Dec 05, 2010

「それで、あなたはいくらの着物を着ていったの?」
友人は聞いた。
どんな着物?とか何色?とか、先に聞くことあるんじゃないか?と私は思った。
なにしろわたしは、チマ・チョゴリだってインドのサリーだって着てみたい。
それなのに着物は・・・・いくらの?
となっちゃうわけだ。

戦時中にモンペをはいていた(らしい)母も、戦後はそこそこおしゃれはしていたらしい。
もらった母の帯は若々しく、今でも十分使える。
だがその多くは戦争で焼かれ途絶えた。
だから私たちの世代は、着物に対して無知なのだ。
呉服屋さんの知識は、そのギャップをうめてくれる。
わたしは素直にありがたいと思えるのだ。
今年は浴衣がとぶように売れていた。
着物を、着たいという人はいっぱいいるのだ。
わたしは着物をきるというくらいのナショナリティは、あってもいいだろうと思う。
着物に込められた思いとか、思想を知ればきっとそう思う。
それは、「いくら?」をはるかに超えている。

来年は、わたしは大正時代の干支のうさぎの帯を締めるつもり。
これは、なんぼなのかしら?
川村美術館で咲いていたリンドウ

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