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谷川俊太郎さん 岡山へ。 |
2007/11/24(土) 04:11:33 |
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11月20日 火曜日 「朗読の夕べ」と称して 岡山オリエント美術館で 午後6時から 谷川俊太郎さんが 詩の朗読イベントをされました。
私は 11月4日に 100人くらいの前で 篠笛をバックとして 詩の朗読をしましたが それは アトラクションのひとつとして 依頼されたもので たんなる 詩の朗読としては とても 100人の人数は 集める自信は ありません。
ですが 谷川俊太郎さんは さすがに 詩の神様 と言われる方です。 (詩の神様 ミューズは 本来は 女性ですが) 会場には 120人あまりの方が いらっしゃっていました。 谷川さんは 「お金をとって詩の朗読をするからには 聞いている皆様に 楽しんでもらわなければ なりません」と言われた。

(オリエント美術館 地下1階のイベントホール)
みんなの前で 詩の朗読をする時には 私は 初めの頃は ガクガク 震えていました。 1年くらい経った頃からは 震えなくなりましたが プロ となると 震えるどころでは ありません。 100人の人の前で 朗読 した時も とても 緊張しましたが この頃の私は 「震えた」と 朗読が終わった後 傍に居る人に言っても「そのようには みえない」と言われるようになりました。
谷川さんは 今回も音楽家の 息子さんとのコラボレーションかな と思っていたら ひとりで 来られていました。 ゲストは わが四土の会の主催者である 秋山基夫さんです。 秋山さんは 口上を述べる時「僕は 悪いおじいさんで 悪いおじいさんの傍には たいてい いいおじいさんがいますが それが 谷川俊太郎さんです」と言われたのが おもしろかった。
詩は とても わかりやすい 楽しめるものでした。 言葉遊びの 領域のものもあり 詩の朗読においては 聞いていて ほっこりとさせられるものが いい と思っていたら 朗読された詩にはそんなのが 多かったです。

(谷川 俊太郎さん。画像がぼやけて すみません。)
谷川さんは テレビにも出るし 学校にも出前授業で 詩の良さを 伝える為に出かけていくし 和合亮一さんや 佐々木幹郎さんや 久谷雉さんなど 若い詩人のかたとも コラボレーション するし やはり 詩人の中では もっとも 幅広く 活躍されて いらっしゃるかたではないでしょうか。
私は 2002年11月4日 山口の国際芸術村で開かれた 詩のシンポジウムで逢ったのが最初ですが その時は 息子さんも来られていましたので 詩人谷川俊太郎 とともに 父親谷川俊太郎を 目の当たりに ながめられる機会も ありました。 その時は「世界の 谷川俊太郎も 息子の前では たんなる父親に なるんだなぁ・・・」なんて。 それも 貴重な体験です。
いつの日にか 福山でも 詩の朗読の会が 開かれればいいなぁ と帰りの汽車の中で 思いながら帰宅しました。
帰ったら午後11時半頃でした。 券を お送りくださったかた 本当に ありがとうございました。 ぺこり。

(朗読に聞き入る 観客。人数は120人より もっと多かったらしい。谷川さんは 年間40〜50 息子さんとともに ライブをするらしい。)
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