甦る九月

関 富士子



背中に夕日を受けて
本を読む晩年のわたしに
声をかける人がいる
見上げると
その人はわたしにかたむいて
晩年の自分を見たかのように
おずおずと手を差し延べている


(2004/09/28 11:10)


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