Feb 26, 2005

ホテル(1997.12.23)


非常口から階段を見ると
ウェディングケーキの残骸が
トルソのように
踊り場に立っている
細い机の引き出しに
ロゴが印刷された便箋と封筒
大きなバッテンを書いてみる
笠からぬくい光を
受けて黙っている
赤い屋根のホテルの窓から
クリスマスの蝋燭を灯す
芝生の絵を見ていると
そのそばで
レストランで会った子が
くるくる
回っている

Posted at 09:39 in poem | WriteBacks (0) | Edit
Edit this entry...

wikieditish message: Ready to edit this entry.

If you want to upload the jpeg file:


Rename file_name:

Add comment(Comment is NOT appear on this page):
















A quick preview will be rendered here when you click "Preview" button.