竹の花
2002年―秋 

夜の竹林
その一節ごとに宿る真っ白な空虚
それを重ねつづけて
竹はひっそりと天に向かってゆく
根は闇のなかで途方もない夢のように交錯する

いだかれるたびに
胸のなかにかすかに竹林の風がふいてきて
竹の花が咲く

花は次第に増えてゆく
もっとも天に近いところから


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