Feb 21, 2007

徳島から帰ってきました

 無事帰ってきました。少々疲れましたが、おばあちゃんの顔が見れてよかった。
 一日目=朝、父から電話があり、朝起きてすぐ家を出る。高速バスに乗る。親父に、早く行ったので驚かれた。孫連中の中では一番に到着。みんな仕事あるからね。遠縁のおばちゃんは、ハイカラかつ味があるしゃべりで楽しい。ご飯やお漬物(アチャラという。帰って調べた。語源。こうらしいね。呪文みたいだ。)もおいしい。おばあちゃんの顔を見る。穏やかな顔で、安心する。オロオロしながら、親戚方の話におっかなびっくり関わる。だいぶ進歩したが情けない30台である。弟はきびきびしている。
 二日目=朝5時に目が覚める。何となく緊張しているようだ。様々な出入りや準備で、タフなスケジュール。といっても、そんなに目立って仕事できるわけでないのだが。やはりオロオロしながら、人間模様に感無量。ふだん、あまり人と関わっていないので、疲れて、やばいなと思い、昼寝。夜お通夜。そしておじさん親子とスーパー銭湯に行ってリラックス。うちの親父は行くとかいっといて行かなかった。二日間おばあちゃんと夜を共にした。
 三日目=朝から、葬儀の準備。やはり疲れが出ているので、10分ほど仮眠。昼前、葬儀。最後のお別れである。遺体保存用のドライアイスで、おばあちゃんの顔に霜があり、思わずぬぐう。お花を入れたり。外に出て少しタバコを吸うと出棺となる。(あとで聞いた話だが、僕がタバコに行っている間、何人か泣いたようだ。僕も胸がいっぱいだったのだろうか?)棺を担ぐ役になる。焼き場に行く。思ったより早く焼けた。おじいちゃんのときと違いいい天気。家に戻り、初七日を済まし、近くへみんなでご飯。けっこうずっと急ぎ足の一日で大阪に帰ってきた。
 おばあちゃんは性格にキツイところがあったが、亡くなる前はハトぽっぽの鼻歌を歌うなどご機嫌だったと聞いた。これで、この世には、祖母、祖父という存在がいなくなったので、いろいろ進路も考えている時期であり、機縁というものを考えた。それから、正直この3日気を張ってがんばることができ、親父にも言われたが、大きいことだと思った。あの世というものがあるかどうか定かではないが、見守っていてほしい、そう感じた。親戚を見て、いろんな生き方があるなあと生々しく感じた。
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Feb 19, 2007

訃報

 母方の祖母が亡くなったので、今日親の実家に帰ります。
 昨日の合評会楽しかった。
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Feb 14, 2007

たんじゅんに

 今日はバレンタインデーである。仕事に行った。なぜか、ローソンで、お弁当を買ったら、おまけにチョコをいただいた。なんか空しかった。帰って彼女にチョコをもらった。勉強をするなら必要だからとペンケースをくれた。うれしかった。外は嵐である。幸いそんなにふられなかった。
 僕のある詩(ペチカ6号所収の)を読んで、大変感激したといってメールを下さった方がいた。こういうのには弱い。うれしいのである。鼻ふくらんでしまうのである。ありがたい。昨日、倉田さんから電話いただいて、進路の悩みを聞いてもらった。何か、僕が悩んでいると、昨日の日記でもそうだが、ちゃんとメッセージを送ってくれる方々がいるのである。感謝してます。
 いくつか学校案内が届く。全部ではないけれど。
 雨なのに張り切ってドカドカ洗濯してしまい、干すところが無くなって、往生した。急に、洗濯など、あまりしないのに、やるから、全然わかっちゃいないのである。
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Feb 12, 2007

もがき

 父の妹(私の叔母さん)のだんなさんが亡くなった。遠方なのでせめてと思い、叔母さんに電話して短い話をした。
 『社会福祉士になろう』を買って、読了。今とちがう形に生活をもっていきたい。だが、具体的にどうしたらいいか考えている。正直、仕事というものが嫌だった自分もいる。その気持ちと云うか感覚を忘れたくない。でも、今のままよりは、将来につながる勉強というか日課があったほうがいいだろうと思う。そのための通信教育での勉強を考えている。私の履歴書の職歴を書いたとしたら、穴ぼこだらけで、福祉で働いていたというのが、眼に見える一番長い職歴である。あれから、もう5年仕事してない。何のために資格をとるのか、気持ちはゆらゆらしている。とりあえず、資料請求してみる。資格は役に立つのかな。でも、最近が一番変わろうとして、もがいているのかもしれない。二度ねが減った。明日気持ちがどう変わるかわからない。早すぎると自分が判断すれば、撤回する。何事にも時期がある。何かやろうとしはじめている気持ちがまずは大事、と思いたい。
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Feb 11, 2007

『合唱ができるまで』を見に行く

 彼女が、見に行きたいというので、今日『合唱ができるまで』を第七藝術劇場に見に行った。パリの市民の合唱団(老若男女がいる)が「合唱会ができるまで」を本当に淡々と撮ったドキュメント。主観も説明も排して、ただただ、練習風景を撮り続ける。最初は、どんな物語があるんだろうと見ていたら、ずーっと練習風景で、退屈なのと合唱(賛美歌)の声、心地よく、うとうとして寝てしまった(笑)途中で起きて合唱会も終わりめでたしめでたし。みんな普通の一般市民なのがよい。歌詞も面白い。
 彼女によると、たぶん強固な映像哲学の持ち主ではないかと。淡々と事実だけを提示すると。そのことだけを伝えるのだと。そうかもしれないが寝てしまった。寝ても起きててもあんまり変わりないよといっていた。
 帰り旭屋により、ぶらぶら。その後、登山グッズの店に行った。帰って、堀北真希のフォトエッセイ集『コトノハ、きらり。』を読みながら、ニコニコしていると、彼女に変なおじさん扱いされて、大変困りました。
 福祉資格をとるための勉強をしようか思案中。そろそろ、学校説明会とかにいってみようかな。お金のこともあるので、できるかどうかは別として。何か目標がないと。
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Feb 09, 2007

古本がアマゾンで1円ってどういうこと?

