Jul 19, 2005

椿に憑かれた人々は。

昨年から探して、今年の二月以来ず~~っと待ちわびていた椿がある。
7年かけてつくられたという年鑑に記載はあるが、市販はされていない椿だ。
そういう流通していない椿は、原木を持っているところを探し当てなければならない。
20000種くらいあるなかの、2000種が載っている年鑑は業者も使っているものだが、それでさえ微細な違いで名前が違ったり、写真の加減で同じように見えたりする。


椿の原種は殆どが日本だが、戦前は意外にも国際交流は少なかったようだ。
それでも、重複を避け一つ一つの椿の登録をしてゆくことは困難だったに違いない。


二月から待った椿は、富山のさるお寺にあった。
椿展の終わったあと、「送る」と言って、その後、ご住職は病を得、なにやら大変だったようだ。
なのに、二度も請求をしてしまった。
根負けをしたように、昨夜「椿を送った。」と電話があった。
「家内にやらせた。」というのは、体がまだ良くなかったのかもしれない。
今日届いた苗は小さいが、再来年くらいには咲くだろうか?
椿に憑かれた人々の、手助けで見つかったこの椿。
経緯にも感慨がある。 ツバキ
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