偶然の結果でした。

(注1)セザンヌへの傾倒ぶりについて、
1906年のはじめ、モディリアーニは
セザンヌの「赤いチョッキを着た少年」の
水彩による模写を作り、いつも持ち歩いていて、
会話がセザンヌに及ぶと、ポケットから
そのぼろぼろになった複製をとりだして、
聖像のように掲げてキスをしたという逸話が
キャロル・マンの評伝「アメデオ・モディリアーニ」
(P65)にのっていました。
Posted at 21:39 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Sep 13, 2021

アイスと一緒に

b1

サラはぬいぐるみをもらって
部屋に帰ってきた。

なにたべてるのかな。


b2

リーメントのプチサンプル
「優勝!お一人様飯」の
「6.スーパーと俺の最高合作」の
アイテムです。


b3

このこ、よろしくね。


b4

モモコと待ち合わせたアイスは
大きなバッグを背負ってやってきた。
装備一式と虫寄せスプレーを
調達してきたという。


b5

ジャンの倉庫につくと、
エトナも待機していた。
すっかりコスプレモードに
なっているようだ。


b6

リリスの酒場につくと、
麻痺した兵士たちが運び込まれていた。


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エルザも酒場の隅に寝かされて
固まっている。


b8

女性兵士は、口がきけず、
もどかしそうな顔をして
ジャンをみている。


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駆除の成果はあがっているが、
こちらも見ての通りだ。
とジョー大尉はいった。


解説)
プチサンプルのアイデア。
市販の焼き鳥を利用して、
親子丼をつくるというのは、
やったことがなかったですが、
焼き鳥のレバーを、
レバニラ炒めにそのまま利用するのは、
最近何度か試みて、
おいしく食べていました。
Posted at 21:02 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Aug 13, 2021

あれこれのかいわ

b1

サラがペンギンに行くと、
店にはオルセン姉妹がきていた。
さっそくコーラを注文しているところ。

昨日はあれからどうしたの。
夜までいて噴水みたよ。
いいなあ。
スイッチは何処にあったの?
などと話している。
四人とも昨日の水遊び友達なのだった。


b2

レイアとアイスはベーカリーにきていた。
アイスは早朝にバギーを
CGの本部に返してきたばかりで、
少々寝不足のようだ。

これからしばらく天気が崩れるらしいから、
タイミングよかったね。
などと話している。


b3

これはなに?
一人乗りの電動スクーターだよ。
レンタルの二輪車や車が
人気で不足気味なので、
以前ロボット研究所で開発してたのを
もらってきて改造してるんだ。
(2009年6月28日「夢見る機械 そのいち」に、
ちらっと登場しています。)


b4

これ面白そう。


b5

いつも涼しげでいいね。
骸骨は、お盆なので帰省してきます。
といっている。


b6

ジャンの倉庫では、
みんなで懲りずに
夢見の水をのんでいた。


b7

これって。
「Welcome to MARWENCOL」
2016年に出版されたアートブックで、
マーク・ホーガンキャンプ氏と
クリス・チェレンさんの共著なんだ。
「マーウェンコル」の情報が、
いっぱい掲載されている。
それって何ですか。
とエトナが聞いた。


b8

エトナさんは、映画「マーウェン」を見た?
いいえ。まだ見てないです。
そっか。説明するとね。
と、たまきは話し始めた。

ロバート・ゼメキス監督の映画「マーウェン」
(原題「WELCOME TO MARWEN」)は、
マーク・ホーガンキャンプ氏の実話が元になってるんだけど、
タイトルになってる「マーウェン」というのは
マーク氏が庭に作った1/6サイズの架空の町の名前で、
映画では最後に「マーウェンコル」という名前に変わるの。
それも事実に基づいていて、
実際にマーク氏は、今は「マーウェンコル」という名前の町を
つくっている。この本は、その解説書っていうことでしょ。

うん、この本が出版されたのは2016年。
ゼメキス監督が2018年に公開された映画「マーウェン」を
製作する直接のきっかけになったという、
2010年に作られた「MARWENCOL」っていう
マーク氏の生活を追ったドキュメンタリー映画があるんだけど、
その4年がかりで製作されたというドキュメンタリー映画の
監督のジェフ・マリンバーグ氏の奥さんが、この本の
マーク氏との共著者になっている、
クリス・チェレンさんということみたい。

