Dec 06, 2006

現代詩手帖12月号を購入。

去年もこの「現代詩年鑑」についてはここで書いたような気がします。
今年も一年早かったですねー。

巻頭は佐々木幹朗氏、田野倉康一氏、水無田気流氏による討議。
しかし水無田さんは中原中也賞受賞以来大出世ですね。
私が詩手帖に投稿を始めた年に詩手帖賞を受賞されたので、なんかとても親近感があります。
誌上そしてイベントと、様々なところで精力的に活躍されているのを見ると、
つくづくすごい人だなあと感嘆してしまいます。
いま一番求められている人でしょう。
詩も書けて、しっかりした論も展開できる方ですから、今後も詩の世界に厚みを与える一人として、
広範囲に渡って活躍していってもらいたいものです。

他の特集では毎年恒例、様々な詩人が今年出た詩集を取りあげて論じています。
とにかく凄い量ですので、これはもう読んでもらうしか。
挙げられている詩集で多いのは、やはり「新しい詩人」シリーズ。
ざっと見たところ、三角みづ紀さんの「カナシヤル」、石田瑞穂さんの「片鱗篇」の評価が高いようです。
ふと思ったのですが、今年は第二詩集が多く出た年だったんですね。
そしてその出来がいいことに驚かされます。
最初の詩集を編むときに学んだことを最大限に生かして作っておられるのでしょう。
処女作を超える、というのは、表現者がぶつかる最初の壁でしょうが、
多くの方がクリアしているようで、一度の評価に満足しない姿勢を見せ付けられます。
個人的に嬉しいのは、私が書評を書かせていただいた斎藤恵子さんの「夕区」が、
実に多くの人から高い評価を得ていること。
あれは素晴らしい詩集でした。
きっとなんらかの賞をいただけるに違いありません。
そしてここで取り上げた斉藤倫さんの「オルペウス オルペウス」、薦田愛さんの「流離縁起」、
和合亮一さんの「入道雲入道雲入道雲」、手塚敦史さんの「数奇な木立ち」、
キキダダマママキキさんの「死期盲」も沢山の方が高評価を与えています。
どれも大好きな詩集ですから嬉しいですね。
新人では望月遊馬さんの「海の大公園」が注目されています。

拙詩集は去年のこの時期に出たので、すっかり忘れられているだろうなと思いきや、
幾人かの人が名前を出してくれてますね。
感謝。

うーん、年鑑は内容が盛りだくさんな分、逆にレビューすることがないですね。
ていうかあまりのボリュームに、実はまだ三分の一も読めてなかったりして。
年末にかけてじっくり読むことにしましょう。
普段詩手帖は立ち読みで済ましている方も、この号だけは買っておいてもいいんじゃないでしょうか。
詩人住所録の載っていることだし。
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