TISATO日記

2004年11月

写真と詩のコラボレーション　Ｎo.２

2004/11/20(土) 01:43:54

これは、Ｏさんが送ってくださった３枚目の写真です。
この写真に　詩をつけてみました。＾＾

＜ミステリアス・ゾーン＞
みんなが寝静まった　深夜の駐車場
エメラルド・グリーンのライトが光ると
その内側から　妖精たちが踊りでる

夜のとばりの駐車場は妖精の遊び場
ミステリアス・ゾーン　車はこない
からっぽな駐車場に
メロディを奏で足を鳴らし　輪になってステップ
とんがり帽子　とんがり靴がゆれる
輪になって踊ろう
街がめざめて活動を始めるまで
朝の光がさして　最初の車がやってくるまで
ざわざわ　ざわざわ
　　　　　　　ざわざわ　ざわざわ
踊りつかれて　すっきりしたら
一条のひかりに乗って　欠伸をしながら帰ってく

そのあとは　いつもの通りの駐車場へ
消えてしまった　ミステリアス・ゾーン
それじゃぁ　またね　次いつか

女　時雨　七人衆　　「１時間半かけて精魂込めて書いた文が一瞬のうちに消えた！」

2004/11/19(金) 22:59:35

日記を１日休んだ。
無理をすれば書けないこともなかったが、ふだん運動しないひとが、１日中歩きまわり、琴平の７８５段の石段を上がったものだから、帰りの列車の中で「疲れてはいない」と言ったものの、やはり帰って入浴すると、疲れて眠りこけてしまった。午後１０時半になって、ちょっと日記書こうかな　とは思ったが　思っただけで行動が伴わなかった。

「女　時雨　七人衆」なんてちょっと任侠もの　のようなタイトル。
ちょっと品位も落ちてはいけないので、ここは　歌舞伎の場面でも思い浮かべていただこうかしら。といっても　何も歌舞伎のようなものがあったわけでもなく、ただ、１２５年ぶりに開帳された襖絵を　女７人で四国香川県琴平まで　見に行った　ということです。時雨のような小雨が降り、晴れ女の私も、今日は効用がなかったようです。石段を昇る時
運動のようで汗ばむので「これくらいの気候でよかったわ」という弁もありましたが。

岡山から香川県琴平まで、南風３号で約１時間くらい。私は家を出てから、岡山まで１時間はかかるので、家を出てから、琴平までは約３時間、という所です。岡山の南風３号で、みんなと合流しました。列車で四国へ渡るのは初めてでした。途中　海を渡るので、車で行くより　また違う良さがあります。海の上をそのままレールが走っているのですから。車のかた、列車で渡ってみることをお勧めします。
琴平の駅に着いて、大門まで、約２０分を歩く。その途中おみやげやさんが道路の両脇にあり、帰りはおみせに寄りながら、お土産を買いながら　駅に向かった。勿論、帰りに讃岐うどんを食べた。ここは手打ちうどんのメッカでもあるので。

実は、今　全部書き上げたのに、アップしようとしたら　一瞬フリーズして、そして、午後９時以降に書いた部分が　全部消えた。
以前にも１回そういうことがあり、だから、まめにアップしながら書き上げていかなくてはならないのに、それをおこたった。うんざり　である。もう１回同じようなことを　書かなくてはならない。丁寧に書いたのに。（－－；ア～～ァ・・・。

①金毘羅庶民信仰資料収蔵庫⇒②宝物館⇒③表書院④奥書院⇒⑤高橋由一館　と回った。⑥学芸参与館　は人魚のミイラがあったが、みんな気持ち悪がって　ここは寄らなかった。
なんといっても見所は表書院と奥書院　である。今日はウィークデイであるにもかかわらず、大勢のひとだった。香川県知事も来られていた。

あ～ぁ、かなり　書く気をなくしている。また　日にち変えようかしら。精魂こめて書き上げた文が、操作ミスで　一瞬のうちに消える。
機械は便利だけれど。こんなこともある。
文が消えたのは２回目だ～ぁ。

８回目の歯医者

2004/11/17(水) 22:28:35

これは、昨年３月に、友達ふたりで見に行った　北海道の流氷です。
運が悪いと、何回行っても見れないそうです。ふだんの行いがいいのか（？）私達は見れました。
とてもキレイで、荘厳な気持ちになります。自然の前では人間はちっぽけ　ですね。

その時間の間中、ハァ～ハァ～　と言っていたら、先生が「今日は大きな息が多いですね」と言われた。遊園地の回転マシーンくらい、頭が逆さま。しかも、目をつむっているので　ほとんど何をされているかわからない。といっても、今日、実は患部にかぶせが入ったのだった。ほとんどを衛生士さんがしてくれて、最後の締めの段階で、先生登場。衛生士さんが、歯にかぶせをして、「はい、かんでみてください」と何回もいわれ、その前に、やはり　はぶがちくちく　痛かった。たぶん、かぶせる前に歯の周辺を掃除されたようだった。
めっぽう、痛さには弱い。先生が来られて「ぼくがやるから」と言われて。そこでいつも思うのだが、先生は男の人で、私は女で、男と女がこんな至近距離になるなんて、と思う。松田聖子の２番目の夫は歯科医だった。（もう別れたが）今日は　飛躍して考えて、これがヨン様だったらどんなだろう　と　ちょっとだけ考えた。（私は冬のソナタを、友達に勧められて　途中から見始めたのだが、そしたら　はまってしまった。最終回などは、涙が出て出て　しょうがなかった）
そんな　なまめかしいことは、妄想だけにとどめておこう。みんなの詩をみると、結構　なまめかしいものが多く、そして　それが評価される。なので、私も、詩の中で妄想してみようと思う。小説家の中山先生（女）は、灰になるまで女でいたい　と言われた。なんか、妖しいお話になってきましたね。（＾＾

あすは、とても早いので、今日は午前０時には絶対　就寝しなくては
と思っています。えっ　今度は何があるの？　乞う　ご期待！次回の日記をお楽しみに！　（＾＾

２００４年・歴程祭

2004/11/16(火) 23:52:11

かなり眠くなっている。
まだ、終らない。芸術の道は厳しい。何やってるの？
うふ～ん。それは内緒？勘のいい人、もしくは、私とメールしてる人は気づくかな？夜な夜な、身を削って芸術を。
只今、午前１時なり。いつ終るだろう・・・。
　　

なんとか、完了を向かえ、今日昼からは、けだるい体をひきずりながら、いろいろと他の用事をこなしておりました。もし、何をしていたのか　わからなくて、どうしても聞いてみたい方は、私に会った時　聞いて下さいネ。なんなりと　お答えします。（＾＾

