Dec 29, 2023

時の流れるままに そのご

a1

アイスはサツマイモの甘辛煮を食べている。


a2

広場では、リタとジョー軍曹が話している。
このドラゴン、
ちょっと不遜な顔立ちですね。
そうかしら。


a3

マンゴー亭でもお正月の飾り付けが
終わったようだ。

餅花って、小正月の飾りじゃないんですか?
それは全然気にしないで。
雰囲気が大事なのよ。


a4

あらアルさん。
お酒持ってお出かけ?
今日は探偵事務所で呑むんだ。
夕方に餃子と焼売届けてくれないかな。
了解。
私もそろそろ帰らなくちゃ。
とたまきは思っている。


a5

テーブルでは肉まんを食べに来た
ツナたちと夏木さんが話していた。


a6

ふーん。
夏木ツナさんっていうの。
夏木って私と同姓なのね。


a7

親が回文マニアだったみたいだけど、
私、母親の記憶がないんです。
遠い親戚なのかもしれませんね。


a8

その頃、
たまきは家に帰り着いていた。

ああ。炬燵入れたんだ。
それにみんな和服に。


a9

これは年末の忙しさを
演出する服装なのよ。
忙しそうでしょう。

お茶飲んでみかん食べてるので
そうは見えない。


a91

その火鉢まだあったのね。
これは切り餅を焼くのに最適なんだよ。



解説)
着々と、お正月の準備が
進んでいるようです。
Posted at 20:36 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Nov 29, 2023

エリスの来訪

a1

サラたちの部屋に
エリスが遊びにやってきた。

事務所が立て込んでるので、
また遊びに来ちゃった。
と言っている。


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広場にいたんだけど、日が短いので、
すぐ暗くなっちゃうのよね。


a3

ダルメとオセロは
再会を喜んでいる。


a4

夕食の用意してたところだったの?


a5

そうそう。
スパでティ茹でるから、
食べていきなさいよ。
メアリー=ケイトが留守なので、
椅子が空いてるよ。
とサラが言った。


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じゃあ、私もサラダか何か一品作るわ。
冷蔵庫の中見てもいい?
どうぞどうぞ。なんでも使って。


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さてさて。


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ハムにチーズにきゅうりか。
みそ、お豆腐、納豆や卵もあるわね。


a9

冷蔵庫のドアにはケチャップとマヨネーズが、
ペットボトルを切って作った容器に、
逆さに収納されている。
こうして保存すると、すぐ使えて便利そうね。



解説)
なんとなく
普通の日常生活の
一コマのような場面も
たまに撮影したくなります。
Posted at 20:30 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Oct 29, 2023

蝶の行方 そのに

a1

これはこの前森に行った時、
ヘンテコなオブジェから
もらった蝶のペンダントね。

結構大きいからミトラの首にでも
かけられないかと思って、
チェーンの部分を交換しようと
外したら、突然光り出しちゃって。


a2

蝶は妖しく震え始めて、
浮き上がった。


a3

やがて空中に浮いて
部屋の中をゆっくり旋回すると。


a4

流れるように戸口に向かっていった。
あれ、外に出ていっちゃうよ。
とドロレスが言っている。


a5

ミトラや舞子が見守る中、
蝶はゆっくりと飛んでいく。


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蝶は北の森に向かっていくようだ。


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ヒゾッコが追跡していく。


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蝶は地殻変動で隆起した
岩肌が露出している場所まで来ると
灌木の上に止まった。
すると激しく地面が揺れて、
岩盤が崩れて裂け目が開いた。


a9

裂け目の中に金属製の球体が見える。


a91

やがてヒゾッコの連絡によって、
ツナとミトラとドーダが
やってきた。

これなんだろう。
ミトラ、引っ張り出せる?
やってみるわ。



解説)
続きます。
Posted at 21:03 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Sep 29, 2023

仮想世界で そのご

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バーボンハウスの前では、
みんなが作業の手を止めて休憩していた。


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どーだ。これがほんとの鉄かぶとだ。
カブトムシ型ロボットのジョンとポールが、
ソーダとドーダの頭に乗っている。
そーだそーだ。


aa3

バーボンハウスでは
ツナとバンクが話していた。

あのー。薪が随分できてますが、
焚き火っていつやるんですか。
考えてなかったけど、
どうせなら何かのお祝いにしたいね。
裏の畑のカボチャの収穫終えて、
収穫祭なんてどうかな。
いいですねー。ハロウィーンですね。


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ガレージでは、
レイチェルたちが話し合っていた。


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先住者だという証拠を示せって、
ミズハに言われたけど、
この世界に先に住んでいたことを
示す証拠なんて、思いつかないよ。


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私たちがこの世界の過去から来たって言っても、
証拠があるわけじゃないからね。
異世界から来たっていうのと同じ。

でもどちらが先に来たのかが問題だとすれば、
私たちは三ヶ月前から来ていたし、
その間に怪物退治もしていた。
ミズハが来たのはせいぜい9月のはじめでしょう。
怪物退治の話をすれば、わかってもらえるんじゃない?


