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新書 アンソロジー 上梓。 |
2005/3/6(日) 21:16:15 |
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今朝起きたら 雪は全然降っていなかった。 と言うわけでもないのだが、夕方まで ずっと落ち込みをひきずっていた。 日中 こんな気分の時には どうやって 気持ちを紛らわせたらいいだろう と思いながら、近くのお花屋さんに行って花を買って 活けてみる。友達が偶然お電話をかけてくる。愚痴る。2〜3人に愚痴る。 こういう時には 食事もあまりほしくない。ビデオを見る気も失せている。いつもみる「新婚さん いらっしゃい」のテレビもみる気がしない。ずるずると引きづったままの夕方だった。
夕方になって、昨日届いた 荷 をあける。 新しい本が届いていたのだった。 ページをめくると りんごの匂いがした。きっと これは 印刷の匂いなのだろう と思ったが、本当に 紙に鼻を近づけて 香りを味わいたい感じだった。実はこの本に わたしの詩が載っている。いわゆる アンソロジーなのだが、出版社からの依頼を受けての掲載 昨日出来上がったばかりの本が届き、いましがた 確認する という運びである。詩と俳句と短歌のアンソロジーで 詩のとこだけ ページを繰ってみた。勿論 一番最初に見るのは 自分の詩だ。私は 1昨年 友達と二人で 北海道に流氷を見に行った。そのときのことを書いた詩「ホワイト ワールド・北の情景」というのを載せている。


(これは、北海道の流氷です。灰皿町のアルバム掲示板に出したのと同じものです。これも、そして昨日の写真も私が撮りました)
この本は「北海道詩歌紀行」という本で、北海道の美しさとかそこに暮らしている生活とか とにかく 北海道 のことを詠んだものである。2005年3月15日発行 発行所;日本詩歌句協会 発売;北溟社 定価;2625円 というものである。 全国版なので 全国の人が 見てくれる そう考えただけで嬉しくなる。この本を紐解いた後 りんごの香りのする中で、昨日の落ち込みもこれで チャラにしよう と思った。
詩のところをパラパラ とめくってみる。北海道に関する詩 なので北原白秋 高村光太郎 中野重治 丸山薫 更科源蔵 草野心平 の詩も載せてあるのだなぁ。これらの詩人も北海道について 詠んだのである。そして、私が知っている人で ここに載せている最近の人たちの名前をあげてみると、岡山県では 同人の田中澄子さん, 平岡けいこさん 境節さん だ。ほかには おしだとしこさん 浅山泰美さん 島秀生さん 秋山豊さん 横川秀夫さん そして 丸山勝久さん 葵生川玲さんなど。なんと 16人も知った名前がある。驚きである。 美しい装丁の りんごの香りがする本です。 たぶん、全国の主要な本屋さんに置かれるのではないかなぁ。もし関心があったら、本屋さんで手にとって見てください。
夕方になって届いた本を見たあと やっとパソコンをあける気になってあけてみると 違う詩のグループにいるSさんが 慰めのメールをくれていた。公開日記の いいところだね。こんなメールをもらえるなんてね。Sさん ありがとう!
ここで 私は叫んじゃう。「TISATO日記の中心から愚痴を叫ぶ」いえいえ、TISATO日記で愚痴 はいけないかな? みなさん、落ち込んだら 大いに誰かに 愚痴りましょう。なんて・・・・。 どうやったら、気が晴れるか なんでもかんでも やってみればいい ですね。気の晴れる方法は 個々に違うと思うので どうやったら自分の気が晴れるか 自分なりの方法を見つけ出しましょう!!! それって いいかも。
私は、自分の詩が載っている 真新しい本をみて どうにかリセットできそうです。昨年発行された「ラ・ビータ」や「べレッツァ」もイタリアの人たちが 読んでくれるルートに自分の詩があり、この本がイタリアにあって販売されている と考えるだけで ワクワクしてきます。 自分が気分がよくなることをこれからも したり考えたりしていこう と思います。
たちまち 詩脈の原稿どうしよう。いっそ まったく違うのを載せようかしら。私は詩脈には一貫して 恋 の詩を載せてきたが 浮かんでこない と呟くと ふたりのひとから 恋 に限定しなくていいんじゃない と言われた。その部分もどうしようかな。でも 自分の中では これをこういう形で是非載せたい と思う部分もある。誰がなんと言おうと こう載せたい と思う部分があるのだ。それって わたしって やっぱり 頑固 なのかな?
なんにしても、落ち込みから だいぶん抜けれて よかった・・・。 心機一転、また 頑張っちゃうもんね。(^^
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