アーカイブ: 2010年2月

2010/02/23

Permalink 15:46:58, カテゴリ: 詩日記, views: 448 Japanese (JP)

詩日記ー10 窓

男たちの熱い論議を聴きながら
バスとバリトンの声を写譜してゆくが
音楽になるには まだ時間が必要だった
薄暮の空を写している窓ガラスに
五線だけを描いて わたくしは耳をすます

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2010/02/19

Permalink 16:54:10, カテゴリ: 詩日記, views: 515 Japanese (JP)

詩日記ー9 夢

    

横たわると胸に闇の錘が降りてくるから
からだを横向きにして 
無防備に眠るひとの夢の不寝番をしている
いったい誰が歌うのですか
千年の後のLullabyを

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2010/02/14

Permalink 00:03:05, カテゴリ: 詩日記, views: 442 Japanese (JP)

詩日記ー8 死

一人称の死 二人称の死 そして三人称へと
地上のおほきな空白を増殖させてゆくばかり
その時ことばは墜落する
羽ばたけよ 昇れよ
伝語の仕事に終わりはないのだから

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2010/02/11

Permalink 20:48:14, カテゴリ: 詩日記, views: 569 Japanese (JP)

詩日記ー7 雲

あんなに高いところに
やさしい雲を敷きつめる
静かな天の仕事がある
午後三時
ふいに時間が止まる

2010/02/05

Permalink 23:19:08, カテゴリ: 詩日記, views: 525 Japanese (JP)

詩日記ー6 樹

樹々たちは深い霧をまとい
ふいに思い出したように霧を脱ぐ
みずからの姿を確かめようとして
沼 光 風 鳥 あるいは人間か?
幹に触れるものたち

2010/02/03

Permalink 14:17:36, カテゴリ: 詩日記, views: 436 Japanese (JP)

詩日記ー5 雪

うちそとの温度差に
一枚の玻璃が涙をながしている
そこに写るものたちも落下する
はじめての雪が降っている しずかだ
冬の家族は積みあげた薪束を数えなおす

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2010/02/02

Permalink 14:39:11, カテゴリ: 詩日記, views: 413 Japanese (JP)

詩日記ー4 骨

胸骨の籠のなかに一羽の小鳥を飼っています。
腰骨の囲いのなか 炎の花咲かせます。
骨を組みあげてヒトは立っています。
頭蓋骨を天辺に重く実らせて・・・・・・。
この骨の館の鍵は緑柱石でできています。

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こくりこ日記

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