Feb 26, 2005

デビッド・マッカラムの金髪(1998.1.20)


イギリスミステリーふうに
長い小題の付いた
いくつかに分割されている
30年も経っての再放送
「口ひげの男は変わったマシンをもっている」
「恋はマッチの火の消えるまでのこと」
「サボテン好きの男がなぜ毒の瓶をポケットに入れているのか」
「舳先にくくり付けられた油紙のメッセージ」
「ほらお嬢さんスリップの紐が見えてますよ」
「チョコレートを頬につけたボスは気のいい老人に戻る」
でたらめに考えた小題だ
ローハイドのフェイバーさんも
たしかに人格者だったし
よきアメリカと伝統が感じられた男たちだった
サザエさんの家状態で
テレビの前で異国の物語の興奮を感じている図が
とりあえずの家族の姿だった
ところでサザエさん一家は
きっちり時間などは守り
働いてはいるが
とても
めんどうな手続きを学んで
ようやく再放送にたどり着く
デビッド・マッカラムは金髪だったが
モノクロで見ても
たしかに金である

Posted at 09:39 in poem | WriteBacks (0) | Edit
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