Suigara-yama_OoazaHyo(Kyoko_Umino)

2004-08-24


知らずうち、夏がおわりかけている。朝顔がずっと咲いていたから、今年は特に暑すぎたから、知らずうちに。本当にぼうっとしていたのだった。
豹の家は、内装はここでも、やはり猫脚の家具で、マホガニーで、オークで、ラリックのガラスで、アンティーク・ドールで、いやらしいな、でもしかたない、妙に19世紀なのだった。だってプルーストが好きだったんですもの。と彼女はいった。少しこの家具たちにも飽きてきた。けどしょうがない。他に家具がないのだから。それともあれかしら、他の家具に囲まれるのが怖いのかしら。そう今更。知らずうち、夏がおわりかけている。暑さのなか、思考停止のけだるさのなか、新しいことが、たとえばうんざりしつつも迎えてしまう、風が吹いてくることがある。また新しい風が。さあ、窓を開けようか。とりあえず空気いれかえたほうがいいんじゃない? 思考停止の夏が往く。明日も朝顔は咲くだろう。


23:48:28 - umikyon - 1 comment

2004-08-15

ここに住み始めてから、はじめての日記。
海も近い、いい町だ。交通機関である?パソコン君にまだ慣れないので、当分
出不精になってしまうかも知れない。が住人たちの家にゆっくり挨拶に行こうと思う。
この春、18年一緒に暮らした猫を亡くした。老衰だ。だが、私は彼女がいなくなるという事実をなかなか受け入れることができなかった。18年が永遠に続くと思っていたから。彼女は私の体の一部のようになっていたから。いや今日は彼女のことを書こうと思っていたわけではない。けれども合掌。(そして今、新しくやってきた黒い彼女、まだ子供の黒い猫と暮らしている。名前はリル)
とにかくここ数年、毎年春になると、朝顔とミニひまわりの種を蒔いて育てていたのだが、今年は猫のことで、呆然としていたので、蒔くことができなかった。習慣になっていたことが失われたことに対する、喪失感がここでも。
あれは丁度、入谷の朝顔市の頃だったろうか。7月初め、地元の商店街の花屋で行灯造りの朝顔の鉢植えが売られていた。いや鉢植えに出会ったというべきだ。値段も525円と信じられないくらい安い。(ちなみに私が住んでいる板橋界隈は他のものもうれしいくらいに物価が低い)導かれるようにおだやかな気持ちになりながら、それを買い求めた。
朝顔は数ヶ月に渡って次々と花を咲かせてくれる、夏にやさしい花たちだ。今日も濃桃色と青い花を咲かせていた。
新しく家にやってきた猫も元気だ。亡くなった彼女とはもちろん違う、別個の少女だ。今年の朝顔が毎年更新されてきた種からでなかったように? 違うかもしれない。違うだろう。だが、それでも彼女たちは私にやさしくそこにいてくれる。






22:38:38 - umikyon - 1 comment

テストの書き込みです

海埜今日子さん、ここに海埜さんが書き込める領域をつくりました。
ril
16:28:43 - umikyon - No comments

First Item

これはあなたのweblogにおける最初のアイテムです。自由に削除していただいてかまいません。
16:13:16 - belle - No comments