２００４・歴程祭のご報告が遅れています。次々と行事が発生すると、記入が追っつかなくなりますね。ではでは。（＾＾　ご報告を。
＜１１月１２日Ｆri.＞
今月、東京２回目。いずれも詩の用事だった。１ヶ月の範囲内で２回も東京に行くなんて、ちょっとばかし　なにかに　きつい。でも　どうしても行きたかった。
今日の行事は、夕方６時からだったので、昼頃の新幹線に乗ればよくて
この点は気分的に楽だった。
あまり大きくもない飯田橋の駅に夕方５時頃着いた。はて、ホテルメトロポリタン　エドモンド　はどこだ？右も左もわからない。通りがかりの人　２～３人に聞いてみる。誰も知らない　という。目の前にはタクシー。遂にタクシーに乗る。タクシーの運転手さんが「どこどこと　どこどこが合併して、そのホテルになった」と説明してくれる。飯田橋駅から徒歩数分でも、上京者にはわからない。１０分ほどでついたそのホテルは、随分大きそうな高級感漂うホテルだった。クリスマスが１ヶ月前にせまっているので、生垣やらに長くイルミネーションがほどこしてあり、とてもキレイ！玄関の前には大きなクリスマスツリーがあった。
中に入る。キレイ。広い。入り口はいった所の応接の椅子に　鳥取県のＷさんがニコニコ笑いながら座っていた。会うのは２回目。
それから、会場の２階にあがる。開始２０分前くらい。受付を済ませる。ご案内をくださった入沢康夫さんが　やはり　ニコニコ笑いながら来られる人を出迎えていらした。わたしもご挨拶。それから椅子に座っていると、隣りに若い男の人が来られ、そしてＷさんが来られる。若い人は、どうやら草野心平文学館の学芸員さんらしく、名刺をくださる。
私は、安藤元雄さんにもご挨拶。私なんかがご挨拶してもしょうがないんだけれど、２年前の秋、私は山口国際芸術村のイベントで、お会いしていたので、なんとなく　ご挨拶してみようと思った。そのイベントにたしか　入沢さんもいらしていたはず。よって、入沢さんとお会いするのは今回で３回目。入沢さんは、いつもニコニコしていらっしゃるので私はとても親しみやすい。前の合宿でお会いして喋っているのに、ニコリともしてもらえないと、すごくガッカリする。まぁ、私はミジンコかプランクトンのような存在なので　しかたないか。編集者の人のほうからご挨拶にきてくださるような存在なら　どんなだろうか。思潮社の若い人が、高橋順子さんに名刺を自分から渡しているのをみてそう思う。基本からして違いすぎるか？
会、はじまり　１０分前。私は会場に入ったが、まだほとんどの人が会場入りしていない。聞いてみると、席は　どこでもいいのだそうだ。
あまり前でも、と思い、適当な場所に座る。ぞくぞくと有名人の登場。
有名人は有名人同士、同じテーブルに固まって座るのだな。もっとばらけて座れば、素人は喜ぶだろうに。そう思うのは私だけか？
そのうち、授賞式始まる。受賞者は、安藤元雄さん、平出俊さん、小笠原鳥類さん。選評や、介添えコメントや　受賞者の挨拶　と続く。
そこで、ひとしきり。
同じ会場で、懇親会へと続く。ここで、みんなめいめい話したい人と話すようだ。しかも立食なので。
私は、財部鳥子さん、新井豊美さん、三井葉子さんと話す。少しだけ、ご挨拶程度。右　ひだりの　同じテーブルの人と話す。うみきょんさん関さん　嵯峨さん　渡辺さんなどは、固まっていた。鈴木東海子さんと話す。いいアドバイスをくださる。ワイワイとして１次会は終る。
関さんが　２次会の案内をくださったので、ついていってみる。
午後８時半から。ホテルから数分歩いた所。「和民」という居酒屋さん。井川博年さんと同じテーブルになる。色々話してくださったが、もっとじょうずに受け答えするには、経験と知識が足りない。きっと、ものたりない　と思われたことだろう。そのうち、みんな　いろいろと席を移動しはじめる。向こう側のテーブルには岡山のＳさんが言われていた駿河昌樹さんがいた。雑誌で見たとおりだ。うみきょんさんなどは親しいので、割り込んでいって話しをしていた。そんな勇気はない。隣りのテーブルでは、新藤涼子さん、高橋順子さん、三井葉子さんなどがいた。つぎつぎお料理が運ばれてくるので食べるのも忙しい。関さんが前の席にきてくださる。隣りには、はじめて来てみた　という　「中井」という名字の女の人。詩人クラブのひとらしい。「中井？ん？どこかで聞いたような」と思い思わず「大阪のかたですか？」と聞いてしまった。違う　と言われた。午後十時になって、私はもう帰ろう　と思った。帰りがわからなくなると困るので、早めな時間に。他の人は３次会に行ったかもしれない。ついていってもいいんだけど、帰れなくなると困るので。その日は東京泊まりだったが。関さんは　方向が同じなのでうみきょんさんと帰る　と言われた。新藤涼子さんにご挨拶をして帰る。野村喜和夫さんにも　サヨナラのご挨拶。野村さんとは　何回会っただろう。５回目だろうか。２００３日本の詩祭で、お姿だけ拝見し、ロルカ祭では名刺をもらった。手元に持っていなくて　わざわざ鞄の所まで取りに行って、くださったのが　とても印象深く嬉しかった。私のような者に。３回目はエッジ・イン・福岡で。４回目は歴程合宿で。そして５回目のメトロポリタンエドモンド。いろいろな素顔がみえてくる。
有名人の素顔に触れられること、それは詩祭に参加する　もっとも魅力的なところだ。新藤さんに「また参加したい」と伝えた。荒川純子さんが、歴程の同人誌を持ってきて　一瞬だったが気持ちよく接してくださったのが嬉しかった。合宿の時には　素顔にめがね　浴衣だったが、今回はめがねもなく、向うから言ってくださらなければ　わからない。
とても　美人。道を教えてもらって　ひとりで駅に向かうと２分くらいで駅に着いた。なんだ、こんなに近かったのか、とその時初めて思った。来てよかった　と思ったのだった。
翌日のお昼には、再び新幹線に乗り、岡山途中下車で、「詩脈の会」に出席した。
私の詩の旅は、まだまだ続く。（＾＾
くれぐれも、死の旅　じゃないよ。（＾＾。

