カテゴリ: 百人百詩

2008/12/25

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百人百詩ー095

おほけなく浮世の民におほふかな我が立つ杣に墨染の袖      前大僧正慈円

住み初めた僧坊で思う
墨染の袖を翼に変え
憂き心に浮力をつけて
世に苦しむ民たちを
救うことができようか 

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2008/12/24

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百人百詩ー094

  

みよしのの山の秋風さ夜ふけて故里さむく衣うつなり       参議雅経秋

吉野山から吹きおりる秋風に
里の寒さは厳しい
風の音のまにまに聴こえる
砧打つ音
女たちの夜なべ仕事ではないか

永続的リンク

2008/12/23

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百人百詩ー093

世の中はつねにもがもななぎさ漕ぐあまの小舟の綱手かなしも    鎌倉右大臣

綱手舟が帰ってくる
漁夫たちの呼ぶ声
浜のものたちの応える声
愛しいものたちよ
この繰り返しが永遠であればよいのだが・・・・・・

永続的リンク

2008/12/22

Permalink 02:06:40, カテゴリ: 百人百詩, views: 727 Japanese (JP)

百人百詩ー092

わが袖は潮干にみえぬ沖の石の人こそ知らねかはくまもなし      二条院讃岐

潮位の変化でさえ見えぬ
無数の石が隠されてある
渇くこと 乾くことはないのか
沖の石よ わが袖の涙よ
ならば海ほどの涙で泣きつくせよ

2008/12/21

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百人百詩ー091

きりぎりすなくや霜夜のさ筵に衣かたしきひとりかも寝む 
                                                                                                  後京極摂政前太政大臣

霜ふる夜
さむしろとただ一枚の衣が
わたくしのからだをあたためる
瀕死の虫たちよ
どうぞ あの方を呼び戻してください。

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