Sep 18, 2010

夏休みが終わって、そろそろという時に友人と連絡がついた。
子ぼんのうなんである。
青春18切符で旅行に行った友人とも連絡がついた。
今年の夏は130年ぶりの暑さということで、庭の水やりに追われ大変だった。
外に出ると死んじゃうような友人たちは、花を見に来るわけもなく、泣きそうだった庭がここへきてちょっとだけ息を吹き返してきたかにみえる。
主はひたすら犬とともに寝、ゲームをしていた。
入梅が明けたころ来た人に、メキシコのコーヒーを頂いた。
それもたっぷり。
まだ冷蔵庫で眠っているが、それがすごくおいしい。
「喉を通るとき、突き上げられ鼻にぬける香を味わう。」
この味わい方は、いままでしたことがない。
メキシコに行ってさえ、味になんの関心も持たなかったわたしは、感動した。
「まだ、日本ではあまり手にできない。」中南米のおいしいコーヒーは、ほとんど日本で簡単に入手できると思っていたわたしは、のけぞった。
この前においしいと思ったコーヒーは鎌倉の、しがないおばちゃんがやっているコーヒー屋だった。
飲んだなり一緒に飲みに来たふたりがうなった。
そして「人生でいちばんおいしい」と言った。
みんな大した人生ではないが、その味は申し分がなかった。
それははやりのヨーロピアン・ローストではなかった。

閑話休題。
話題はコーヒーから、やがてテキーラにうつり、フリーダ・カーロの話、トロツキーの話。
「クワトロラガッツィ」の話。
そしてまたお酒の話=テキーラも、馥郁とした香のものがあるのらしい。
お酒の製造が国家的な統制のもとにないので、おいしい地ビールもあるのだ。
この日はすごく食べ、話した。
そして、とうとう徹夜になった。
朝焼けとハスの花の前で、未来の作家さんも写真をとった。
そして、もうひとつニュースがあった。
メキシコのチアパスで、新しくピラミッドがみつかったらしい。
それもチチェインツアより大きいものだという。
わたしは、ちょっとピラミッド・フェチの気がある。
ジャングルの中で採掘中の ピラミッド見たいと、ずっと思っている。

発見されたピラミッド(写真はいただきもの)
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