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証拠がなければ、
作り話だって思われるかもしれないね。
怪物たちはみんな消えちゃったし。


aa8

レイチェルもドロレスも、
何か特別なものの記憶はない?
ミズハより先にこの世界に来ていたことを、
示せるような。
とコーダが言った。


aa9

特別なものねえ。。。

レイチェルはしばらく考えた末に、
そういえば、初めてこの世界に来た時、
奇妙なものを見たのを思い出したわ。
あの体験が説得力持つのかなあ。
と言った。



解説)
続きます。
Posted at 20:22 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Aug 29, 2023

帰ってきた二人 そのさん

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マヤは、レイチェルが
アンのメンテナンスの前任者だと知って、
三人は打ち解けた。

CGに依頼されてメンテナンスに従事する前は、
ロボット研究所でアンの開発をしていたの。
とレイチェルは話している。


a2

なんと、私の先輩だったんですね。
私も短い間でしたけど、研究所にいたんです。
いろんな部署の統廃合があった後で、
ちょうど入れ替わりの時期だったみたい。


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そうそう。それね。
アンの開発部門がなくなって、
私は休職扱いになって、研究所を辞めたの。

私が言うのも何だけど、
アンってよくできてますね。
メンテナンスしてるとよくわかります。
知能も普通の人よりかなり高いし。
ただ見かけはかなりユニークですけど。

ロボットの見かけを人間に似せないって言うのが、
研究所の所長バトラー博士のモットーだからね。
シェリーとは正反対。

え。もしかして、
メアリー・シェリー博士をご存知なんですか?

彼女は研究所時代からの親しい友人。
研究者としては先輩に当たるんだけどね。


a4

事務所で、さっきまで一緒にお茶を飲んでた。
とドロレスも言った。

この町にいらっしゃるんですね。
それは是非お会いしたいわ。


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メアリー・シェリー博士は、
人型ロボット研究の第一人者だったけど、
共同研究をしていたバトラー所長と
路線の対立でロボット研究所を辞めて、
ご自身で研究所を立ち上げたけど、
爆発事故があって研究所が全壊したとか。
今もお元気だったんですね。
そもそも私は博士の研究に憧れて
研究者を志したんです。
道半ばでCGに転職しちゃいましたけど。


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シェリーに会いたいという
マヤの要望を受けて、
3人は探偵事務所に向かうことになった。

捕まえようとすると走って逃げるよ。
ぜったい触りたくない。
などと子供達が言っている。


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ベーカリーには、
バービーがコンテストの登録に来ていた。

新規登録者は大歓迎ですよ。
とルビーが言っている。


a8

この人はやっぱり
バービー人形のコスプレっていうことかしら。
誰か有名人に似てる?
典型的なバービー人形に似てるということで。


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この世界にケンはいないんですか?
と聞いている。
聞いたことないなあ。



解説)
続きます。
Posted at 20:22 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jul 29, 2023

仮想世界で そのご

a1

挨拶を済ませて、
ドロレスはナディアと
会話を弾ませている。
バンクはナディアの積んできたケージに
興味を惹かれているようだ。


a2

この車プロペラで走るんですか。
搭載しているタンクからOXガスを噴霧して
それを拡散することで動力にしているの。
それに夏場は扇風機にもなるわ。
涼しそうですね。


a3

ナディア、このケージの中。
ああ、ドラゴンの子供ね。
私に懐いてるけど、
外に出しとくと飛ばされちゃうので、
ナーガラ用のケージにいれてきたの。


a4

ドーラっていう名前をつけたのよ。
ドーラはダーダーと言った。

ドロレスはドルフィンで
CGたちが世話をしているドラコと、
形状がよく似ていると思った。


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その時、裏の畑にいた、
ミトラが顔を出した。
やあ、ナディア。


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今日ものっぺりした青空のいい天気で、
この暑さは人間にはきついでしょう。
部屋に入って涼んだら?

