Dec 21, 2008

リルケ詩集

12-12funsui-2

 ライナァ・マリア・リルケ(1875~1926)が、1906年~1909年頃に書かれた詩だと思いますが「噴水」という四行詩があります。1903年~1908年「若き詩人への手紙」の時代にほぼ重なるものと思われます。


ああ 昇ってはまた落ちてくることから
この私の内部にも このように「存在するもの」が生まれでるといい
ああ 手なしで さし上げたり 受取ったりすることよ
精神のたたずみよ 毬のない毬遊びよ



詩は、こころの仕事だと言うことだろうか?
昇ってはまた落ちてくる、見えないものの存在を生むこと。
空白との遊び。精神の昇降。。。

噴水の頂の水落ちてこず    長谷川櫂
Posted at 22:44 in book | WriteBacks (3) | Edit
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リルケは他にも「噴水」の詩を二編ほど書いているようですね。みんなすてきな詩です。

なにか私も書いてみたくなりました。

連詩の方、中断のままですが、いかがしましょうか?あれで一編終りと考えて、もう一回やりますか、それとももっと続けますか、順番は、等々、お考えうかがえたらなどと思っています…いそぐことではありませんけど。

Posted by 蕃 at 2008/12/22 (Mon) 11:21:19

連詩

蕃さま。ようこそ。

リルケの「形象詩集」のなかには、「噴水について」がありますね。あと一編はなんだったでしょうか?

《第一案》
連詩の方は、12篇までできたものを、最初のお約束どおりに36編まで続行しましょうか?順番は13編目、35編目、から変えるというのはいかがでしょうか?

《第二案》
あの12篇はそれで完成として、新たに36編をはじめましょうか?どちらにしても再開は来年でしょうか?

「なにぬねの」の方で、改めて三人で相談いたしましょう。ここは書くのが大変ですので。

Posted by あきこ at 2008/12/22 (Mon) 15:02:14

訂正

35編目⇒25編目

Posted by あきこ at 2008/12/22 (Mon) 15:04:44
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