Feb 21, 2006

素性がいい・・・・ということ。

関西の老舗の女将と懇意になった。
椿を買うのに、苗だけではよほど長生きせねばならない。
苗より大きいのは、造園屋でもとめるんだろうが、そこまで大掛かりにはできない。
そういうわけで、茶花として切ることを前提にしている椿のある店を発見した。
そこは なかなか丁寧で、蕾は薄紙でくるんでくる。
「勉強不足で」などとこちらが恐縮するようなことをいう。
こういうのを商売がうまい・・・というのだろう。


買おうかと数年、迷ってきた太神楽の話が先日でた。
人気のある椿だ。
椿はクローンが多い。
その取り木をした、あるいは接木をした枝代わりの部分で、かなり印象が変わるものがある。
そういうのを、素性の「いい」とか「悪い」とかいうらしい。
素性のいいのは赤が鮮明だとか・・・。


こう言われると素性のいいのを、一本欲しくなってしまう。
ホトケノザ。昔の人はこういうところにすら、「ほとけ」を見ていたのだ。
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