なんかすごい背景事情があるんですね。
とエトナはいった。


b9

三部構成になっていて、
第1部は、マークさんが、
マーウェンコルをつくるきっかけになった、
暴行の被害者になった事件が書かれていて、
第2部はマーウェンコルの町の詳しい様子や、
登場するキャラクターの紹介など。
第3部はマーウェンコルを舞台にした、
7編の写真ストーリーが収録されている。

その見開きページ、台詞も入っていて、
アメコミの写真版みたいで面白そうだね。
と、たまきがいった。


解説)
今回は、常設の町の
あちこちでの会話をのせてみました。

m2

ジャンの注文した本の実物です。
これはアマゾンから
英国のブック・デポジトリーという
オンライン書店に注文して入手しました。
Posted at 21:49 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jul 13, 2021

リリス

a1

三人は倉庫で、また不用意に
夢見の水をのみながら、話の続きをしている。


a2

ねーわたし、ちょっと考えてみたんだけど、
と、たまきがいった。
このお水の作用で、あっちの世界と
偶然、接点がうまれたんだとして、
あっちの世界の人たちっていうより、
あっちの世界全体にとって、
私たちは部外者でしょう。歓迎されてるわけじゃない。

なんせ戦争中だからね。
それもあるけど。あっちの世界にとって、
部外者の介入は迷惑なんじゃないかな。
それで私向こうにいってもすぐに、
こっちにもどされたんじゃないかなって。


a3

ドイツ軍がジョー軍曹の乗ったジープを狙ってて、
たまきはそのジープに乗ってて、まきこまれた。
ただの偶然の不運じゃないの。
とナオミがいった。
起きたことの説明としてはそうなんだけどね。

だったらどうして、
たまきはむこうの世界にいけたの。
入り込んだたまきを排除できるんなら、
最初から入れなければいいんじゃない。
きっとそこまで万能じゃないんだよ。
ウィルスと免疫系みたいな関係だといいたいのね。
いまだれがいったの。
わたしじゃないよ。


a4

あ、ジャンさん。
この古そうなケースにはいってるフィギア、
映画「マーウェン」にでてくる
ベルギーの魔女デジャによく似てるね。
緑色の髪だし。黒いドレスだし。


a5

ああそれね。僕も映画をみて驚いたんだ。
そのフィギアは、もともとここにあったもの。
リリスって名前もついてるんだ。
由来を話すとちょっと長いんだけど。


a6


僕がここのバービーハウスを買って
住むようになったのは、
ジオラマの資材やフィギアを置ける
この倉庫つきだったからなんだけど。
家を買う時の条件として、このフィギアを
捨てずに、この倉庫に大事に保管しておくこと、
って、前の持ち主から言われたんだ。
ふーん。
前の持ち主は、人形のコレクターで、
この倉庫をコレクションの保管場所にして、
人形の家って呼んでた。
それで、このフィギアもその人の
コレクションのひとつだったんだけど、
どうしてもリリスが、
ここに住み続けたいって言うので、って、
冗談みたいなことを言われて、
そんな変わった条件つきで、
家を買ったんだ。

そういえば、マークさんの
ドキュメンタリーのスチール写真にも、
このフィギアによく似た緑色の髪の
女性フィギアが写ってたね。
あれが映画「マーウィン」のデジャの
原型なんだろうなって、思ってたんだけど。
とたまきがいった。

