Oct 03, 2005

今日は渋谷のクロコダイルで

行われた詩の朗読会に行ってきました。
初めて詩の朗読イベントというものに顔を出しました。

暗い会場に入って見渡すと、灰皿町の住民である桐田さんと高田さんの姿を発見。
ご一緒させていただきました。
出演者は多種多様で、とつとつと詩を朗読する人、メリハリをつけて詩を表現する人、
バンドをバックに激しく朗読する人など。
私は実は、朗読というスタイルにはあまりいい印象を持っていません。
自分で詩を朗読することは、恐らくないだろうと思います。
しかし全然見ないまま決めつけるのはどうかと思い、機会があれば出来るだけ見ておこうと思っていました。

今日実演を見て感じたことは、やはり朗読には声と読み方が重要なのだなあということです。
それを感じたのは、柴田千晶さんと浜江順子さんの声の素晴らしさからでした。
柴田さんは、殺されてしまった女の詩を朗読されたのですが、その声は低く滑らかで諦観に満ちており、
まるで詩の人物がそこに現れて喋っているようで、最後まですっかり引き込まれて聴いてしまいました。
浜江さんの声はとても個性的で、声を聴いているだけでいい気分になります。
だから耳が勝手に聴こうと欲するので、詩の内容が明確に像となって浮き出してきます。
ああこんな声で読んでもらうと朗読もいいなあと思いました。
灰皿町の住民である海埜今日子さんも出演されました。
豹柄の衣装を身を固め、中東風の音楽をバックにカッコよく朗読されました。

ご一緒させていただいた桐田さんと高田さんを通して、何人かの詩人さんに紹介していただきました。
村野美優さん、柴田千晶さん、海埜今日子さん、みなさんご挨拶程度しか出来ませんでしたが、
もしこれを読んでおられましたら、どうか今後ともお見知り置きを。
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