Dec 16, 2021

昨日のつづき

a1

新しい手袋、ロボットの手につけてたら、
お父さんが感触を確かめたいっていうから、
ボディに乗せてあげたら、
外出してくる、って言って
出て行っちゃった。
ぼく、捜しに行ってくる。

いってらっしゃい、
といわれている。


a2

そのころペンギンでは。

紅葉見に来てよかったよ。
すごくきれいだった。
うん数日だけだけど。
あら、アンナは?
サラの家に遊びに行ったよ。

ふたりとも、
いつも楽しそうでいいわね。
とマスターのマリーネがいった。


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そうかな。
といっている。


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そのころベーカリー前では。

暖かそうな毛糸の手袋ですね。
うむ。
あ、おとうさん。


a5

ねえ、もうかえろうよ。
うむ。


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サラたちの部屋には、
アンナが遊びに来ていた。

久しぶりだね。
思い出せないくらい久しぶり。


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アンナはいつも
楽しそうでいいわね。


a8

そうかな。
といっている。


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そこに骸骨親子が帰ってきた。
ただいまー。
お父さんの体、
玄関脇に立てかけといたから。
すまんなあ。


解説)
レイとアンナのヘッドを
アップで紹介した他は、
流れのままの展開です。
Posted at 20:42 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Nov 16, 2021

図書館へ

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今日は本の返却日。


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柿の木がすっかり葉をおとしている。


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柿の実だけが残っているね。
野鳥は食べに来ないのかな。


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図書館はもう間近だ。


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本を返して、
ふつうに本を借りてきた。


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気持ちいいね、
といっている。


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サザンカの花


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蝋細工みたいな質感で
写っていた。


解説)
高い枝に柿の実をみつけて、
秋の景色をながめただけで、
なにもおきない日でした。
Posted at 21:53 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Oct 16, 2021

婦人の肖像画

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若い女性の肖像画と婦人の肖像画って。
どこで区別するの。
この「女の肖像」も含まれるのかな。

目安は絵の印象や作品のタイトルかな。
かなり恣意的な区別です。


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「CD夫人」(1916)

このモデルは、
CDというイニシャル以外、
何も知られていないという。

「束ねられた髪や、きちんと整えられた髪型から
察するに、おそらくこの絵は注文を
受けて制作されたものだろう。」
(「モディリアーニ展」作品解説P122)


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「ミノウチャ」(1917)

若い人なのかもしれないね。


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「ジョルジュ・ヴァン・ムイデン夫人の肖像」(1917)

「正面向きに座っているが、
右側にのばされた両腕の表現が面白い。」
(「アサヒグラフ別冊モディリアーニ」解説P93)

たしかに。
距離をおいて見ると、
ドジョウすくいのような動きが。
たまきさん、その形容はどうでしょう。


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「黒い瞳の女」(1918)

「モディリアーニ展」作品解説では、
「このモデルのみせる表情はすこし厳しく」、
ジャン=ポール・クレスペルの
『モディリアーニ、女性、友人、作品』の
中の言葉を思わせる、として引用している。

「モデルが気に入らないとき、
他の多くの画家たちのように不平をこぼすかわりに、
彼はモデルに見てとったブルジョワ風の
威厳あふれる表情を誇張することで復讐するのだった。」

またこの作品は「モディリアーニの多様性を
最もよく伝えてくれる作品である。」とも記している。

見方はいろいろだね。


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「アメデ夫人」(1918)

この作品もモデルに不満があったのかな。
腰に当てた手は存在感を主張してるみたいだけど、
顔はどことなく悲しげにもみえる。


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「美しいスペイン人」(1918)

まなざしから表情に注意が向いて、
忘れられない印象をのこす作品。

ちょっと目を黒く塗りつぶしてみて。
そんなことを。


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絵の印象が、表情より、全体にむかう。
色調の調和や構成がすごく
しっかりした作品だってわかるね。


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「ピンクのブラウス」(1919)

自分がiいま描かれているっていうことへの
自意識みたいなものがでてるのかな。
なにか別のことを思案してるようにもみえる。


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「イタリアの女」(1918)

「、、、モデルは、モンパルナスの
カンパーニュ=プルミエ街にあった
簡易食堂「ロザリアの店」の
女主人ロザリア・トビアだと言われている。
モディリアーニはイタリア出身の彼女の店に
足繁く通っていた。彼女の方もモディリアーニに
親近感を抱いており、ときどき彼の絵を受け取っていた。」
(「アサヒグラフ別冊モディリアーニ」解説P93)

アンドレ・サルマンの評伝「モディリアニの生涯」には、
モディリアーニたちのいきつけの店だったらしい、
この店や女主人のことが親しみをこめて描写されています。

「 ロザリーの店で芸術家たちは自分の家にいるような
気分になった。そう言っているのは彼女自身だが。」
「、、、。ちょうどその時太ったおしゃべり女は、
棚の白い皿に出しておいたチーズを
試食しようと地下倉から這い登ってきた鼠を、
雑巾を大きく振り回して追い出そうとしている
ところだった。」(p172-173)

