Jun 16, 2005

「オヤマボクチ」を食べちゃった。

新潟のKさんに、送っていただいた荷物のなかに「笹団子」があった。
笹団子を食べるのは、生まれて二度目だった。
一回目は学生のときで、漱石の「坊ちゃん」に出てくるキヨが食べたものだと思って食べた。
今回のは本格的で、しかも笹にくるまっていたらこんな季節でも団子が傷まないことを証明した。
月並みだが、先人の知恵は素晴らしい。
おまけに漉し餡も、つぶ餡もあった。
がつがつ食べてしまった。
お餅の、ヨモギの色がとても濃くて贅沢に思えた。


一昨日、Kさんからなかに入っていたのはヨモギではなく「ごんぼっぱ」というもので、「味の違いがわかりましたか?」とメールが来た。
「・・・・・・・」
確かに色は濃かったけど。
「ごんぼっぱ」というのは、ごぼうの葉の意味だろうか?


昨日、「ごんぼっぱ」の正体は「オヤマボクチ」だったとメールがきた。
Kさんも「ひぇー」という感じだったと書いてあった。
わたしは「ひぇー」の3乗くらい驚いた。
どんなに貴重な植物でも、お腹のなかに入ってしまったのだから仕方がない。
「オヤマボクチ」は人家の庭に植えられないほど大きいので、その存在感がとても気持ちがいい。
「オヤマボクチ」の葉は、ゴボウの葉に似ていないこともないから、「ごんぼっぱ」はゴボウの葉の意だろう。
ところで、オヤマボクチとハバヤマボクチを、わたしはいっぺんに覚えたはずだか、両者の違いをすっかり忘れている。

オヤマボクチに似ているボタニカル・アート
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