冬の、返り往く
 

―白雲のほの暗き冬、寒さゆえ、憂いの胸を耐えていき継ぐ―


誰であれ
ひとよ、夢を返して
望み叶わず
何をして、また私はどこに行くべきか
いずれどこからか来るであろう、便りや伝言、メール
電話もいまは鳴らない

帰らざる日々
それぞれにひとが居た時代を越えて
私はあえて、ここに来た

ここにいま
いま幾度か、あの過去に問い合わせる
あの過ぎた人並み、それは流れであった
時間の流れ

ここで
遠く呼びかけるもの
この小さき、わたし

冬ならば暗きものは多いであろう

長く対峙している、私とのたたかい
燃ゆるもの、輝くものを夢見ている
かつてより、叶わぬものの多さにおののき
怒りにもこの身は果てた

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春にまばゆさが戻るまでは

(27 01 2007H19)


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