Feb 28, 2008

「父と娘の往復書簡」

 「オール讀物」3月号で、松本幸四郎と松たか子の「父と娘の往復書簡」が終わった。

 2006年の5月号から始まったが、買ったのが2冊だけで、そのあいだずっと本屋で立ち読みしつづけてきた。本になったら買おうと思うが、毎月本屋で立ち読みするほどいい読み方はできないと思う。

 娘の松たか子が父の松本幸四郎に手紙を書き、次の号で松本幸四郎が娘の松たか子にまた手紙を書くというかたちだった。

 3月号の松たか子の手紙が最後になったが、このなかで結婚した相手のことを書いたところで感動した。たいした人だと思う。

 長くつづいた往復書簡の文章そのものとしては松本幸四郎のほうが印象がつよくて、どの号かは忘れたが、松本幸四郎は日本でいちばん美しい文章を書くひとだと思ったことがある。

 相手にあてた手紙を読んで、次の月にその返事を読むという立ち読みにじつに向いたものだったが、終わってしまった。ちょっとさみしい気持ちがする。
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