Jul 04, 2005

高田昭子日記 2004年11月

2004/11/25(thu)
秋空

 

  


2004/11/18(thu)
美しい秋の一日



17日の秋晴れの一日、国立に行って、銀杏と桜が交互にならんでいる並木道を歩いて、一橋大学のキャンパスを散歩しました。わたしの住んでいるところはすでに銀杏は散り始めているのに、国立の銀杏の黄葉、葉桜の紅葉はまだはじまったばかり。キャンパスには欅の見事は巨木があって、その下をサクサクと欅の落ち葉を踏んで歩くのは、とても気持がいいものでした。ベンチにすわって晴れた空を見上げる。空に差し伸べられている樹々の枝々、わたしも樹々に抱かれて、そこに腰をおろしているようにも思える。陽は次第に西に傾き、西空は金色に変わる。美しい一日、こういう日は一人で過ごさないこと♪



2004/11/3(wed)
鏡の街


先日、銀座で友人と待ち合わせて画廊へ行く約束をしました。前回の約束では、わたしが予定の電車に乗り遅れて10分近く遅刻をしてしまったので、今回は絶対に遅刻はすまいと早めに出た。約束の場所に早く着いてしまったので、しばらくブラブラしてから、また約束の場所に戻ってきたが、20分待っても友人は現われない。携帯電話への着信履歴もない。この駅に着くまでのわたしはずっと地下鉄の中だったから、受信できなかったのだろう。それとも昨夜のメールで失礼なことを書いてしまったのかしら?という不安もよぎる。しかしそれくらいで黙って約束を破るような人ではないという信頼はあったが、実はわたしは「約束」という言葉にはかなり過敏反応するという「トラウマ」をかかえているのです(^^;…。こまったもんだ。


20分経ってから、方向音痴のわたしはあきらめて行動をおこすことにした。さて友人を頼っていたから画廊への道がわからない。かろうじて持っていた画廊の住所を便りに、ちょうど居合わせた郵便配達人らしき人に道を尋ねて、とにかく途方にくれながら歩きはじめた。ゆっくりと。友人が追いついてくれることを密かに願いながら……。


しかし背後ばかり気にしながら歩いていたら、なんと友人はわたしの前方から走ってくる!「鏡」という言葉がはじめに浮んだ。風景画が反転したような錯覚である。事情を聞けばあっけないことで、自宅からではなく、出先から回ることになってしまったために時間がはかれなかったとのこと。そして地下鉄ではなくJR駅から約束の場所まで走っていたのだった。しかも友人の走ってきた途中に目的の画廊はあったというのに……。携帯電話も使わずに……。


でも「失望」が「失望」のままで終わらなければ、それはドラマのような素敵なシーンになるものです。メロドラマ「鏡の街」♪
Posted at 11:48 in diary_2004 | WriteBacks (0) | Edit
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