ホテルの応接のところで、おひょいさん（藤村俊二）を見た。
私は午後２時からする　おひょいさんの占いが大好きで欠かさないのに
どうして　写真などお願いしなかったのだろう。３人でいらっしゃって
なんだか　割って入るのが悪いような気がして、「あっ、おひょいさんだ」と思いながら、見ながら通り過ぎただけだった。友人に話すと、「写真を一緒にとってもらえばよかったのに」と言われた。「あれだけ、おひょいさんの占いを見ているのに」とも言われた。今から思えば、ことごとく残念である。機をのがした。もう　一生会えないかもしれないのに・・・。

ふくやま文学館　行事

2004/11/15(月) 01:00:59

ハードスケジュール３日間の、最後の３日目。岡山から帰り着いたのがほとんど午前零時近くだったので、あれこれしていて、午前３時近くに就寝した私は、目覚めたのが午前７時で、結局４時間睡眠だった。福山駅北口に８時１５分集合だったので、７時に起きて８時に文学館駐車場着（車をおくため）では、とんでもない　ほぼ不可能に近い時間運びではある。それでも、絶対に間に合わなくちゃぁいけないので、駅まで、裏道を車でとばし、まさに８時１５分きりきりに北口に停車してあるバスに到着。出発は８時半だったので、まぁ、少々は、という気はあったけれど、行くと、副館長さんの小土井さんがにこにこしながら迎えてくれる。
予定通り、８時半出発、参加人員は４０名くらいである。私は井伏鱒二の生家には是非いってみたかった。私は運転はできるものの、わりと決まったところしか行けない為、加茂町の井伏の生家まで、とても行ける訳ではなかったので。
途中　下車して木下夕爾の石碑を見る。１時間と少しして、加茂町粟根の井伏鱒二の生家に着く。なだらかな、勾配の中腹にその家はあった。井伏の甥御さんにあたるひとが、でてくる。井伏鱒二に笑えるくらい　そっくりだった。その方の父の弟が井伏だった　というので、似る可能性は多いにある。結構お年を召していて、息子さんご夫婦３人のお孫さんと一緒に暮らしておられる。もと高校の国語の先生で、この土地出身の窪田次郎についての研究をされているらしい。家は昔風で大きく、庭もすごく広くて、きれいに手入れされていた。ひとしきり、井伏のお話を聞いて、井伏の小説「丹下氏邸」の舞台となった、丹下氏邸にむかう。
ちょうど、＜在所の会＞　の人達による、「第１１回鱒ニ忌」というのをしていて、屋敷や部屋の中を公開していて、お茶会なども同時にあり、とても華やかな催しだった。ふくやま文学館館長磯貝さん、市長の羽田さん、の挨拶もあり、私はこの時初めて館長さんの顔をみる。館長さんは広島在住でふだんは福山におられない。副館長さんの小土井さんが実質的には動いておられるようだ。
丹下氏邸は、屋敷の土塀が１００ｍ近くもあり、屋敷をぐるりとまわると、防空壕のような、天然の冷蔵庫があった。
それから、三和のウィンズコートホテルで昼食、日本庭園を散歩し、午後からは、小説「黒い雨」の主人公のモデルとなった、重松静馬さんの息子さん（養子で血のつながりはない）にあたるひとのお話を聞きに行く。そこも、閑静なお庭のきれいな家だった。「黒い雨」ができあがるまでの、いきさつとか、書簡のやりとりとか、いろいろと丁寧に説明くださる。説明くださったこのご夫婦も学校の先生をされていたようだ。
井伏が実際に通っていた学校への通り道など、見学しながら、「黒い雨」に登場する池を最後に見学し、ご夫婦に見送られながら、文化的な１日は　無事終了したのでありました。
文化的活動に携わっている人には、学校の先生が多い。私は詩人達の多くも学校の先生が多いと思う。特に大学の先生が多い。
学芸員の岡崎さんももと高校の先生で、私のことを詩人としてみんなに紹介くださり、井伏の詩についての説明を求められた時には　直前予告だったので、ちょっとだけどぎまぎ　した。が、なんとか　乗り切った。
井伏鱒二の「私の好きな木下夕爾の詩・ひばりのす」
　　ひばりのす
　　みつけた
　　まだ　誰も知らない
　　
　　あそこだ
　　水車小屋のわき
　　しんりょうしょの赤い屋根のみえる
　　あのむぎばたけだ

　　小さいたまごが
　　五つならんでいる
　　まだ誰にもいわない

東京から岡山　そして加茂へ。３日間ハードスケジュールは無事終了したのでありました。帰りのバスの中では一瞬眠気がきたが、岡崎先生とお話していたので眠らなかった。

ごめんなさい。歴程祭　については　もうちょっと　待ってね。（＾＾

今日、なんばみちこさんから、詩集「おさん狐」が謹呈で届く。Ｏさんに　電話で　岡山エッセイストクラブに入らないか　と誘われる。入りたい。ＯＫする。
只今、芸術と格闘中（＾＾　徹夜かも。

