Sep 07, 2006

夏の詩の合宿・続き。

日にちが経つと 記憶が薄れ 書こう!という意欲がだんだんとそがれていってしまうのが欠点である。その代わり 濾過されるように 印象深い所だけが 頭の隅っこにとどまる というのは長所だろうか。


数年前に 山口の国際芸術村で 2泊3日だったかな? 大きな詩のイベントが行われ 私も参加したのだが いわき市での 夏の詩の合宿は その小版のように思える。
普通の詩のイベントでは ほぼ講師はひとりなのだが このいわき市での歴程の合宿では 数人の講師が 次々とお話をされるので 実に内容の濃いものである。
今回のテーマは「旅」だった。
実際は行かないのに 地図や資料をもとに 詩を起こす というのも できあがった詩を朗読されるのを聞いて さすがだなぁ と思う。
旅に出たら 失敗を多くするので 自然と文が出来上がる というのもおもしろい話だ。
そして ランボーの詩について さらに深く知ることができた。
世界1周旅行をした 船旅でのお話も珍しかった。編集者も引き連れて 旅のあと それがすぐ本になる というのにも感心する。やっぱり すごいなぁと思う。



次の日にも 引き続き 講演のようなお話が続く。 06natu4
講演の集中講義のような感じ。まとめて勉強できるので得策ではある。 06natu5 お経のお話も おもしろかった。 06natu6


デジカメの電池が切れ掛かっていたので 今回はデジカメでは ほとんど撮らなかった。ほんの数枚ほど。
私は1泊2日の参加だったが 中身は充実していた。1日目に花火大会をしたようであるが お話を聞けば楽しそうである。そして 今回二日目の夜 朗読会のあと みんなは引き続き深夜の雑談をしたようだ。 私はなんだか疲れて 早くに部屋に戻り 就寝してしまった。惜しい事をしました。
私は家では結構夜更かしなのに 旅先では なんか早く寝てしまいます。動いて おいしいものを食べて 温泉に入って早く寝る。 旅先では とても健康的にすごしているように思われます。旅先でこそ 不摂生すれば おもしろいお話も聞けるのにね。残念! 06natu7
同じ広島から参加されるKさんは 「これが終わらないと 夏が終わった気がしない」と言っていました。私が この合宿の朗読会の為に持参した5篇の詩は 全部 書き下ろしです。
夕方のお食事会の時 Wさんがお話の中で 私の名前を上げてくれたのは嬉しいことでした。 
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