Jul 06, 2007

デイゴ

 
散歩コースで見かけるちょっと変わった感じの木がある。  
先月、急に赤黒い花が咲いた。写真に収めたいと思ったが、なんとなく踏ん切りがつかないでいるうちに散ってしまった。 ふとかたわらの標示を見ると、「デイゴ」と書いてあった。
 
『ああ、デイゴだったか!』
 
ぼくは10数年前に沖縄に住んだことがあり、そのときデイゴの花は何度も見たことがあるはずだった。毎年、五月ごろ沖縄ではデイゴの花が咲く。(デイゴの花が咲く)、という歌詞もあったような気がする。
沖縄では、毎年、水不足が話題になる。デイゴの花は、日照りのときによく咲くと言われている。一説によると、生物は生命の危機を感じると子孫を残すための行動に出るのだ、ということだった。
 
そういえば、イスラエルのキブツだったか、トマトの水栽培が有名だった(今でもそうだろうか?)。点滴のような水遣りをすると、トマトがよく実るというので、そういう独特の栽培方法を導入したことで知られている。これも、生物の種の保存本能を利用したものだろう。
 
人間はどうだろうか?
少子高齢化が叫ばれ、人口減が懸念されている。結婚しない若者が増え、社会の活力や経済成長や税収の減少・低下、年金介護制度の維持困難などが指摘されている。
 
さまざまな社会システムにも改善すべき課題は多いだろう。ただ、人間にも種の保存本能はあるはずだし、できるだけ、自然にまかせたほうがいいような気もする。いろいろな見方はありうると思うが・・・。
Posted at 10:34 in n/a | WriteBacks (0) | Edit
Edit this entry...

wikieditish message: Ready to edit this entry.

If you want to upload the jpeg file:


Rename file_name:

Add comment(Comment is NOT appear on this page):
















A quick preview will be rendered here when you click "Preview" button.