評伝では気さくで人情家だった人みたいだけど、
この絵では神妙にしてる感じだね。


解説)
婦人の肖像、というより、
表情にそのひとの性格や特徴が
でている作品を集めた感じになりました。
Posted at 21:45 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Sep 16, 2021

日が暮れて

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岩場や森の中から
かなりの間をおいて
手榴弾の爆裂音が何度も響き、
そのたびに煙が立ち上るのがみえた。
やがて日が暮れた。


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毒虫発見。
と兵士が叫んだ。


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灌木の茂みがざわついている。


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茂みをかきわけて、
全身毒虫にたかられた状態で
アイスが姿をあらわした。


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私を撃って。
とアイスは言った。


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兵士たちは一瞬躊躇したが、
撃てっ、という
ジョー大尉の号令とともに
アイスめがけて、
いっせいに機銃掃射が浴びせられた。


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アイスは衝撃をこらえて
立ちつくしている。
なるべく虫を狙ってね(^_^)。
とアイスが叫んだ。


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あのボディスーツ、
なんでできてるのかな。
びくともしないね。
といっている。


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一斉掃射によって虫の集団は死滅し、
アイスは一行に合流した。

ほとんど駆除したけど、
手榴弾がきれちゃって。
残りは、今の手でかたづけましょう。
とアイスは言った。

エトナは再度虫寄せスプレーを
アイスに噴霧している。


解説)
この作戦も、ほかに
やりようがありそうなものですが(^^;)。
Posted at 21:49 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Aug 16, 2021

夜の窓

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夕方に四人は庭に出て、
ジオラマの家々に照明器具を設置し、
日が暮れてから撮影が行われた。
倉庫でさっそく編集が行われている。
三人はアートブックやアルバムを見ているようだ。


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ジャンが編集を終えた連作画像を、
みんなに披瀝している。
「夜の窓」というタイトルに、
してみたんだ、とジャンが言った。


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これは村の夜景を撮影した画像集です。

わーさすがに
村中に明かりが灯ると賑やかだね。
と、たまきがいった。


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この建物は元は村長の住居でしたが、
軍の士官たちが借り上げて使っています。



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誰かを待っているようす。
っていうか、
こっちみて笑ってるよ。


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ここは農家でしたが、
やはり兵士たちの宿舎になっています。

プラ棒で作ってあるっていう家だね。
ジャンの力作じゃん。
地面にこぼれる明かりがきれい。
と、エトナがいった。


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窓辺から夕食に集う兵士たちの
賑やかな会話が聞こえてきます。

これは裏手から撮影した画像だね。
こっちにも窓があったんだ。


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道路を挟んだ正面にあるのは、
軍の司令部として使われていた民家。

ああ、あの家なにかと問題。
拠点だからね。
手前の家の兵士たち、
立ち話してるのかな。
地面の明るみもいい感じ。
とエトナが言った。


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軍用車のヘッドライトが
舗道を照らしています。

あ、シュピムワーゲンの登場だ。
とナオミがいった。
これ、私が後ろから、
懐中電灯で照らしてたんだよ。
と、たまきがいった。
ライオンの壁泉から
落ちる水、すごくリアルですね。
とエトナがいった。


解説)
連作「夜の窓」は続きます。
Posted at 21:56 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jul 16, 2021

ビストロにて

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長かった一日も夕暮れがせまり。


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アルのビストロについたときは、
黄昏時。テラス席ではキサラとシオンが
アルバイトをしていてた。


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キサラがナオミたちに気がついたようだ。


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なぜかジュリー・ロンドンの
ジャズナンバーの流れる
店内は満席状態で。


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オーナーのアルがじきじきに
給仕をしている。
といっても客はジムとメイヴィスで、
親しい友人たち。


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郊外に住むバービーたちにとっては
近場なので、とくに人気の店のようだ。


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ジャンの隣人のバーバラとBBも食事に来ていた。
あら、今日はご縁があるのね。
またご一緒できてうれしいわ。
などといっている。


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キサラたちが注文を取りに来た。
このまえは、遊びにいく約束したのに
どたキャンしてごめんね。
ふつうにマルゲリータがおすすめよ。
たまきその拳銃どうしたの。
今年もうすいかはたべたの?
などと会話がとびかっている。


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ピザとワインが運ばれ、
ぱくぱくたべて三人は大満足。


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デザートはすいかね♪


解説)
今回は「アルのビストロ」
(2009年6月6日掲載)の外観を
12年ぶりに再現しました。
といっても、壁飾りになっている
店の正面の窓ガラス付きの壁板を
外して、たてかけただけですが。
賑やかで愉しい食事時の、
雰囲気がだせるといいなあと。
Posted at 21:32 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jun 16, 2021

バーベキューをはじめる

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キサラの家の裏庭では。


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道具類を運び終わった
二人がくつろいでいると、
シオンが階段をおりてきた。


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そろそろ暮れてきたし、
エリスはまだだけど、
バーベキューはじめようよ。