 今日は、色々相談できて、少し気分がマシになって、ついでに髪を切ったし、本も気分よく読めて最近ではいい日だった。日高六郎『戦後思想を考える』一気に読んでしまった。アマゾンで1円で売られていたが、それも何かなあと思ってたところ古本屋にあり、買った。前から気になっていたのだった。パート労働者をどうするかとか、保守政治家が質素倹約みたいな”美しい”徳目を並べたら要注意だとか、けっこう今っぽいかも。あんまり古びてない。四半世紀前の本なのに。というか語りかけてくる感じの迫力がある。まじめに読みました。声をあげることの難しさみたいなことについて、けっこう真剣に考えた。この考えをある程度形に出来たらいいなあ。
 佐藤優+手嶋龍一『インテリジェンス』読了。インテリジェンスといっているのは、要は諜報活動のことです。最後のほうで、「スパイ学校を作ったら、いや佐藤さんがどうぞ」と薄気味の悪いノリで話が進んで行き読むのがちと辛かった。イラク戦争や北朝鮮の核についても取り上げられているが、まあこんなもんかって感じ。『戦後思想を考える』のほうがコストパフォーマンスも高く、ためになる。私の詩集の中古の値段はアマゾンでまた値下げしており、何と言うかやはりがっかりするであります。アマゾンは価格破壊だ!!(あんまり笑えない)いくら出回ってても、日高六郎の本が1円て何かおかしい。それならもうタダで寄付しなさい(怒)
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Feb 07, 2007

福祉のお仕事のページ

 昼間頭が痛かった。最近、今後のことを考えることが多く、今日は、「福祉のお仕事」のホームページを見て、求人欄を見ていた。このサイトで求人票がとれるといういいシステムになっている。試しにコピーしてみたりする。
「ハケンの品格」はリアリティという点では問題ありだが、けっこう面白い。小松政夫、大泉洋なんかがいい味を出している。
 NHK「ゆるナビ」を見る。面白くないコーナーもけっこうある。しかし「こぐれひでこの一日」はよかった。素敵なおうちで、いい感じの夫婦だった。凛とした人だと思った。
「春の日のクマは好きですか?」を見る。主演の女の子、かわいさ爆発である。最近ちょっとしんどいがいい気分になった。
Posted at 23:54 in nikki | WriteBacks (7) | Edit

Feb 05, 2007

世俗モード

 倉田良成さんから新詩集『東京ボエーム抄』を送っていただいた。手に取った感じ、ほんと素敵な詩集です。ゆっくり読みたいと思う。
 歴史学者の阿部謹也さんの特集をNHKでやっていて、ついつい見た。で、変わってる人だなあと。
 『「話し方」の心理学』という本を買っちまった。でも怪しげなハウツー本ではない。この手の本にありがちな妙なはしゃいだ感じがない。40年読み継がれているという事情もあずかってのことか。わりかしまともというか、いかに自己チューに自分がしゃべっているかがわかり、発見だったりする。あと最近、鈴木宗男と連座した外交官、佐藤優関係の本を読んでいる。わりかた、最近世俗モードです。だから悩むことも煩悩いっぱいです。もともととても観念的というか浮世ばなれな感じなので、世間一般のことがほんまにわかっているかというとかなり怪しいかもしれませんが。  
Posted at 00:27 in nikki | WriteBacks (2) | Edit

Feb 02, 2007

『グエムルー漢江の怪物』

378

 ツタヤで借りたDVDで、見た。わりかしシンプルな映画じゃないかなあと思った。パトレイバーのパクリといわれているらしいが、僕は詳しくないのでわからない。この監督が韓国という「国」をどう見ているかがよくわかる。韓国の今の国の空気、勢い。先進性と後進性の微妙なアンバランス。日本もアメリカに対してそういうところがあるので、なんか、身につまされる。僕はいたずらな反米論者ではないけれども。そこがいいところ。軽いところもあるし、テーマは実はわりかた重いというか、弱者への愛というものではないのかとラストを見て思った。孤児、ホームレスへの。ダメ人間であるオヤジが怪物にさらわれた娘を助けようとして家族が団結する。この家族というのが、韓国のいろんな世代を切り取ったようで、こういうものなのかなあと韓国社会の戯画みたいに感じた。河原で売店やっているということは、やはり貧しい家庭なのだろう。それにダメ人間であるオヤジのオヤジもまた、若い頃はダメぽかったことがちょっと出てきていていい味になっていると思った。ギャグも適度にすべっていて、そのトホホ感も見ものである。アーチェリーのお姉さんがかわいいと思った。CGもよくできていると思う。
 昨日は頭痛で寝つきにくかった。今日はマシになっている。
Posted at 17:51 in nikki | WriteBacks (6) | Edit
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