Jul 21, 2009

雨になった。

昨日、必死に水をまいたのに今日は雨だ。
夏の雨は静かだ。
また暇にまかせて花の随筆を読む。
そういえば先日読んだ、ハスの花にかんしての随筆はよかった。
場所は京都で、ちょっと古い話になるが和辻哲郎と谷川徹三が朝の4時ころから、満面ハスの花のなかを舟をくりだして行くというものだ。
際限もない花のなかでうすもやに包まれながら、舟は移動しピンクや白や赤の花にであう。
明けてしまえば際限はあったらしいが、そういう花見物はさぞやみごとなものだったろう。
「花見」が梅や桜ばかりに、なってしまったのはいつからだろう。
小林秀雄や中原中也は海棠の花見をしていたし、母は亀戸の天神様で藤をよく見ていたらしい。
花見はもっと日常であったかも知れない。
寒牡丹はごくごく贅沢だが、普通の牡丹見もよくあったように想像する。

話はとぶが、今年のアサガオは江戸アサガオである。
江戸時代にたぶん、駒込あたりの職人がつくった色で、家ではまだ開花を見ないが、植木屋さんに分けてやったのは開花したらしい。
「珍しい花なので、わけてくれって言われたし親もびっくりしてる色なんすよ。」
入浴めあてで近々くるとのことである。

温室と野外に生えた名前不明なきのこ
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