Aug 08, 2005

詩をふたつアップ。

早速詩をふたつアップしてみた。一番最近のもの。ふたつとも傾向が違うのが一緒にアップした理由でしょうか。

灰皿町を散策してみる。南川優子さんを見つけたので、訪問。イギリスの風景はいいなあ。料理がどれもうまそうである。文章もとてもよい。彼女の作品は、日本語の詩ではとても珍しく、英詩的なシンプルさとユーモアに満ちていて、とても好きである。今はバイリンガルで書かれていることも、初めて知った。ブラボー! 彼女の詩の故郷は明らかに日本ではなかったので、これは当然のことかもしれない。

以前、英語圏の人の前で、自作を英語で朗読する、というのをやったことがある。そのとき、英訳された自分の詩を見てまず思ったことは、「全然英語圏の詩じゃねえ~!」である。当たり前である。でも、本当に英語になって目の前にあると、俄然インパクトが違う。実際に朗読してみても、かなり場違いな感じであった。それはそれで面白かったのだけど。2次会で、訳してくださった人が「これはフランス語なら、たぶんきれいにキマるわよ」と淡々と語っていた。自分の詩のルーツを改めて知らされたときであった。
Posted at 22:33 in nikki | WriteBacks (1) | Edit
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お久しぶりです

井本さん、お元気ですか? 灰皿町を探索していたら、井本さんのページができていて、しかも私のページのことが書かれていたのでびっくりしました。interviewという詩、とてもよかったです。外国語で書くのは、言葉の実験ぽくって、楽しいですよ。詩を読んで、こちらのグループの人たちに指摘されることは、日本と違う点もあるし。井本さんもフランス語で試してみては?

Posted by 優子 at 2005/09/23 (Fri) 21:15:24
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