Jul 04, 2005

高田昭子日記 2005年1月

2005/1/31(mon)
夕空の贈り物





十日程前にプレゼントされた空です。送り主さんのお名前は……。


上の空 空色 空箱 虚空 空中 空間 空耳 空似 身空 etc.
うううーん。寿限無ではありませぬ。 



2005/1/29(sat)
三度目の雪


  


 26日朝に窓の外を見たら、この冬三度目の雪が降っていました。「午後からの外出があるのにこまったな。」とつぶやきつつ、テレビや新聞の天気予報を何度も確認しましたが、予報通りに午後には雪は止み、まもなく晴天となりました。わたしの心がけのよいこと♪


 さて、夕方から法政大学市ヶ谷キャンパスの「ボアソナード・タワー」において、岡村民夫教授ゼミ主催による映画上映と関係者によるトークという試みに参加。またしてもわたしは桐田真輔さんの「金魚のフン?」でした(^^)。上映された映画は、詩人稲川方人監督『たった8秒のこの世に、花を――画家福山知佐子の世界』、その後のトークでは稲川氏は出席されていなかったのですが、画家福山知佐子さん、この映画の企画をされた詩人吉田文憲氏、さらに詩人吉増剛造氏、のトーク、司会進行役は岡村民夫教授でした。お二人の詩人は映画のなかにも登場なさっていました。


 この映画についての感想は書けません。実は思うこと、思い出したことが、たくさんありすぎて、それらがみんな細い道で繋がっていて、うまく整理できません。きっと桐田さんが日曜日に「吸殻山日記」にお書きになると思います。そちらをお読みください。てへへ♪



2005/1/24(mon)
陶器


  
   


この二点の陶器は、過日友人の陶芸家Iさんから頂いたものです。「辰砂」のコーヒーカップとソーサー、「焼締」の急須です。「お気軽にお使いください。」とおっしゃってくださいましたが、ちと緊張いたします。


★ 辰砂(しんしゃ)とは、還元炎焼成により、銅化合物が辰砂のような朱色になったもの。
★ 焼締(やきしめ)とは、成形した器を釉(うわぐすり)にかける前に乾燥させ、無釉で素地(きじ)を強く焼き締めること。



2005/1/8(sat)
午後の冬陽


  七日の午後、今年初めての耳鼻咽喉科の診察に行きました。順調に快方に向かってはいるものの、完全な快復には辿り着けない。ドクターもさすがに「時間がかかりますねぇ。」とおっしゃる。元の声になかなかもどらないというだけのことなのですが。しかしお薬は三種類から一種類に減りました。ドクターには内緒ですが、「禁酒」だけは自主的(?)に、ささやかに「解禁」しましたけれど(^^)。病院の待合室は、一角が全面ガラス窓になっていて、大きな温室にいるようなのです。冬陽がフロア―に美しい模様を描いていました。


2005/1/2(sun)
あけましておめでとうございます。


  


   新年


   真夜中の庭には
   過去からの雪が降っています。
   わたくしたちは ゆっくりと
   少年と少女の時間へかえってゆきましょう。


   往きついたところから
   もう一度歩きはじめましょう。
   夢のつづきのような朝への道に
   灯りをかかげながら。


★ 新年のご挨拶が遅くなりました。これがわたしのペースかな?

Posted at 11:53 in diary_2005 | WriteBacks (0) | Edit
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