そうね。私は慣れてるけど、
じゃお言葉に甘えて。


a7

ドロレスがコーヒーの準備をしている間に
ナディアは持参したバッグの中から、
紙袋を取り出して
その中身を皿の上に盛った。


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これ美味しいね。
ドロレスは人間になったおかげで
普通の甘味を感じられるのが嬉しかった。


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植物栽培機で育てた
小麦の生地をベースにチョコレートで
コーティングしてあるの。
これは母の好物だった。
過去からあなたたちが来てるって聞いて、
久しぶりに腕を振るったのよ。
とナディアは嬉しそうに言った。


a91

いつだったか。
ドロレスは、探偵事務所で
暮らすようになってまもない頃、
貰い物のお裾分けということで、
これと同じものを食べたことを思い出した。
しかしその頃は人間のような味覚はなかったので、
食品にはほとんど関心を持たなかったのだった。



解説)
ドロレスが思い出したのは、
2022年の5月に、モモコが魔術劇場のハリーの魔術で
ジェーンの住む世界に行った時、
お土産に持ち帰った食べ物のことでした。
食べた住人たちは「クリームなしのエクレア」
などと呼んでいましたが、
単なる麦チョコを使っています。

2022年5月15日「ジェーンとの再会」
モモコは帰還後、魔術劇場の住人や
ベーカリーのCGたち、ジェニーたちにも
このお土産を配っていますが、
ドロレスがもらって食べているシーンは出てきません。
Posted at 20:22 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jun 29, 2023

レイチェルの体験 そのに

c1

バイクはどんどん近づいてきた。
運転しているのは若い女性のようだ。


c2

バイクは真近に来て停車し、
女性はレイチェルに声をかけた。
こんにちわ。
あなたがドロレスさんね。


c3

いえ、私はレイチェル。
ドロレスは私の友人よ。
二人でこの世界に来たんだけど。
あなたはどなた?

私は、ツナ。
夏目ツナと言います。
二人で来たなんて驚き。
歓迎しますよ。

それはどうも。


c4

そのスーツ姿似合っていますね。
あなたは戦士タイプのアンドロイドかしら。


c5

え、私は人間よ。
こう見えてもロボット学者なの。
これはアメコミのコスプレで。

その時、レイチェルの背後で、
ブーンという音が高く聞こえた。
物体が完全に始動したようだ。


c6

そうそう、私ね。
ここにミトラの修理に来たの。
さあ、立ち上がって。
とツナが言った。


c7

物体は立ち上がると、
普通の人間の背丈より
ひとまわり大きな姿を現した。
全身は甲冑のような
金属製のパーツで覆われている。


c8

ツナが脇腹のスイッチを押すと
胴体の前面を覆うパーツが開いて、
内部に収納されている機械部分が見えた。
ツナは手早く上部から
パックになったケースを引き出すと、
交換作業を始めた。

これは私たちが「お弁当箱」と呼んでいる、
ミトラのエネルギーの供給装置なの。


c9

横で内部の機械類をずっと観察していた
レイチェルは、

そこの右下の配線部分、
一箇所ポイントがズレてるよ。
それだと右足の駆動に無理が出るはず。
と言った。


c91

え、レイチェルさん、
すごいね。
前からミトラに言われてたんだ。
よく寝起きに足が攣ることがあるって。
原因はこれだったんだね。
戦闘型でも優秀なアンドロイドだね。

だから、私はアンドロイドじゃなくて、
ロボット学者だって言ったでしょう。
これでもロボット研究所に
長年勤務してたんだから。



解説)
続きは次回に。
Posted at 20:24 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

May 29, 2023

春風に吹かれて そのご

a1

高台は日ぐれて。灯ともし頃。


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うたさんヒッチハイクしてるんでしょう。
泊まるところ決めてるの?
これから探すとこ。


a3

そこに隣の家から
たまきが散歩に出てきた。

文学フリマに行った人がいるって、
和歌子に教えてもらって。


a4

事情を聞いたたまきは、
それならうちに泊まりなよ。
と言っている。


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さっそく文学談義が始まっている。
わたしいつか小説書こうと思って、
面白そうな場所をヒッチハイクしてるんだ。
とうたが言った。


a7

この本読んだ?
なぜか3冊あるから、一冊あげるよ。
あ、「月夜にゾウがはしごを上っていく」ね。


a8

この町に来たのは紹介記事を読んだからだけど、
もうひとつ理由があって、
私フィギア大好き人間でもあるのよ。
この町の郊外に有名なコレクターがいるでしょ。

あ、ジャンさんのことね。
とたまきが言った。


a9

その人のジオラマの庭が見てみたくて。
郊外でお家を探してたんだけど、
見つからなくて道に迷っちゃってね。
とりあえず町に行くことにして、
トムっていう人に道で拾ってもらったの。

そういうと、うたは
大事そうにバッグからフィギアを取り出して
見せてくれた。


a91

かっこいいフィギアだね。
自作したの?
ええ。オリジナルなの。
この子と、いつも一緒に旅してるの。

すごいなあ。
あ、ジャンさんなら仲良しだから、
明日にでも連絡して遊びに行こうよ。
きっと喜ぶよ、とたまきが言った。

モモコは意外な展開に驚いている。



解説)
意外な思いつきに
製作者も驚いています。
Posted at 20:26 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Apr 29, 2023

