2006/11/5(SUN)
<アンモライト> アンモナイトの間違いだろうって?
そうじゃない、あるんだ、アンモライト。
それは、カナダ、アルバータ州でしか採れないオーロラの輝きを持つアンモナイトを加工した宝石の名前。リーフレットには<7000年のタイムカプセルから甦った美の結晶「アンモライト」>とある。
一時帰国していた10月末、都内のデパートでアンモライトの展示会で原石やアクセサリーを家人が見て、教えてくれた。アクセサリーは要らないけど、スペクトル反射して輝く原石を見てみたいと思ったが、果たせず。
そうしたら、ついこないだ、駐車違反の罰金(50リンギ≒1500円)を払いに行った帰りに通ったチャイナタウンの、「玉(中国でいう翡翠などの宝石)」のあやしげな店が集まっている一隅でアンモナイトや直角石の化石を含んだノジュール(炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊)を売っていたので、小さな一個を30リンギで買った。赤ん坊のこぶし大の黒い団塊。すでに割ってあって、中に何億年前の貝が鎮座する。
そうしてまた、先週の土曜日、朝市に出かけたら地べたでアクセサリーを売っている中に一個、アンモナイトがあった。クリーニング済みの茶色いヤツで、光にすかすと貝殻質が虹のように光ってなかなかきれい。口のところがまっすぐカットされていて気に食わなかったが出会ったうれし気分で購入。85が50にはならず、65リンギで手を打つ。
このところアンモナイトが集まってきている。きっと近いうちにまた出会う。
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