銀座「壱の会」で買った新井豊美さんの写真と詩をコラボレーションしたパネルが届く。
私はこの頃、宝物がどんどん増えていく。

東京帰り　岡山途中下車

2004/11/14(日) 03:03:55

東京からの帰り、岡山で下車した。
８月末の歴程合宿の帰りには、最終新幹線に乗り遅れて、やむおえず岡山で足止めをくってしまったが、今回は違う。あえて、岡山で下車したのだった。というのは、岡山で属している「詩脈の会」があるため、これに参加するためだった。夕方６時頃、岡山に降り立ち、西口から＜未完成＞に向かう。詩脈の会はいつもここである。今日は、みごさんのお祝い会をする　と聞いていたので、これには　どうしても出たかった。
３時からあった勉強会には間に合わなかったので、今日提出すべき次号の詩脈に載せる原稿を岡さんに渡す。残念ながら、乾杯はもう終ったあとだった。それでも、次々いろんなご馳走がくるので、お昼に駅弁を買って新幹線に乗り込んだものの、なんとなく食べそびれていた私はおなかぺこぺこだったので、結構ぱくぱく食べてしまった。ひとしきりみんなが食べ終ると、岡さんの挨拶、みごさんのあいさつ、秋山さんのコメント、田中さんの感想、などそれらしい運びで、内輪だけの温かいお祝い会は続いた。
私が東京帰り、ということで、夏田さんや長谷川さん、河邊さんなどが様子を聞くので、できる範囲内でお話する。みごさんの「彼岸バス」の
出版お祝い会はわきあいあいと続いていく。みごさんは、この頃、路上朗読をしているらしい。で、今日も帰りにする　というので　みんなでついていってみる。
すると、高島屋の前で、みごさんは花束を持ち、自作の詩を朗読しはじめた。私達は、拍手をしたり笑ったりしながら、みごさんの朗読を聞く。私は東京帰りで、インスタントカメラを持っていたので、みごさんを写真家のようにバチバチ撮りまくった。高島屋の前には、他にも路上で絵を売っている若者達もいて、人通りも結構多かった。若者達は私達をみて、何を思っただろう。みごさんが、得意になって　半分おどけてするので、私達はおかしくて、ずっと笑いっぱなしだった。路上朗読は今日で３回目らしい。みごさんはメガネをかけていて、しかも背がすごく高いので、タケイさんが「ヨン様みたいだ」と言ったらしい。なるほど、マフラーの捲き方が、冬のソナタのヨン様ふうである。「だったら今度は髪を伸ばして茶色に染めなくっちゃ」とはみんなのアドバイス。それは時間にしたら、ほんの２０分くらいだったと思う。でも、私達はきっとみんなとてもいい気持ちだった。瀬崎さんが、もっとこうしたら　歩く人たちが立ち止まって聞いてくれるのではないかな　と真面目なアドバイスをし、坂本さんが、「立ち止まろうとしてくれていたひともいた」と言った。みごさんは、「振り向かないひとをどうやって振り向かせるか」などといい、まずは　無視されることの快感　なんて述べ始め、その場で即興ミニ反省会、本当に楽しい　気分になった。もしかして、そのうちみんなで　本当に路上朗読をすることになるかもしれない。心はまさに青春だった。いかにして詩を広めるかを真剣に考える。とっつきにくい　と思っていた路上朗読、みごさんにひっぱられて、詩脈のメンバーたちは、そのうち　やっちゃう可能性大じゃないの　と多いに思えたのでした。
私は、東京帰りの疲れもなんのその、帰途の列車の中でもみんなで楽しく語り、満足して家路に着いたのだった。時間は午前０時近くなり。
私は、東京へは　歴程のお祭りに参加するために行った。行ったら　灰皿町のうみきょんさん、関さん　なども来ていた。参加してみて歴程が、ますます　好きになる。川瀬理香子さんから「抒情文芸」をもらう。投稿をお誘いくださっているようだ。どうしようかな。詩脈では瀬崎さんから、「ＥＲＡ２」をもらう。これは最新号ではないが、いただいて嬉しい。詩も１篇もらう。
帰ってみたら、和歌山の岡崎葉さんから、「Ｍoderato」が届いていた。
歴程　詩祭の　ご報告については、今しばらく　お待ちください。
朝になったら、ふくやま文学館行事で、井伏鱒二の生家を見学に行きます。ハードスケジュール、目下続行中！！！　楽しいからいいけどね（＾＾/

写真と詩のコラボレーション。

2004/11/12(金) 01:05:04

写真で詩を語りたい、と言われていたＯさんの、第２弾の投稿です。
どうやら、この方は、私の日記を華やかにするのを手伝ってくださるようです。写真投稿なら、もしかしてアルバム掲示板？とも思いますが、きっとやり方もクエッションの可能性が強いので、こういう形でよければ続けて掲載させていただきたい、と思います。詩と写真のコラボレーション　ということも将来的にはありうるかも、なんてね。金沢の詩人はそんなことをやってのけましたが。まぁ、人生を楽しむ　と言う意味ではこのままで充分ですね。バックは色加工してあると思います。
（＾＾
「秋風に吹かれて　ころりんりん
　落下したあとには　もう冬のきざし
　ころりんりん　と　さらにころげて
　あなたの手の中　小さな灯火
　木の実　なんの実　安らぎの実」
ＴＩＳＡＴＯ作、即興詩　でした。（＾＾

よく考えてみれば、今　気づいたのだけれど、午前０時を過ぎてしまったので、もう　午前０時の以前のことは昨日になってしまうが。
つまり、昨日１１月１１日、その日はホームページ立ち上げ３ヶ月目なのでありました。カウント数　３５２１　です。記録として一応記入しておきましょう。前も言ったような気がするけれど、これは多いのか少ないのか　またまた妥当な数字なのか　判断しかねるところであります。まぁ、別にどうでもいいんだけど、できるだけ多くの人に見てもらいたい　という気は充分ありますね。リンクは目下４コです。お願いしたい所が２～３　ありますけれど。
まぁ、これも機会があればおいおいに　です。日々の日記　よく続いてるなぁ　と自分でも思いますが。明日からまた修行の旅に出るかもしれません。そうなると日記もお休みです。なんて、もう　足元　ばれてるのにね、ちょっときどっちゃって、ウフッ　フ。（＾＾フフ・・。

ささいなひとこま。

2004/11/11(木) 22:25:35

デパートの駐車場に車を止めた時、隣りに停車してあった車から、激しい泣き声が聞こえた。見ると、停車してあるワゴンの車の窓は開け放されたまま、ふたりの男の子が車内に乗っていた。ひとりはベビー用の補助席にくくりつけられたまま、としは１歳半くらいだろうか。もうひとりは５歳くらい。激しく泣く小さい方の子、しばらくじっと見ているとどうも、上の子がくくりつけられた下の子の嫌がることばかりして泣かせている様である。私は開け放された窓の外から思わず声をかけてしまった。「お兄ちゃんはね、小さい子をかわいがらなくっちゃ、いけないんだよ」大きい子は、顔をにこにこさせていたが、明らかに首を左右に振って否定していた。５歳くらいの子は、今まで愛情をひとりじめしていたのが、次の子が出現することによって、きっと自分のポジションを奪われたと思ったに違いない。そして、母親もきっと小さい子のほうに手がかかっているに違いなかった。大きい子は母のいない時、小さい子にいじわるすることによって気晴らしをしているんだろう。わたしは、余計なことだったのだが、繰り返し「小さい子はよしよしってしてあげなくちゃいけないんだよ」といっても、なおもその子は首を左右に振っていた。その間にも小さい方の子は、激しく泣きわめいていた。そこへ、母親が戻ってきた。日頃の行いからわかっていたのか「また、いじめようる」と母親は大きい子のほうを叱った。私は急いでその場を去ったのだが、大きい子のほうも、こういう場面にはすでに慣れきっているようだった。母親は、こうなるのをわかっていて、それでも車内に二人を残し、すばやく今日の夜のおかずなど買いに走ったのだろう。きっとその時「お兄ちゃんなんだから、見ててね」とひとこといったかもしれない。
もし、この大きい子が、自分は確実に可愛がられている　という確かな自覚があったとしたなら、お兄ちゃんなんだからみていなくてはならない、と静かにあやしていたのではなかろうか。私には姉がいるが、姉からいじめられた　という記憶は全くない。小さい頃から母は私をお世話するように、姉にさとしたという。だから、私には、いつも母がふたりいるようだった。姉とわたしはふたつしか違わなかったのだが。
その家々の事情もあり一概にはいえないが、上の子により愛情を注ぐことにより、上の子が下の子をもかわいがる責任感のようなものがうまれるのではないのかな　と考えてしまった。
日常のささいなひとこまについてちょっとだけ考えさせられた。
話の追加；
下の子が眠っている時に、「今日はおにいちゃん返上ね」といってうんと甘えさせてあげたらどうだろう。その時、膝にだっこして、多いにスキンシップをとる。そうすれば、上の子は満足するのではないかなぁ。と大真面目に考えた。（＾＾

