May 11, 2005

ガンの手術に立ち会った。

自動ドアの調整などに「立ち会う」という言葉を使うと知ったのは就職してからで、それまでは「立ち会う」という言葉を使うのは手術だけだと思っていた。


というわけで今日は、手術の立会いをした。
母は、お父さんに頼んでおくからと言った。弟が送ってくれた。本人の弟さんが、やっとの思いで調整して休暇を取った。
立会いは二人になった。立会人は三名までだが。
以前、千葉刑務所の門に、張ってあった紙には、「お迎えは三名まで・・・云々」となっていた。そんなことを、つい思い出した。
そして先日、書いたツアーのような集団は、一日に三組くらいできるということも知った。


立会いと言っても「待ってる」のが殆どで、医師から成功といわれ説明をうけたらICUで、すぐに本人と話ができた。
今の外科治療はすごい。全身麻酔はすぐとけるが、脊髄に麻酔をうめて少しづつ出るようにするのでその後の痛みも感じない。
だから、数日ですぐ歩かせたりする。ベッドの回転率もさることながら、もとの生活に復帰させることを最優先にしている。
とにかく初期がんの手術で、5年後の生存率が95%だ(残る5%はガンで亡くなったとは限らない)と聞いていたので、そんなに早くガンが見つかるのは悪運が強いか幸運なのだ。(笑)


いずれにしても良かった。が、セナはふてくされ、朝から4時までドッグフードを食べなかった。
帰って散歩しつつも、病棟で見た坊主頭の子供たちのことが何度も浮かんだ。


*たった今、インテリ玄ちゃんと呼ぶ友人から電話が入った。夕食も食べず、掃除であわてていた時だか、ひとつだけ面白いことを聞いた。
「ねえちゃん、あのね金子光晴が、前立腺肥大って70過ぎで言われて喜んだんだって。」「なんでだと思う?」「わかんない。」
「マエタチセンって読んだんだってさ。」


ところで出所は「面白半分」という雑誌だという。
実はわたしは彼(金子光晴)の面接で合格(?)し、「面白半分」に採用が決まっていたのです。                       続く・・・・かな? テントウムシ
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