サッカーの親善試合

8月8日撮影。よく考えたら信じられないことだが、プロサッカーチームの試合を見に行ったのは、生まれて初めてだった。イギリスに20年以上住んでいて、夫もサッカー好きなのに我ながら信じられない。今回観戦したのは、夫が若いころから応援している北ロンドンのチーム、トッテナム・ホットスパーズ。対戦相手は同じく北ロンドンのアーセナル。夫はスパーズ(チーム名は略されてこう呼ばれる)の会員になっていて、通常の試合だと非会員であるわたしは入れないのだが、親善試合のみに家族や友人を招待することができる。

今回初めて、CovidパスというNHS(イギリスの国立医療サービス)が管理している入場パスを使った。このパスがないと入場不可で、①イギリスで使用されているワクチンを2回接種していて2週間経過していること、②48時間以内のPCR検査またはlateral flow test(自宅でキットを使ってできる検査)で陰性、③過去6ヶ月以内にPCR検査で陽性で、自己隔離期間を経ていること、の三つの条件のひとつを満たしていて、16歳以上ならば取得でき、スマートフォンで登録可。

スパーズのスタジアムは数年前に建て替えられていて、かなり立派だった。サッカーというスポーツ、テレビで見ているとトロトロ走っているように見えるのだが、実際に観戦すると選手たちのスピードに驚かされ、パス回しは実に美しく芸術的だった。スパーズの韓国人選手ソン・ヒュンミンが1点ゴールを入れて、勝利。