これは、ＵＳＪのクリスマスの日のフィナーレの花火です。
暗くなったらディズニーのショーが始まるのだけど、大きな木が邪魔して、よく見えなかったのでした。それでも、空をサンタが乗ったそりやトナカイが飛ぶのやら、いろいろなものが飛ぶのは見えました。移動しようにもすごい人で、動くのもむずかしいです。周りはカップルばかりで、私達のような女連れは珍しかった。夜のショーでは、家族連れもいた。

今日は８回目の歯医者でした。
かぶせの型をとりました。口の中に、上に下に　クニュッとした粘土のようなものを入れられ型をとりました。今日は痛くなかったからよかった。次に行くのは１週間後だが、その時、一番上にかぶせる型ができてくるそうです。こちらも、いよいよフィナーレにさしかかった模様。
うん、嬉しい。やっとトンネルの光が見えてきた感じ。痛いのはいつの場合もいやだなぁ・・・。
歯とは関係ない、ちょっとした気になることを聞いたら、先生が本を持ってきて丁寧に説明してくださった。
ん？何を？それは・・・。ささいなひとこま。（＾＾

午前０じを過ぎたシンデレラは。

2004/11/10(水) 01:30:49

午前０時を過ぎると、正確にはもう翌日になってしまうのだけれど、昨日の？日記は、少し、生々しすぎたかしら。
口の中が血だらけ　なんて。私が、歯科に行ったのを詳しく？書くのは
少しでも見ている人が歯医者に行った場合に参考になるかなぁ・・と思って。病気は隠さない方がいい。公にすれば、ミスもわかる。それぞれの医師のやり方はあるだろうが、不手際があった場合、本人には気づかなくても外部からのアドバイス　ということもある。それに、その体験は聞いている人の　きっと参考になると思う。胃カメラを呑んだ人の体験は、胃カメラを呑まない人の参考になる。胃カメラを呑まない人だって　実際　いつ呑むようになるかわからない。ひとは、気をつけていても病気になる場合もありうるのだから。
病気に関する関心は、２０代の若い人にはわからないだろうなぁ・・。
せっかくある命、死に急ぐなんて　もったいない。ちょっと角度を変えれば　この世にはいっぱいいいことがあるのを知らずに死ぬのももったいない。エッ　なんでこんな話？救世主にでもなった気分？今はそれどころではない。救世主も歯痛ではひとどころではない・・・。（－－；
私は、救世主でも　シンデレラでもないけどね。（＾＾

またまたＵＳＪだよーん。

今日は　ヨレヨレ。

2004/11/9(火) 22:37:07

夕方、ヨレヨレになって帰ってきました。数時間の間に、１週間ぶん、いえ１か月分のバッテリーを使い切った感じです。
口の中は傷だらけ血だらけで、がたがた　です。

今日は、いくと、「これが、今日あなたの歯の穴ぼこに入る型です。」とみせられました。素材は銀合金　だそうです。
「これを入れて、その上からかぶせをします」と歯科衛生士のお姉さんに言われる。
先生が登場するまでに、型が歯の穴ぼこの中に入り、そして、歯間ブラシを使って実際にやられる。その時、はぶからは　かなり血がでる。その時「この血は悪い血なので出ていいんです」と言われ「健康なはぶなら歯間ブラシをしても血はでないんです」とも言われる。血が出る　と言う事は、明らかにそこに傷があり、そこから血が出ている　と思うとそれだけでイヤーな感じ。やがて、先生の登場。はめこんだ型をもっときちんと削るようだ。その時また　かなりな時間　ガーガージージー・・・で。辛い。顔がだんだん先生のもとから微妙に離れていく。「もっと顔を右にしててください」と言われ、「もうちょっとです。頑張りましょうね」と言われる。ガーガーが時に、はぶにあたって傷つき　その時チクチクチクッと思わず痛い。うがいをした時には、いつも血の色、血の味。型を削り終わってその上を臨時のかぶせで覆い「今日は、これでいいです」といわれた時には、３キロを全力疾走で走ったような　体力気力をすっかり消耗しきっていた。
夕方で空腹だったけれど、口の中にものが入るのに多いに抵抗があった。
家に帰り着いたときには、まさに　ヨレヨレだった。毎回繰り返し言ってはいるが、どこが悪くても辛い。痛いのはさらに辛い。健康でどこも悪くない状態でいたい。この時、やはり　誰かさんの助言とおり、半年毎に検診に通って、痛さを分散するかな　と大真面目に考えた。
口の中がはれほれ　している。切られの口のすけ、と言う感じ。
あ～ぁ、今日は空腹でも　口の中に何も入れたくない。
ダイエットになっていいかしらん？しかし、かぶせの型を取っておきたいと、再び行くのは２日後、でーーすぅ。「歯医者にくるの憂鬱になる？」と歯医者さんが言う。まったくのその通り。
シュン。（－－；

ハードスケジュールを控えて。

2004/11/8(月) 22:14:03

写真がＵＳＪ続きですが、今日はお友達が送ってくれた画像のアップです。この花は、名前はわかりませんが、もともと生のお花で今はドライです。私は色合いがステキなので、アートフラワーかと思いました。生のお花の中でも一番長持ちし、そしてドライになったらこんな感じです。バックの白いお皿も、いいですね。この方は、写真で詩を語る、なんていわれますが、かもしだす雰囲気に詩の断片がチラリと覗いて爽やかですね。（＾＾

