Apr 21, 2007

カーペンターズ

 僕はカーペンターズは、なんかつまらんなと勝手にイメージしていたんだが、今日、カーペンターズの関係者にインタビューして構成された番組がNHKでやっていて、「青春の輝き」が流れていて、あ、けっこういいなー、奥が深いなあと思いました。
 何となく、関係者は事の真相をいっぱい隠している感じはあったのだ。彼女と話しててボーカルのカレンさんの死因は、やっぱり「自殺」じゃなかったのだろうかと話していたんだけど。そこは、スラーと流されていく感じで。
 だけど、「青春の輝き」は、そんなことを入れても抜いても、当時のカーペンターズとカレンのやるせなさや喪失みたいなものが、表れていて、正直な歌だなと思った。何でも、歌詞を書いた人と、カレンがツアー先のホテルに舞台から、夜中帰ってくるときに、色々話したんだって。ずーっと、旅先だから、精神的にも疲弊していて、ホテルのドアがずらーっと並んでいるのを見て、ホントに参ったみたいなんだな。そういうこととか、よくわかるような気がして。とにもかくにも、心を打たれたました。そういうくらーいことだけじゃなくて、何かホンマやなあと。普遍的だなあという感じがいたしました。
 ちなみに、彼女は摂食障害で亡くなったとなっているのだが、自殺説は、どうも調べてみたら、ブランキージェットシティーの人も云っているみたいで、あながち変な類推じゃないなとも思いました。少なくとも「自殺的」な死への過程だったろう。きっと、自殺ってことになると、いかにも青春ポップスという商品イメージで流通しているから、不都合なのかもしれないなと。
Posted at 01:04 in nikki | WriteBacks (3) | Edit
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こんにちは

「正直な」歌が人の心を打つ、というのは石川さんの作品にも言えることだと私は思いますね。
「野原のデッサン」について、少し感想を書かせて頂きました。大変遅くなってしまいましたが・・・
ブログにアップいたしますので、お時間のあるときに読んで頂けたら幸いです。では。

Posted by つぐ at 2007/04/26 (Thu) 13:08:48

ありがとうございます

つぐさん、ありがとうございます。
書評、拝読いたしました。
本当にありがとうございます。
私のブログでふれたいと思います。

Posted by 石川和広 at 2007/04/26 (Thu) 23:16:24

ありがとう

さっそくお読み頂きまして、ありがとうございます。
素敵な詩集だと改めて思いました。これからも大切に読んでいきます。

Posted by つぐ at 2007/04/27 (Fri) 23:24:19
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