Jun 24, 2007

スカウへの旅~闇に光る目

★2007年2月17日から20日まで、中国正月の休みを利用して、サバ州スカウのジャングルを旅した。同行者、松井氏、日本語ガイドダニーさん。まずはサンダカンまでエアーアジアで。ラッキーなことにキナバル山がきれいに雲から頭をのぞかせている。 070217スカウ闇に光る目 005
★サンダカンの空港でダニーさんと再会。そこから車で3時間、雨季になると泥だらけで四駆じゃないと通れない道をひたすらスカウ村目指して走る。13時40分、キナバタンガン川の船着場に着く。ここからボートで30分。お宿の「メラピロッジ」は新しくて、清潔。食堂も立派。食事もおいしく、言うことなし。遅い昼食。4種類のビールがあって、左から「タイガー、カールスバーグ、ステラ、アンカー」。初めて飲んだステラ(KLにはない)はなかなかうまい。 070217スカウ満天の星 024 070217スカウ満天の星 021
★4時、さて、いよいよジャングルへ。リバークルーズ。サイチョウが滑空して高い梢に止まった・・・サル!お、テングザルじゃん・・・オランウータンの寝床だって、あれ・・・あ、カワセミ!・・・早くも目は動物を捕らえるが、カメラには遠し。しかしここはタマンネガラより動物相が濃い気がする。 070217スカウ満天の星 034 070217スカウ満天の星 166
★夜8時。興奮の余韻覚めやらぬまま、今度は「ナイトクルーズ」へ。満天の星の下、ボートは支流に分け入っていく。漆黒の闇を船頭のトーチライトだけが上下左右に揺れる。と、ふいにライトも消え、逆エンジンがかかる。なにか見つけた!静かに岸に寄る。なんだ、なんだ・・・ホラ、というようなライトの先に目を凝らすと、カワセミ!わー、おもちゃみたい!・・・というドキドキが十数回あって、イヤア、参った!!   070217スカウ闇に光る目 103 070217スカウ満天の星 099 070217スカウ満天の星 090
★なおもボートは忍び足で進む。水面はそよとも揺れず、ビロードの鏡面。木々がライトを浴びた瞬間水中に等しく逆さまに映り、引き込まれてしまいそうになる。異次元へ墜ちて行ける・・・。★闇を透かして光る二つの目。水の中の小さなワニ。すぐに水に潜る。また赤く光る2つの目。ヘビ。大きい。動かない。ダニーさんが陸に上がる。続いておれたちも。こわごわ近寄る。鶏でも食ったのか、腹が膨れていて動けない。5メートルはあるだろうか。ニシキヘビ。パイソン。派手な模様の丸太ん棒がくねって、虹色に光る。思わずなでる。なでることで確認したい実在。ヘビの。自分の。1回、2回。なおジッと動かない。のどがかわく。圧巻。 070217スカウ闇に光る目 117 070217スカウ満天の星 117 070217スカウ闇に光る目 122
 ★「ナイトクルーズ」から帰り、10時からジャングルの中を「ナイトウォーク」をした。ダニーさんの先導で、ヘッドライトをつけて眠っている昆虫を探しに行く。目が赤く光るクモがいた。ナナフシがいた。バッタが多く、今まさに脱皮中というのもいた。 070217スカウ闇に光る目 128 070217スカウ闇に光る目 130 070217スカウ満天の星 123 070217スカウ闇に光る目 133 070217スカウ満天の星 144
  ★今日はここまで。十分ジャングルを堪能した。ロッジに引き上げ、ベランダで持参のワインを飲んで、12時過ぎ就寝。
Posted at 12:41 in travel | WriteBacks (0) | Edit
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