実は、数日後に　ハードスケジュールを控えています。再び、東京へ。夕方から行事があるので、その日の昼頃、こちらを発ちます。たぶん午後１０時くらいまで行事があるでしょう。その日は東京泊まり。翌日再び昼くらいの新幹線に乗り、岡山下車。詩脈の集まりに参加。この日は、いろいろとお祝いもあり、きっと帰りは午後１１時過ぎになるでしょう。そして、さらに、その翌日は、早朝から　ふくやま文学館の行事があり、おでかけです。３日間、私にとっては、大変なハードスケジュールです。９月も、毎週毎週行事があり、果たして大丈夫かな、と思っていましたが、なんとか　ダウンもせず　こなせました。今回もそうでありますように。この頃、新幹線の中では結構寝ています。東京発最終の新幹線では、みんなほぼ寝ているようです。こんなのもわりと休養にはなります。さぁ、何のトラブルもなく、うまく場が流れればいいがなぁ、なんて思っていますが。ご報告はまた後日。
私は、ＴＩＳＡＴＯ日記をできるだけ毎日書こうとしていますが、書かない時にはお留守か、眠りこけてるか、ふせっているか、どれかだと思ってください。

明日は、恐怖の歯医者、７回目の受診です。嫌だけど、しかたないなぁ・・・。（－－；

吉備文学館

2004/11/7(日) 23:58:52

ＵＳＪ、巨大ツリー、角度を変えて。（＾＾

１１月６日(土）；吉備文学館
行ってみてびっくりした。なんと、「おかやま県民文化祭」だった。分野別フェスティバル事業だった。四土の会の時、主催者の人が、みんなに「損をさせないから、きて」と小さく呟かれたのを私は聞き逃さない。帰りのお茶で　聞いた限りでは、そんなに大きい催しのようには聞こえなかった。なのに、行ってみて驚き。岡山の重鎮たちのせいぞろいだった。しかも、井元霧彦さんが、「福山から一瀉千里さんが来てくださいました」と名前を言ってくれた。ウフッ、これはドキッと嬉しいことだ。井元さんの奥様は「青い花」の同人で、毎年の懇親旅行に、「旅だけでも来たら」とこの時、誘ってくださる。ウフフッ、私はお誘いにも弱いのだな。考えてもみよう。
懇親会の時、詩脈の同人の佐藤巌さんがいつのまにか隣りにいらっしゃる。佐藤さんは東大を出て岡大で教授をしていらっしゃるようだ。詩は科学的で優しい詩を書かれる。自転車で来られているなんて、気さくだ。私の詩とエッセイを、帰りぎわ、自転車の籠の中に　田中さんが同人誌を入れたのに引き続き、無理やりポトンと入れる。

さて、講演のほうだけど、岡山県俳人会会長の竹本健司さんの「俳句の中の詩性」というものだった。三沢浩二さんの講演も。司会はわれら詩脈のオーナー、岡隆夫さん。そして、そのあと５人の方による朗読があり、懇親会へと。
竹本さんが、「俳句も短歌も詩も、垣根はない」といわれたのを多いに同調して聞いていた。みんなが仲良くするのはいいことだ　と思う。「自由詩は修練がいるが、定型詩は誰でも書ける」といわれたのも耳をひいた。二十代の時には、詩や小説も書かれたという。結局、言葉が凝縮された俳句に落ち着いたのだそうだ。竹本さんの俳句には、その短い中に詩でいう飛躍がみられる　と思う。
「母老いて三日月遊ぶ家の中」
「水仙や妻をうすめて立たせをり」
「よろめける顔の重さよ春の暮れ」
「赤んぼの転がるたびに蝉しぐれ」
「幾人のわれ座りをる冬の山」
「蜩（せみ）が山を投げあう夕まぐれ」など。
朗読をした中に、ハピヒピのヘイ汰さん詩脈の同人、川井さん、田中さんがいた。オープンマイクがあれば読もうかと心の中は何故か勇んでいたが、なかった。岡山県詩人協会のひとばかりだったので、まぁ、無理か？私は、岡山県詩人協会にも入りたいな。これも、無理か？
それにしても、みごさんの姿をみなかったが、どうしたのだろう。
瀬崎さんは、丸亀でパネラーをするので　いなかった。斎藤さんと久しぶりに会えたのでよかった。
そういえば、時々灰皿町ゲストブックに記入される、岡山の歯科医「顎オッサン」は、来ていらしたとして、どの方だったのだろう。

岡さんは、このあと丸亀に行かれたが、私はとてもそんな元気はなかった。東京帰りがこたえている。なのに１週間後は　再び東京へ。

吉備文学館では２００５年１月１６日まで「小川洋子展」をしています。（＾＾

ささやかな、ホッ。

2004/11/6(土) 22:43:01

これも、ＵＳＪ。

文化史研究会は、女ばかりの６人くらいのグループで全国のお寺やら文化財を見て回るグループである。みんな一人旅、及び旅に慣れていて、旅なれないのは私くらいなものだった。その私も、この頃は　詩祭に必然的にひとりで出かけていくものだから、なんとなく一人旅にも旅にも慣れてきた感じである。
そして、このグループは、待たないグループだった。先頭に歩く人がめっぽう早歩きで、それに続く後ろの人は　歩調をあわせてついていくのに必死である。まさに、他の人にめくばせ出来ないくらい　自分のことに夢中で、ついて行かなくてはならなかった。それでも、２回３回と続けていくうちに、少しは待つようにはなっていった。なので、それほどに、「待つ」と言う状況については、敏感になっていた。

だから、今日の催しが終って、みんなでお茶に繰り出した時、お手洗いに行った私を、みんなが待ってくれているなんて、これっぽっちも思っていなかった。ドアを開いた２メートルほどの所で、全員が待ってくれていた。帰る方向もそれぞれに違い、そこから一緒に歩いたとしてもどれほどの距離もなかったのに。そんな些細なことが、私には嬉しくてたまらない。ひとの心が沁みるとは、こんなところを言うのかもしれない。私は、ますます岡山のひとたちが好きになる。

今日は、少々疲れ気味なので、催しのご報告はまた　後日。（＾＾

徒然なるままに・・・。

2004/11/5(金) 23:28:03

右の写真は、ＵＳＪの中にある港ですー。

明日は、四国の丸亀に　詩と創造　の丸地守さんが講演にこられるようです。私は、少々疲れ気味で、ちょっと四国まで行く元気が今回はありません。で、近場といえば近場ですが、吉備文学館まで出かけてみようと思います。詩の仲間たちとも会えるし。

