TISATO日記

2006年10月

清水恵子　という詩人。

2006/10/26(木) 22:34:57

小説は　一応フィクションだが　もとをただせば　その底には　そのお話の発祥になる源体験がある場合が多い。
だったら　詩はどうか。概して　描いてあることは　ほぼ現実として見られやすい。勿論　その中にフィクションを混ぜ込む場合もあると思う。

今回　福山文学館でイベントを持った　講演された徳島の詩人　清水恵子さんは　しきりに「詩はフィクションである」と強調された。
私が　まだ　詩をし始めた頃　こなれた詩人のかたが　観念の世界はいけない　と言われたことがあった。
この頃の　私の詩は　日常生活の経験から　ほぼ生まれている。
詩の世界に入り始めは　結構　観念の世界を追っていた。
読者のことを考えたら　より　身近な題材のほうが　読者に近い　と思い始め　日常の中から　というようなことになっている。

(福山文学館で講演をされる清水恵子さん）

だったら　清水恵子さんの場合はどうなのか。
彼女は　何故　「詩はフィクションである」と強調するのか。
彼女の詩は　とても　なまめかしくて　それをすべて　事実である　と言ってしまえば　すごく　誤解をうける場合が多い。
彼女には　夫もいるし　子供もふたりいて　（初孫もいる）普通の生活を持っている。恋愛詩を追及する場合　あまり　私生活を表に出してしまえば　おもしろみ　がなくなる気がする。
だから　いわゆる　謎の女を装って　うんとなまめかしい詩を書くほうが　おもしろい　と思ってしまう。

私生活に　あまり　触れて欲しくない人は　詩のみ　で作品を判断せよ　なんていう人もいるけれど　私は　私生活あっての　詩　とも思う。
ちょっと　相矛盾しているところもあるが　本当は知りたい。その詩がどこから　生まれてきているのか。

(大三島観光。左は　今回の企画をたてた大原さん。右は清水恵子さん）

今回　清水恵子さんと接して　清水さんのことが　いろいろとわかった。彼女にとって　詩　とは　舞台なのだと思う。詩の舞台で　演じているのだと。
その人その人にとって　詩のありようは　もしくは　捕え方も違ってくるが　そこは　いろいろあってよい。

ただ　清水恵子さんの場合は　これからもずっと　恋愛詩を追及していく　と言われた。
私には　とても　まねできない　なまめかしさである。
私は　私なりの　詩を追及していくしかない。
それを　ひとは個性と呼ぶだろうか。

なお　この企画は　１０月２２日　Ｓun. に行われました。
岡山からも来られ　３０人くらいの　ミニイベントでした。

福山Ｓangwooオフ会　　　　　　　発足。

2006/10/22(日) 22:37:01

オフ会というのは　主役がいないのに　その人のファンのみが集まって情報交換をする会のことをいう。
韓流　ならではの　言い方ではないだろうか。

聞きなれないうちは　主役がいないのに　みんな集まって何をするんだろう　なんて思っていた。
ところがである。オフ会以外のところでは　なかなか　こういう話に耳を傾けてくれる人はいない。それに　語る側にも　照れ　がある。安倍首相の奥様でさえ　パクヨンハ　のファン　というから　そろそろ　おおっぴらに　お話をしてもいいんじゃないか　なんて思うが　実は　私の場合は　最初っから　おおっぴらである。

写真屋さんに行っては喋り　コンビニに行っては喋り　至る所に行ってＫwon Ｓangwooの　ファンなんだと　言いふらす。
韓流に興味のない人は　「それ誰？」と聞く。それから　えんえんと私の説明がはじまる。
私がお話する人は　みんな優しい人だから　よくお話を聞いてくれる。
でも　やはり　同じＳangwooのファン同士で語る方が　数段いい。
オフ会に行くと　思いっきり　これらについてお話できるので　だからみんな　水を得た魚のようである。　なので　オフ会に参加するのだろう。
そして　その「福山Ｓangwooオフ会」が今日始めて開かれた。

場所は　本通りの船町郵便局の隣り　＜おんどるばん＞という韓国料理屋さんであった。お昼を兼ねて　昼前に集合。どうやら　ここのお店には　いろんな韓流ファンが　集まるようである。
私は　行くのは２回目だったが　どの料理も　とてもおいしい。

