詩のブロックスタイルを使ってみた

擬態
                   
 ○切り株柱
  人間にはちょっと皮肉が効いた名前だが、その形がちょうど切り株のように見える多肉植物。上面には年輪のような模様があって、切り株のひこばえのように葉ができる。
  成長しても太くなるだけで上にはほとんど伸びない。
 
 ○葉脈草
  地面に落ちて腐り葉脈だけが残った形の植物。なぜこのような擬態があるのかは、よくわからないらしい。
  金色に近いので、地元の人たちはさまざまな飾りに使うという。
 
 ○髑髏草
  白い実が髑髏の形で、人間や馬などの頭部の骨のバリエーションがある。
  日の当たる場所の実の表情は真面目に見え、岩陰に成る実は笑いを感じさせる。
  実が成る時季には子どもたちがザルに入れて遊ぶ。
  よく金魚草の種の鞘が髑髏とそっくりであることが言われるが、髑髏草の場合は、形よりも硬い白い実の黒い骨の模様が似ているところが違う。
 

南川さんの記事に刺激されて、自分の散文詩を詩のスタイルで載せてみた。

「詩のブロックスタイルを使ってみた」への4件のフィードバック

  1. むかし保険屋さん同士で流行ってました。
    「なに!交通事故。被害者わぁー?」
    「デンシン・バシラさんです。」
    あと、「ハシノ・ランカンさん」も。そうそう加害者は「わたしのエンセキ」でした。

  2. 詩のブロックスタイル、枠に囲まれて特別な文章として詩が扱われている感じがいいですね。
    ユーモアのなかに植物の怖さもある詩だと思いました。

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