実は今日は書くことがない。
こんな時はどうすればいい？やっぱり書くの休むべき？なんていいながら、キーボード叩きながら、何か書かなくっちゃ　なんて思ってる。

ネット上の和合亮一さんの「インアウト」を見ていた。そこに松本秀文さんの書いたものがあった。私は、福岡のエッジの催しに行った時、彼に随分親切にしてもらった。
その「インアウト」に書いてあることによると、彼が詩にのめり込み初めたきっかけは、２００２年１１月に山口国際芸術村で行われた詩のイベントがきっかけ　とあった。実は　わたしも　山口　がきっかけだった　といってもよい　かもしれない。今頃、いろんな所へいって知り合う人達は、大抵このイベントに参加した　という。私は、この時は、参加している　誰も　まだ知らなかった。そして、それに参加していた松本さんも勿論知らなかった。
エッジであった松本さんは、実に堂々と朗読もできるし、かいがいしく動き回っていた。あの時から、彼はこんなに成長したんだなぁ　と思う。彼もまた　今の私と同じ、詩の魅力　詩の魔力にとりつかれてしまっているひとりだと思う。
詩人は病床にあっても、最近亡くなられた川崎洋さんも、亡くなった時には、机の上にミッドナイトプレスの詩の原稿があったという。最後の最後まで、いわゆる死の直前までみんな　詩にかかわっているのだ。
わたしも、そうありたいと思う。あの世にいくなら、詩をひっさげて、あの世でも詩にかかわって、できればエンゼルなんかにでも詩を教えて？あげたい気分だ。そんなに今は　詩がいとしい。
だけれど、この情熱　いつまで続くのか、そこが問題だ。
目下の所は、やめるつもりなど毛頭ないのだけれど。（＾＾
どうやら詩の水は、私に合っているように思う。

ふくやま薔薇しゃ

2004/11/4(木) 23:13:41

これは、クリスマスの頃の　ＵＳＪ　の入り口付近です。
あの、アーチをくぐって中に入ります。
ちょっと早いかな？（＾－＾）
写真、ちょっと大きめ。（＾＾

ＴＩＳＡＴＯホームページに、新しいコーナーが追加されました。
これは、ここの日記と同様、自分で書き込み編集訂正ができるページです。
私はここへは、長文　つまり　掲載したエッセイなどを載せたい　という希望がありますが、今日は試運転で　短い詩を書き込んで見ました。
ここの管理者　清水鱗造さんに手ほどきしてもらいながら　です。
この企画をはじめる前に、実験的に「風の街」というコーナーが創られました。灰皿町のみんなは、めいめいにここに書き込み、今回の企画の足慣らしをしました。ここで、次へのステップの手ほどきがすでになされたわけです。
わたしは、いよいよ　今日からの稼動です。少しづつ技術が身に付き
わかってくると同時に、ホームページの項目が増えていくのは嬉しいですね。（＾＾でも、覚えている時は　四苦八苦ですよ。今日は清水さんの　手取り足取り　があったから、わりとスムーズにいきました。
仕事を覚えている新入社員　のような感覚です。
清水さんには、本当に感謝　感謝　ですね。と同時に桐田さんにもお世話になっています。おふたりには、頭が下がるばかりです。
本当に　ありがとうございます（＾＾

新潟の地震　なかなかおさまりませんね。
お見舞い申し上げます。

そういえば、１０月３１日に「秘密」という詩が広島県の新聞に載りました。詩が載るのは６ヶ月ぶりです。
東京に行っていたので気づかなかったら、友達が教えてくれました。
選者は　北川透さんです。今回の掲載は　特に嬉しいですね。批評で
「言葉遊びに属し　少年詩のようだ」　と褒めてくださっています。
嬉しいことが　たくさん重なっていくと　人生は「嬉しい」の彩りで染められてゆきます。そんなふうに積み重ねてゆきたいですね。
引き続き　頑張っていこう　と思っています。（＾＾♪

文化の日

2004/11/3(水) 21:19:10

今日は「文化の日」だったので、福山文学館、福山美術館が無料開放された。このふたつが協賛して、「高村光太郎展そして智恵子」と題して開催されていた。光太郎の油絵・彫刻・書・日本画のような掛け軸・詩
いろいろなものが展示してある。智恵子の紙絵・光太郎の父、光雲の彫刻などもあった。
光太郎は、ある時期、実物大の蝉・小鳥・魚などを木彫りで彫ったと言う。ことに、蝉はとてもたくさん数え切れないほど造ったのだそうだ。
蝉が展示してあったのでじっと見てみると、まさに本物そっくりだった。手で触って遊んだのだそうだ。ロダン彫刻や詩ではボードレールの影響を受けたという。詩については、生きる上での内省や志を素直に語ったらしい。
草野心平とも交流があり、十和田湖畔を心平の案内で散策したこともあったという。心平は光太郎のことをとても崇拝していた。光太郎が亡くなった時も追悼文をあちこちに書いていた。十和田湖畔には、ふたりの向き合う裸婦像があるがこれは光太郎の作　という。
　　　「あの美しい銀の波
　　　　　にうちわたる
　　　　　けさの山の朝風を
　　　　　この封筒一ぱい
　　　　　入れよう
　　　　　香料よりも匂
　　　　　のいい
　　　　　初秋の山の朝日を」　光太郎１９５０年の頃の作品
　　　　　　　　　　　　　　　６７歳頃・亡くなる６年位前の作品。
この催しは１１月２８日まで開かれています。福山駅から西口に出て、徒歩３分くらいの場所にあります。すぐわかります。

銀座の「壱の会」での作品は、ほぼ全員のかたが、スケッチのような感じの絵を描かれていて、中には簡単な彩色がほどこしてあり即売しています。お値段はだいたい１万から３万です。新井さんは、写真を展示。
新井さんは、音楽をされ、エッチングをされ、詩をされ、写真もされる。展示品の中には２個ほど自作の詩をくっつけてあり、私はそのうちのひとつを入手しました。粕谷さんは、毎回骸骨をモチーフにしているそうです。藤富さんのは、「誰？」という最近の詩集の表紙に使ってるものがそのまま額になっていました。
天童さんが「お値段が安すぎる」といい、「もっとお値段をあげなくちゃ銀座が泣く」と叫んでおられたが、そうなると、私は買えない。うんと高くして売れないのと、少々安くして売れるのとどちらがいいのだろう。高くて売れるのが一番いいのだろうけれど、なかなか買う側にしてみれば、やはり手に入りやすいお値段の方がいいにきまっている。
灰皿町のＡさんは、昨年も粕谷さんの骸骨を買ったという。
詩人は絵や美術的創作もできなければならないのか。私は書を少々するけれど、学生時代は絵のほうも好きだった。そのうち挑戦してみようかな　という気分になる。林芙美子も油絵をしていた。彼女に付いていた３番目の夫は絵描きだっとという。芙美子の半生を支えた人　である。