会の内容的には　まず自己紹介から。
そして　２名のかたが　ポータブルビデオを持ってきていた。それを見ながら　参加したイベントについて語る。たちまちは　埼玉の３万５千人のイベントについてだった。参加者の中に３名行った人がいた。そのとき　配られたおみやげなど　みせてもらう。

話は４時間にも及んだ。
広島や東広島　三原からも来られていた。
みんな　Ｓangwooのことが　すごぉ～く　好きなのだとわかる。
目標は　ソウルでのサイン会　もしくは撮影見学会。
話しているうち　そんなことが　だんだん身近になるように思える。

１１月には広島であるようだ。
広島の人が　「次は広島にいらっしゃい」と言ってくれた。
おしのびで　もし　Ｓangwooが　広島に来るような事があれば　それこそ　みんな　飛び上がるくらいに喜ぶんだろうな。
嬉しくて　一番高く飛び上がったのが　私だったりして。
夢のまた夢・・・なり・・・。

吉備路文学館

2006/10/19(木) 23:53:26

１０月１７日　Ｔue. 岡山の吉備路文学館が２０周年記念行事をするということで　友達から招待券をいただいたので　行ってきた。

とりあげられた文学者は　薄田泣菫（すすきだ　きゅうきん）。
泣菫に関する　研究者　あるいはその血筋を引く人が　泣菫について述べた。
劇団の人による　泣菫の詩の朗読もあった。

会場は　満杯だった。
１００人はいたかな？
同時展　として　岡山の詩人たちの　本および詩のパネル展なども　開催されている。
私は思う。私もいつの日にか　ふくやま文学館に　詩人として展示される日が訪れればいい　と。そして　見に訪れた人たちに　共感してもらえれば　いいなぁ・・・と。それも　夢のひとつかな？
であるなら　もっと　頑張らなくっちゃ　ね。

岡山県にひんぱんに出入りして　勉強をさせてもらっているが　岡山県人でないのが辛いところである。私は　どうあっても　広島県人である。
亡くなった　三沢浩二さんは　生前　私に言われた。
みんな　岡山に来て　岡山で花開いて　飛び立って行っている　と。
だから　私にも　そうしなさい　というような。
岡山は　本当に　文化のさかんな所だ。
文藝グループも　しっかりしたグループがいくつもあり　そして　そのリーダーの人たちも　ふさわしい人たちがなっている。
文化が発展する仕掛け人にふさわしい。
その上　福武書店が　文化グループの金銭的助成をするので　よけいみんなは張り切るのだろう。
なんにしても　文化が花開く土壌が　岡山にはたくさんある。

人物も　陽気で明るい人が多い。
そして外部に向けて　とても社交的である。
県庁所在地である　というメリットもあるかもしれない。
通える間は　せっせと通って　勉強をさせてもらおうと思う。
そう思って　岡山通い　を続けているのは私だけではない。
他にも　数名　いると思う。

帰りに　おみやげとして　高原洋一さんの　シルクスクリーンがもらえた。高原さんは　私が属していた詩の同人誌
＜詩脈＞（１００号を迎え　終刊）の表紙をずっと描かれていた人である。高原さんのシルクスクリーンをもらえたことは　とってもとっても　嬉しいことだった。大切にしようと思う。

おりしも　岡山駅は　新装開店　ではないけれど　駅を新しくした　ということで　おもちゃ箱をひっくりかえしたように　賑わっていた。
せっかくなので　駅をウロウロしていたら　すぐに夕方になってしまった。まだ　見たりなかったけれど　疲れたので帰った。
次に　訪れた機会に　また見よう。そうすると　目玉で安くしている商品がないかな？

なお　薄田泣菫展は　来年の１月１４日まで。月曜は休館日。
入館料は　４００円である。（℡；０８６－２２３－７４１１）
文学に興味がおありのかたは　どうぞ　岡山までおでかけください。
岡山駅を見るだけでも　一見の価値あり　ですよ。（＾＾。

めまぐるしい１週間。

2006/10/17(火) 01:52:47

ホームページをふたつ持つと　やっぱり忙しい。
でもmixi（ミクシー）は　やってみたかったので　ご紹介くださったkaokiさんには　大変感謝している。
知らない人が　アクセスしてくるので　若干の不安感は　なきにしもあらず　だが　新しい世界が開けると信じて　なんとか続けようと思う。
マイミク　といって　いわゆるリンクなのだが　こちらのホームページと同じく　つい　詩人を探してしまう。そして　リンクのお願い。
類は友を呼ぶ・・・かな？