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食材の下ごしらえは済んだし、
燃料の準備もOK。


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まず炭と燃えやすそうな薪を
いれて。


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オイルをかけて
チャッカマンで着火する。


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あとは食材をならべて。


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焼き上がるのをまつばかり。


解説)
今回の主役はバーベキューグリル。
チップスターの円筒形の函を
輪切りにしてさらに縦半分に切り、
プラ棒の支えをつけて
アクリル絵の具で塗装したものですが、
足の外れた状態で保管してあり、
いつ作っていつ使ったのか、
すっかり忘れてしまっています。
ともあれ今回足の部分を接着しなおし、
塗装の剥げていた部分を塗り直して、
命がよみがえる気がしたのでした。
Posted at 21:48 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

May 16, 2021

井戸水を汲む

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以前作った井戸と手押しポンプ入りの
情景をこしらえて撮影してみました。


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ついでにちょっと早いけれど、
紫陽花も撮影。


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このポンプで水を汲みたいが。


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錆びついているのか動かない。


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ケイに代わって貰った。
かなり力んでいる。


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おお水が。


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量感あふれる
水の勢い。


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この水けっこう重たいね。
このあたりにはこぼすと
やばいものがあるから、
気をつけてね。
などと言い合っている。


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こんなところに
きれいな蝸牛がいるよ。
と言っている。


解説)
今回は井戸と手押しポンプのリメイクです。
井戸は6Pチーズの丸い容器を上下のベースにして、
胴の部分はボール紙を巻き、
表面を粘土で覆って塗装したもの。
手押しポンプもメルファンドという抗菌粘土製で、
柄の部分はボール紙製で僅かに上下可動します。
いつ頃作ったのか、さっぱり忘れていましたが、
過去ファイルを調べて、2005年7月初め頃に井戸の原型と
手押しポンプを制作したことがわかりました。

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2005年7月2日の「趣味のあれこれ」の掲載画像の再掲

画像をみるとわかるように、
井戸の方はそのころはまだ表面の粘土の覆いがなく、
ボール紙の上に紙を巻いて彩色しただけのものでした。
井戸はそれなりに進化したわけですが、
やっていることはほぼかわらないのがわかります(^^;)
今回の落下する水は例の耐震マットの細切りです。
Posted at 22:00 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Apr 16, 2021

森へ続く道

a1

ドルフィンの前には、
中古ジープが振動しながら停車している。
すでにアイドリング状態のようだ。
アイスはドルフィンのスタッフから、
また魚のさばき方教えてね。
と声をかけられている。


a2

ドルフィンのわんちゃんも連れて行こうよ。
ピクニック・バスケット積んだ?
などと言い合っている。


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ナオミは写真をルビーに
あげるつもりで持ってきたが、
あわただしそうなので、
みんなを見送るだけにした。


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かくて一行は出発したのだった。


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まだ郊外のようで、
フェンスがあるようだ(^^;)。


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道はだんだん険しくなり。


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こんなとこ通ったかなあ。
と言っている。


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ようやく前方に森が見えてきた。


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たしか、あの大木の近くだよ。


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このへんに車を止めよう。


b3

しばらく歩くと一行は、
泉の見える草原にでた。

たしかここだったような気がする。
橋はなかった気がするけど、
暗かったから気のせいかも(^^;)。


b4

それは水鳥たちの憩う


b5

森陰の小さな泉だった。

解説)
今回は久々に屋外ロケを敢行。といっても、
家の裏手の崖沿いの狭いスペースや、
崖下に下る階段途中の平坦な場所。
居間のガラス戸から出て十数歩という
至近の屋外で撮影しました。
巨大サイズの落ち葉に圧倒されて、
アンバランス感満載の画像になりましたが、
木漏れ日の中のロケ自体は、
気持ち良く楽しめました(^_^)。
Posted at 22:08 in n/a | WriteBacks (2) | Edit

Mar 16, 2021

今日この頃 そのに

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もう桜の季節だね。


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コーラ好きだね−。
ん。


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ストーブしまわなきゃ。
除雪もしないと。。(^^;)。。


g1

この冷蔵庫、
昔ジェニーたちが使ってた奴だね。

オーナーがずっと捜してて、
最近タンスと一緒にみつけた、っていってた。


g2

コーラ。
ほかには。。


a8

さっそくタンスに入れ替えました。


d1

薔薇の木はここに。

解説)
季節は春にかわりつつありますが、
常設セットのそれぞれの場所では、
変化もあれば、そうでもないところも(^^;)。
そうでないところもふくめて、
ほぼ半月ぶりの「今日この頃」のスケッチでした。
Posted at 22:04 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Feb 16, 2021

朝の食卓

a2

食事している。


a3

カリッ。


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「レタスペイジ」を読んでいる。


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目玉焼きとウィンナーがメインのようだ。


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「レンジでちょちょいでこんなにおいしいご飯。」
って書いてあるよ。
と言っている。


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この苺。


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甘くておいしい。
Posted at 21:43 in n/a | WriteBacks (0) | Edit
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