「壱の会」では詩集も即売されています。♪

銀座画廊「壱の会」詩画展

2004/11/2(火) 23:46:47

右の写真は、ＵＳＪですー。

昨晩　東京発　最終１９時５０分のぞみ　で福山に帰ってきました。
福山着は２３時３１分。帰れば本当に午前０時過ぎ　でした。
東京滞在最終の日に、こんなに実り多い１日が送れるとは思わず、満足して　東京をあとにしたのだった。ただ、私の場合は、いいことのあとにはストーンと悪い？ことがやってくるので、家に帰り着くまでは油断大敵！　気が抜けないのであります。
家に帰って、ゆっくりとお風呂に入った時には、疲れがスーッと抜けていくようだった。

１１月１日午後１２時に初対面のメール相手（女性）のかたと銀座の画廊「響き」で待ち合わせしていた。どうも１回会って見なければ心許してメールできないようだ。メールと実際に会ってみるのとではやはり違う。大切なひととは、メールのみならず会ってみる　というのをお勧めします。ただし、こっそりとは会わないこと。このかたはご自分のホームページに私の詩「霊界」についての批評を書いてくださっている。私の詩に関心を持ってくれて　それについて批評を書かせてほしい　と言われる事は　本来なら手離し　で喜ぶべきことである。なのに私は　この頃誰かさんに似てきているのか警戒心が強くていけない。逆の立場になって　ときに　そういうことにがっかりさせられることもある　というのに。でも、１回会ってみて安心した。メールのみでは、随分強情な感じもあったけれども。（叱られるかな？）
ともかくも、会ってみたのは正解だった。

私は、さらに午後４時に灰皿町のひとたちと　ここで落ち合うことになっていたので、しばらくは、画廊の経営者のひとや詩人であり画家である今回のイベントのお世話係りである小紋章子さんとお喋りをしていたが、やはりまだかなり時間があるので、すすめられてちょっと銀ブラ。（ウフッ　銀ブラ　なんて＾＾）
画廊から２分ほど歩いた所に新橋演舞場があり、そのすぐ道をはさんだ向かいに絵李果（えりか）という喫茶店がある。このお店は、宮本亜門の実家で、宮本亜門はここで育ったのだという。ここの喫茶店から新橋演舞場の中へ　何度となく　昼食などが届けられたという。きっと　その頃の　宮本少年は　そんな人達の中に　まぎれながら育ったのだろう。そして　今の　宮本亜門ができあがったのかもしれないな。
そこで１時間ほどすごした。やがて　待ち合わせの午後４時が近づく。
画廊に戻ると　粕谷夫妻がきていた。粕谷さんも初対面ではあるけれどとても気さくなかた　である。そこへ灰皿町のＡさんがきて、しきりに粕谷さんと喋っていた。私はそばで聞いていたが、ひとしきり喋って粕谷さんが向うへ行かれたあと、私は、Ａさんに話し掛ける。会うのは２回目。でも気づかれなかったようだ。私の方は覚えている。そのうち灰皿町のＴさんがきて、Ｋさんはなかなか来ないのをＡさんが「道に迷っとるんだろう」といい、２０分位たってやっとＫさんが現れる。やはり道に迷っていたようだ。私だって迷ったもの。画廊のひとが迎えに来てくれなければわからなかった。それから、ぞくぞくと、出展者の登場。新井豊美さんは、何度かお会いしているので、親しくお話してくださる。小池昌代さん、藤富保男さんも初めてお目にかかる。そうしていると、パーティがはじまる５時までには少し時間があるので、Ｋさんがお茶を誘ってくださって、４人で灰皿町のミニ懇親会に。オープンカフェ、ドトールでドリンク。しばし歓談。戻るとお部屋の中は、ワイワイガヤガヤ。それぞれがお話に花を咲かせていた。藤富さんとお話をする。ちょっと警戒されているような気がする。れいの彼女とは立場が逆になっている。有名になるとそれなりに近づいてくるひとがいるだろうから、警戒してもしかたないかもしれない。そういう私もそんなうちのひとりだったりして。そんなかたには、たぶん次からは近づかないかもしれない。わたしは有名人と接しても、なんとなくこの頃は話題が提供できるようになっているので、それは、この世界に少しは詳しくなったということだろうか。

粕谷栄市さんがとてもきさくなかたなので、いいなぁ　と思う。ここの集まりも粕谷さんが人集めをしたのだそうだ。新井さんが紹介くださった天童さんというひとは、世界中で朗読をしているそうで、とてもしぶい　声優にしたらいいような　グッとくる声をしている。豪快に話される。自分自身でも　この声は自慢らしい。
かいがいしくお世話くださる　ピンクのジャケットをきた若い娘さんは、どうやらここの画廊の姪御さんにあたるようだ。
まえ、岡山の友達が送ってくれた四元さんが書かれた新聞のコラムに書いてあった大詩人の事を小池さんに聞く。判明！　うん　なるほどね。そんな謎解きができるのも　お会いしてお話できる醍醐味のひとつ。

それぞれがそれぞれに　お話の時間をすごし、あっという間の２時間。
「帰りたい」　と言うと天童さんが、ドラマ張りの　ステキな声で、タクシーを呼んでくださる。タクシーを待っている間、小池さんのご家族がお迎えにこられる。小池さんのみならず、ご家族のかたにまでお会いできるなんて、ものすごく得した気分。小池さんとお話した時、「朗読をしています」というと「近くで朗読をする時には呼んで下さいネ」といわれる。ふと、小池さんなどが朗読をする時には、ギャラが発生するのだろうな　と余計なことを考える。きっと高いんだろうな。実際はどうなのだろう。

かくて、東京発１９時５０分最終列車に、１０分前には乗り込んで、
くつろいでいたのでありました。歴程合宿の帰りの時には　乗り遅れたもんね。今度は大丈夫だったよ。時間もきちんと把握していました。
乗り遅れて、何処かの街で立ち往生なんて、もうこりごりだよ。
やっぱり、アクシデントには弱い？（＾＾ウフッ。
女はか弱いのです。（＾＾？？？

この催しは１１月１日（月）～１１月１３日（土）までです。

前月次月

エース