ひとつ下の書き込みで　全文を書いたあと　アップしようとして　パスワードを間違え　元にもとに　で戻してみても　文がすべて消えていた。失敗は２度目。今度は失敗しないように　こまめにアップ。そして　入力パスワードを　間違えないように　慎重にキーを押す。

先週は忙しくて　アッという間に１週間が過ぎた。
特に月曜日が祝日だったので　なおさらだ。
外出が多いと　また　詩集の感想やお手紙の返信が滞る。返信が来ないナァ　と思ってくださって　そしてもし　こちらを見られているかた
本当にごめんなさい。心は　いつも書かなきゃ　とあせってはいます。
再度　ごめんなさい・・・です。

１０月８日　Ｓun.には　福山文学館行事があり　文学探訪で　三原仏通寺　竹原　再び三原　と頼山陽　山頭火　村上菊一郎　武内俊子など文学者の足跡を辿る。
１０月１０日　Ｔue.には　書の教室の友達と　先生の書展にでかける。
１０月１１日～１５日までは　やはり　私が属している書のグループの書展があり　１２日に　自分の出展作品を見にでかける。
１０月１３日　Ｆri.　詩の友達が　岡山の画廊で書展をする　というので岡山まで出かける。
１０月１４日　Ｓat.には　書展の祝賀会があり　また出かける。参加者は２００名くらい。豪華なパーティだった。
１０月１５日　Ｓun.には　１０月２２日　徳島から詩人が訪れるので　福山の詩のグループの人と　前打ち合わせ。
なんか　出かけてばかりの１週間だったような。

こうして　私の１週間は　過ぎ去ったのでありました。まる。

今日は　このへんにしときます。
写真が　ないなぁ・・・・。

また　失敗！

2006/10/11(水) 23:58:13

たくさん　文を書いて　その後　アップしようとして　パスワードをまた　間違えた。

そして　文が　全部消えた！

性懲りもなく　再び間違えるなんて。なんてこった。

私の　馬鹿　バカ　ばか！（頭　ポカポカポカと叩く）ーー；

満月の夜に思うこと。

2006/10/7(土) 21:36:46

広島県福山市では　今夜は満月が　とても綺麗に見えます。
ススキをとってきて飾り　お団子を食べますか？
コンビ二に行くと　お団子を売っていました。
お姑さんと暮らすお嫁さんは　手作りで　お月見団子作るかもしれませんね。そんなお話を過去に聞きました。

尾道のほうでは　満月の夜に集まって　ワインを呑みながら一晩中語り明かす　という会がある　というのも　随分前に聞いたお話です。

（真っ暗に　穴ひとつ・・・。って感じ？思ったほど　全然　風流じゃ　ない・・・。ガクッ）

さて　書がまた　入選しました。４回目です。
この書展は　１年に１回行われる「インテリアの書展」と言われるもので作品は　家の中に飾れるような　小さな作品を対象にしています。
なので　大きい作品はありません。私の作品は　半紙大　です。
言葉は＜ひろがる愛　ふくらむ愛＞と書きました。やはり　根底には韓流があるのですね。

Ｋwon Ｓangwooの　ソウルでの　Ｆace shopのサイン会で　いろんな石のついたブレスレッドを　その時にプレゼントし　その写真がネット上に載っていましたが　それをプレゼントしたのが福山の人　とわかり　ビックリしています。そんな熱いファンが　身近にいたなんて　驚きです。

サイン会や　撮影見学会に行きたくても　方向音痴　旅慣れない？私はとても　ひとりでは外国までは行けません。そんな人が身近にいるなら　もしかしてエスコートしてもらって　あわよくば　くっついて行っちゃおぅ　なんて　可能性も出てきました。
ほかに　何にも知らなくても　ただひとつ　同じＳangwooファン　というだけで　すぐに意気投合して　お話は尽きません。
それは　詩の世界にも　通じる所があります。何もしらなくても　ただひとつ　詩が好き　というだけで　いくらでも　お話ができます。でも私は　その人の　どこから　どういうふうに　その詩が生まれてきたのか知りたいので　詩人の場合は　私は　その人のプライベートなことを知りたいです。それは　その作品上のことです。勿論プライベートも知って　なおかつ魅力的な人は　詩を愛すると同時に　人間をも愛せたら申し分ないことです。

