Mar 25, 2009

20084月~9月 J句会に投句 

「J句会」という、詩人と俳人が半々ぐらいの十数人の会で去年 帰国している間に作った句を、記録のために残しておく。

・忘れまじ花の香五月の記憶力

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・春行きて今朝夏顔を用意する

・夏ならば夏らしくせよとドクダミが

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・雨上がり陽の五線紙を羽虫舞う

・花を舞う蝶には蝶の憂いあり

・サングラスかけて名もなき人のふり

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・クロアゲハ頭上の涼をかっさらい

・蝉時雨赤信号を横断す

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・上半身はだかの父子(おやこ)蝶逃(のが)す

・入間川足さし入れて夏を知る

・蝉時雨テニスボールとコンチェルト

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・横顔のうれい映して散る花火

・潮騒の音を聞く母のシャケむすび

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・夏の芝キンカンをぬる脚白し

・「あつい」など言わぬぞ白玉カキ氷

・釣れなくて雲がビールの泡になる

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Posted at 13:05 in suikakukai | WriteBacks (0) | Edit
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