Feb 09, 2007
古本がアマゾンで1円ってどういうこと?
今日は、色々相談できて、少し気分がマシになって、ついでに髪を切ったし、本も気分よく読めて最近ではいい日だった。日高六郎『戦後思想を考える』一気に読んでしまった。アマゾンで1円で売られていたが、それも何かなあと思ってたところ古本屋にあり、買った。前から気になっていたのだった。パート労働者をどうするかとか、保守政治家が質素倹約みたいな”美しい”徳目を並べたら要注意だとか、けっこう今っぽいかも。あんまり古びてない。四半世紀前の本なのに。というか語りかけてくる感じの迫力がある。まじめに読みました。声をあげることの難しさみたいなことについて、けっこう真剣に考えた。この考えをある程度形に出来たらいいなあ。佐藤優+手嶋龍一『インテリジェンス』読了。インテリジェンスといっているのは、要は諜報活動のことです。最後のほうで、「スパイ学校を作ったら、いや佐藤さんがどうぞ」と薄気味の悪いノリで話が進んで行き読むのがちと辛かった。イラク戦争や北朝鮮の核についても取り上げられているが、まあこんなもんかって感じ。『戦後思想を考える』のほうがコストパフォーマンスも高く、ためになる。私の詩集の中古の値段はアマゾンでまた値下げしており、何と言うかやはりがっかりするであります。アマゾンは価格破壊だ!!(あんまり笑えない)いくら出回ってても、日高六郎の本が1円て何かおかしい。それならもうタダで寄付しなさい(怒)
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