私の生活は　詩と書とＳangwooで　目下成り立っています。
忙しい　忙しい・・・です。

なお「インテリアの書展」は

日時；１０月１７日（火）～２１日（土）午前１０時～午後７時　最終日は午後５時まで）
場所；東京芸術劇場（東京都　池袋西口徒歩２分　池袋西口公園内）

で行われます。
東京のかたは　訪れて見てください。
私は　書の名前は＜安達静波＞で出しています。

（９月３０日　埼玉ＳＥＩＢＵドーム　３万５千人のイベントより。このイベントの収益は　難病を抱えた子供たちの団体　make a wish に寄付されます。）

中四国詩人会　第６回倉敷大会。

2006/10/4(水) 05:42:30

中四国詩人会は　１年に１回　中国四国の何処かの県の都市で開かれる。今年は岡山県倉敷市だった。

総会　中四国詩人賞　各県の人による朗読のあと　著名な詩人による講演が開かれる。（中四国詩人賞は　今年は川野圭子さんの「かいつぶりの家」が受賞）

講演は在日韓国人である詩人の金時鐘（キム・ジショウ）さん。大阪から来られた。演題は「詩を生きる；書かれない小説は存在しないが詩は書かれなくても存在する」というものである。

(講演をされるキムさん）

キムさんは内容もさることながら　話し方も　ときにユーモアを交えながら　視聴者をひきつけるような上手な話し方をされ　講演が終わった懇親会に移ると　大人気で　何人もの人が　本のサインや記念撮影に　キムさんのところを訪れていた。そして「私　キムさんのファンになったわ」という言葉が　所々で聞かれた。

内容的には　たくさんのことを言われたのだが　私の心に残ったことは

１、詩は普遍性のあるもの
２、自分のために詩を書く　という人がいるが　他人の生き
方をもあわせもって生きているのが詩人である。私が詩
を書くのは　他人の生をも代弁して語ることにもある。
３、他人が言葉にできないもどかしさを　言葉にあらわすのが
詩人である。万人の思いを万人にかわって　文字にする。

このような三点だった。人それぞれに感じ方があるので　違う人に聞けば　違う受け止め方があるかもしれないが。
私は　言われていることに　大いに共感していた。
そして　ほかの詩人が　キムさんに接する接し方を見ていれば　初対面にもかかわらず　いかにキムさんが　好かれていたかがわかる気がする。今　流行の韓流ブームでもあるまいが　アイドルのような人気だった。

(懇親会で　ご挨拶をされる　キムさん）

キムさんは２０才の頃日本に来られ　それから日本以外には　出たことがないそうだ。いくら日本にいても　日本語を習得できない韓国の人もいるが　自分は日本語を習得した　と言われた。そして　フランスに対して　すごく憧れがあるのだそうだ。
私は　この時　中原中也のことが　大変思い出された。中也は　生前　フランスに行きたくてたまらなかったが　結局　想いを遂げないで亡くなった。そのようなことがないように　キムさんにも　是非　フランスに行ってもらいたい　と思っていた。

そして「詩を書いているから詩人ではなく　何かを問うているから詩人なのです」という言葉も耳の底に残る。
小野十三郎の　社会派詩人としての流れを　充分に受け継いでいるように思われた。

（会場である倉敷芸文館　周辺）

なお　来年の秋の中四国詩人会は　山口県周南(しゅうなん）市で行われる予定です。

書いた文が　全部消えた・・・。

2006/10/3(火) 23:59:39

午前０時までに　書き上げようとあせって　入力パスワードを間違えた。元に戻したが　文が全部消えていた。

詩のイベントがあって　泊まったりして　しばらくパソコン入力から　離れていたので　だからかな。
結構　書いてたのに・・・な。

あとのまつり～ぃ。
シンデレラ姫が　午前０時を過ぎると　魔法が解けるので　急いで階段を駆け下りた。硝子の靴を置き忘れなければならないのに　はいたまま帰ってきちゃった　というほどに　残念！
なんちゃって・・・。ウハ。

イベント疲れ　あり。（＾＾。

波乱？

2006/10/2(月) 23:59:46

日記を書いたのに　入力パスワードを間違え　文が全部消えた・・・。

あ～ん　残念！

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