Mar 12, 2006

今日は行きつけの古本屋、

町田の高原書店に行ってきました。

ここはでかいです。
古本屋なのに地上4階建て。
各階には小さな会議室程度の部屋が5、6部屋あり、
その全てが古書に埋め尽くされています。
扱う本も幅広く、文系、理系、芸術系他、なんでもありという感じ。

といっても私が主に見るのは、芸術系、サブカル系、文学系、そして詩ですね。
詩のコーナーもかなり充実していて、
恐らく今ではなかなか手に入らないであろう詩集がたくさんあります。
現代詩文庫も、都心の大きな本屋まで行かないとないようなのが揃っており、
また現代詩手帖やユリイカなどの詩誌も、
かなり古いものまでが良心的な値段で大量に置いてあって重宝します。
ここは私のリファレンスのような場所ですね。
田舎者にとっては、こういうところがあることは幸福なことです。

今日は八木忠栄さんの「詩人漂流ノート」(書肆山田)を買ってみました。
そんなに古くはない本ですが、様々な詩人さんのことが読みやすい文章で書かれていて、
面白そうだったので購入。
1260円也。
こういうのはじっくりと、時間をかけて読みたいです。

他には普通の本屋さんで、詩の森文庫「吉岡実散文抄」も購入。
吉岡実さんは散文を書くのが苦手だったそうですが、
喫茶店でぱらぱら見た感じでは、やはりちょっと不器用な文章ですね。
詩があれだけアクロバティックなのに、散文になるとこんなに実直な書き方になるとは、
人間とはやはり何処かでバランスを保とうとするものなのでしょうか。

ついでに、なんだか急に無性に読みたくなった「ゲゲゲの鬼太郎」も購入…。
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