うん、僕も見てそのときは
そう思ったのを思い出した。
なぜだろう。なぜかそのことも、
すっかり忘れてたよ。
とジャンは言った。


a7

なんだか、話がドラマっぽく、ふくらんできたね。
この由来のあやしいフィギア、リリスに、
魔女デジャみたいな超能力がやどってるなら、
この倉庫で起きたこととも関係がありそう。
リリスの由来をたどると、
「死霊館シリーズ」のアナベル人形みたいになるのかな。
それって、こわすぎ。
とたまきがいった。


a8

と、そのときドアをかるく叩く音がして,
女性がはいってきた。


a9

ジャン、私のこと、
やっと思い出してくれたのね。


解説)
映画「マーウェン」や、とくに、
マーク氏の作品を紹介している
ドキュメンタリーのスチール写真で、
緑色の髪のフィギアをみたとき、
思わず親近感がわきました。
スチール写真のその緑の髪のフィギアヘッドは、
なんとクールガールシリーズのもので、
偶然、私も所有していたからです。
また、私も映画「マーウェン」の
魔女デジャの設定のように、
他のフィギアとは別扱いして、
ずっと寝室の本棚に飾ってあったので、
そんなところも似ていて楽しかったです。
もっとも別扱いしていた理由は、
映画での設定のように
特別な思い入れや魔力のせいではなく、
やはり特徴的な緑の髪の色のせいで、
飾っておくには綺麗だけれど、
ふだんのアクションには使いにくいからでした。

それで、同じようにに派手な
オレンジ色の髪のクールガールと一緒に、
ピエロの扮装をさせて、
ファッションドールのように
飾ってあったのでした。

cg
この本棚の上の一画にはピエロの人形ばかり
置いてあります。

今回はそういう経緯で、
このヘッドのフィギアを出演させたくなり、
急遽ミニサイズのフィギアも
つくってエピソードに仕立てたのでした。
こういうことをしていると、
話がややこしくなるばかりですが、
そこはそれで(^_^)。
Posted at 22:05 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jun 13, 2021

はすのいけ

c1

迷いの森にほど近いその池は
蓮が池面に繁茂していて、
普通に蓮池と呼ばれていた。


c2

さっそく池の縁に陣取った三人は、
真剣に池面に目をこらしている。


d2

ちいさい魚はいるみたいだけど、
なかなかかからないね。
こうしてぼーっとしてるのも、
釣りの醍醐味だよ。


c3

しばらくときがたって、とつぜん、
釣り糸がぴんと張りつめた。


c4

大きなナマズがくいついたようだ。


c5

池面は波立ち、
ナマズはしきりに暴れている。


c6

根比べのすえ、
消耗したナマズを、ようやく
シオンが網ですくいとるのに成功した。


c7

ひゃ。といっている。


c8

そのナマズどうするの?
一週間くらい泥抜きしてから、
天ぷらに。
。。。
というのはうそ。
魚拓とったら逃がしてやるんだ。
これってビワコオオナマズで
美味しくないし。


c9

ナマズの魚拓とって、
池にかえしてから、
バーベキューでもやろうか。
さんせい。
だったら人数多い方が楽しいから、
エリスも呼ぼうよ。


解説)
釣り竿セットは、リーメントの
「なつやすみ」(2006年6月発売)の
「8.はじめての釣り」を使用しました。
釣り竿の先に竹箒の小枝を接続して、
長さを延ばしています(^_^)。


d1

ナマズはチョコエッグの
ビワコオオナマズです。
Posted at 18:46 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

May 13, 2021

帰りついて

u1

レイアはジョギング中。


u2

あ、そうだ。
階段のところで、
モモコと待ち合わせしてるんだった。


u3

赤いナップザックありがとね。
随分役にたったよ。
と言われている。


u4

そのあと、
レイアがルルと
立ち話をしているとき、
ナップザックの中から。


u5

一匹の蝸牛が逃げ出した。


u6

レイアは気づかないまま、
ナップザックを背負い、
またジョギングをしようとして、
隣の椅子に座っていた、
男性に声をかけられた。

おじょうさん、
景気づけに一杯やってくかい?
う。もち、いただきます。


u8

CGへの報告書を書き上げ、
しばしの休息をとって、
アイスはベーカリーに顔をだした。

フレイム、どしたのその格好。
お店が思いの外人気なので、
本気出すみたい。
銀河食堂思い出すね。
今、キムチ入りパンを考えてる。

などと言っている。

ルビーがちょっと話が、
と言った。


u9

森の探検の件、行方不明者が帰ってきて、
軍もCGも感謝してるみたい。
でも救助したのがアイスたちだと公表すると、
CGが禁止令を破ったことになるから、
表向きは、行方不明者たちが
自力で生還したと発表するそうよ。