広場にて

b1

サルバドールたちは、
大道芸人たちの歌声に聴き入っている。


b2

夢食いの出現に
緊張しているドラコを、
メルティが宥めている。


b3

なんという演奏と歌唱力だ。
この人間たちの心には、
私の仲間が住み込んでいるのだろうか。


b4

通りすがりのトラ猫の姿にも、
サルバドールは、感動している。

このシュールさこそ、
私が夢の中でやってみたかったことだ。
バルテュスの「地中海の猫」さながら。


b5

なんというジューシーな味わいだ。
サルバドールは肉まんにも感動している。

この人、大丈夫かしら。


b6

肉まんを食べながら歩いていると、
声をかけられた。

コスプレコンテストに
登録されませんか。


b7

新規の参加者が少なくて。
某有名画家のそっくりさんコスプレ、
ということで。
絵画コレクターのマンスフィールドさんが、
特に気に入ったようだ。


b8

あまり似てないけど、
尋常じゃない雰囲気がいいわね。
と言っている。


b9

お気に召した?

ええ。
この町は、なんというか、
住み心地良さそうですな。

そうでしょう。
私もまだあまり良く知らないんだけど、
前に案内してくれたサラっていう友達がいるの。
彼女の家に行ってみましょう。


解説)
サルバドールは、
町が気に入ったようです。


b91

バルテュス「地中海の猫」
Posted at 20:21 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Mar 29, 2023

局長の休暇 そのご

a1

シュレディンガーの周りには
猫たちが寄り添っている。


a2

私は元々太古の人々や精霊たちの想念が生み出した
数々の夢食いのキメラたちと同じように、
夢の共同体の守護者だった。
ある世界では巨大な王の墳墓を守る夢食いとなって、
別の名で呼ばれていたこともあった。
それが別の世界では猫嫌いの人々によって
凶暴な猫たちを操る鬼神のようにも見なされ、
いつの間にか百猫の王の伝説にもなったというわけだ。


a3

私の周りには、さまざまな事情で
亡くなった猫たちの精霊が集まってくる。
正確には生きているとも死んでいるとも言えないのだが、
私の赴く世界では実体化できるので、猫たちの中には、
かって自分の生きていた世界に私を導きたがる者もいる。
私は気ままな性格なので、時にその願いを叶えてやる。
子供の頃のメルティに飼われていたクロという子猫も、
そんな猫だったのだよ。


a4

お茶を飲んでいたサラが、
あ、私ペンギンでコーヒー豆買うの忘れちゃってた。
といった。

じゃあ、私も付き合うから、
一緒に行きましょう。
と局長が言った。
悪いけど異世界関係のことは忘れて、
短い休暇を楽しみたいの。


a5

私たちも外に出ましょう。
そのクロっていう子猫も
私が猫顔の人間に変身させたから、
町のどこかにいるはずよ。

一瞬スルーされたと思ったけど、
君は私の話を聞いていてくれたのか。
とシュレディンガーは
嬉しそうに言った。


a6

一行が広場に戻ると、
まだ歌声が流れていた。


a7

ベランダでは
局長の友達二人が腰掛けて
一休みしている。
アンジーと知り合ったようだ。

あなたたちのお国では、
みなさん、その服装を?
ええ、安くてフリーサイズで
便利なんです。
私も1着欲しいなあ。
セリアで売ってますよ。
などと話している。


a8

素敵な歌声でしょう。
うん。おや、この子は。


a9

ドラコは、
合唱するのをやめて
シュレディンガーを見つめていた。
どうやら警戒している様子だ。


解説)
少しずつ進展しています。
Posted at 20:29 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 29, 2023

着替えと新しい訪問者

a1

今日も快晴。
きりきり冷えて寒くなりそうだね。
とジェニーが言っている。


a2

あ、和服に着替えたのね。
また冬籠なの?
うん。僕はこれで、
本とお煎餅とお茶があれば。


a3

ペンギンの前では、
ミラが元倉庫の家の戸口から出てきた。
お待たせ。


a4

ミラはメルティと二人で、
帽子の工作の様子を見に、
サラたちの部屋に行く
約束をしていたのだった。

ミニスカート履き替えたのね。
ええ。寒いし、
ジャージの方が動きやすいから。
と言っている。


a5

その頃、ベーカリー前の広場では。


a6

被り物をした丹下健太が、
ガルーダの舞を舞っていた。


a7

テレビ局の撮影クルーが来ている。


a8

レポーターの枝野多恵が
友人のアイスに、男性を紹介している。

この人ね。私の友人のケントさん。
新聞記者で、この町のコスプレ・コンテストを
記事にしたいって。
実は私が誘ったんだけどね。
と多恵が言った。


a9

デイリー・プラネットのケントです。
と男は名乗った。



解説)
健太がガルーダの舞を舞うのは二度目です。
2022年2月4日「春節の午後のスナップ そのいち」
Posted at 21:05 in n/a | WriteBacks (0) | Edit
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