Dec 19, 2005

昨日は恒例の合評会の日。

しかし年末ということもあってか、
参加者はますます少なく、
私を合わせて七人だけでした。
作品を出したのはそのうちの五人だったので、
いつもは足りなくなる三時間という時間も、
珍しく余ってしまうぐらいでした。
その所為でもないでしょうが、
今回は互いの詩を評する言葉が、
いつもにも増して激しく行き交いました。
詩作品についてはもちろん、
詩の読み方捉え方についても、
真っ二つに分かれて論争しました。
といっても、
別に喧嘩になっているわけではありませんよ。
自分の読み方を主張し、また他方の読み方を認識理解する上で、
非常に意義のあるやり取りだったのです。

しかし一ヶ月に一篇、詩を完成させて提出するというのは、
実に大変なことですね。
しかもメンバーは目の肥えた人ばかりなので、
その御眼鏡にかなうだけの作品となると、
そりゃもう大変です。
私は今月は詩集を上梓した関係上、
いつもなら詩を書いている自分の時間を、
詩集の発送やお手紙を書く時間にあててしまったので、
まともなものを書きあげることが出来ませんでした。
だからちょっと反則ですが、
先月書いて没にしていたものを提出。
見事にメンバーの沈黙をかってしまいました。
ひー。

二次会からは、仕事の都合などで合評会に間に合わなかった、
有働さん、福士さん、久谷さん、手塚さんが参加。
大いに盛り上がりました。
この会から生まれた同人誌「ルピュール」2号も初校が出て、
順調に作業が進められています。
目次を見たら、なんと私の作品が巻頭に据えられていたのでびっくり。
…いいのか?本当にそれで…。
なににしても2号は執筆者も増え、1号よりもいい内容になりそうです。
今号の特徴としては、
同人誌としては珍しいことなのかわかりませんが、
執筆者が二十代、三十代、四十代、五十代、六十代、七十代と揃っていることです。
ちょっと凄い気がします。
薄い冊子の中に広がる小宇宙。
作風も本当に人それぞれで、どんな方に読んでもらっても、
どれかひとつは好きになってもらえそうです。
Posted at 23:35 in n/a | WriteBacks (2) | Edit
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