うん。それはミッションでは
よくあることだからいいんだけど、
あの森自体、謎が多かった。
帰り道でそれまで無かった滝があったり、
都合良く行方不明者たちに会えたのも、
偶然なのかどうか。

それってなにかの意志が働いているってこと?
ほかにどんなことがあったの。

それはね。
といいかけてアイスはだまりこんだ。
モモコの夢の具現化であるような異世界の景観。
テレパシー能力をもつ不思議な生き物との出会い。
CGへの報告書には記載しなかったことで、
いくつもの印象的な体験の記憶が蘇ったが、
いちばん伝えたい肝心なことは
うまくことばにできそうもないのだった。
いつかもうすこし整理できてから話すね。
とアイスは言った。


g9

なんか大きくてきれいな蝸牛がいるよ。
どこからどうやって来たんだろう。
そういえばもうすぐ梅雨時だからね。
そうか、きっとそうなんだね。
と、ちょっと意味不明のことを言っている。


解説)
今回は、帰還後の二人の様子です。
蝸牛は飛び入り参加ですが、
今のところ人畜無害の様子です。
Posted at 21:59 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Apr 13, 2021

ジェットとスポーツシーン

a1

ひとは私をジェットと呼ぶ。


a2

アクション俳優のジェット・リーに、
すこしだけ似ているかららしい。


a3

ジェットは、どんなスポーツが好き?


a4

野球とか。


a5

サッカーとか。


a6

スキーとか。


a7

マラソンとか。


a8

スキューバダイビングとか。


b1

アイススケートとか。


b2

スケボーとか。


a9

ついでにクラシックバレーとか。

よく思いつくね(^_^)
スポーツは何でも好きだけど、
この町にきてから、
どれもやったことないなあ。

どんなことしてたの?


s5

ジェットは、
春節に肉まんを食べたことくらいしか、
思いつかなかった。


t1

そうだ肉まん買いに行こう。
♪。

解説)
今回は過去の画像から、
スポーツシーンを集めてみました。
並べてみると、われながら、
いろいろなスポーツシーンで遊んだものだなあと。
ただ全体を通してみると頻度はあまり高くなく、
その時々の思いつきで単発的に
アップしていたのが実感されます(^^;)。


b4

また今回は名前の無かった男性フィギアに、
ジェットというニックネームをつけてみました。
これも私としてはなつかしい再掲画像です。
Posted at 22:12 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Mar 13, 2021

ジェーンのひな祭り

a2

夜のキッチンのテーブルの上で、
桃風味飲料の数に圧倒されているジェーン。

桃の蒟蒻ゼリーを借りたジェーンは、
お花見に行こうと思った。
もうすぐ靴箱の上のひな人形が、
仕舞われてしまうのだ。


a1

立てかけてあった蛍光灯の管を伝って、
急傾斜をものともせずにによじ登ると。


j6

ももの花はちょうど見頃だった。


a5

オーナーの消し忘れた玄関灯の下で、
静かに更けていく早春の夜。
木彫りのカメレオンもライオンも、
喜んでいるようだ。


解説)
蒟蒻ゼリーは、ふだん食べ付けない食品でしたが、
このところ桃風味の飲料のマイブームが続いており、
ピーチ味というのに惹かれて買ってみました。
ORIHIROの「ぷるんと蒟蒻ゼリー」は、
一袋分が少量なので、ちょっとものたりなくて、
つい次々と手をだしてしまいます。
ジェーンにとっては持ち運びに手頃な大きさ(^_^)。
Posted at 21:46 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Feb 13, 2021

鏡台のある部屋

a9

これは今年の元旦に撮影して、
「吸殻山日記」にアップした画像のバリエーション。


a8

インテリアをすこし変えて撮影したみた。


a3

このチョコ、誰にあげよう。
といっている。


a6

思案中のようだ。


a4

この常設の撮影スペース、
築10年を超えており、
煙草のせいで壁紙がうっすらと黄ばんでいる。
Posted at 20:42 in n/a | WriteBacks (0) | Edit
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