Aug 03, 2006
「弁慶のカーテンコール」
松本幸四郎の「弁慶のカーテンコール」(知恵の森文庫・光文社)、読み終わる。ほとんどを喫茶店で読んだ。ぼくにゆっくりとした時間をくれた本。
「とにかく信じ込んでそれを基礎にしてしまう力」というものが松本幸四郎の力なのだと思った。役者の筋肉、骨格がこの走法をつりあげ支えている。
印象に残った言葉は、
「舞台俳優は舞台の上が生きる場所ですから、舞台を降りたらもう抜け殻です。舞台の上でだ
け生きている人種が『俳優』だと思います。」
「しかし、僕は役者であるから、考える以上に肉体を使って舞台でこれを表現するしかな
い。」
「声が掛かれば、地方の公会堂やコンサートホールでも、僕は弁慶を演じる。」
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