Jul 09, 2021

塚原史さんのボードリヤール関係の翻訳本

今日は外で仕事をして、遅めに帰ってきた。
郵便受けを見ると、フランス現代思想の塚原史さんの訳書『ボードリヤールとモノへの情熱 ――現代思想の写真論』(著:アンヌ・ソヴァージュ、写真:ジャン・ボードリヤール、人文書院)が入っていた。
塚原さんの訳書では『消費社会の神話と構造』が、現代思想の基礎的書物として位置づけられる重要な本で、とても印象に残っている。塚原さんには友達や息子関係で縁があって、書いた幻想小説などを送っている。そのお返しという感じでいただいたもの。
この本にはボードリヤールの写真が8枚、入っている。それがいかにもボードリヤールだなというふうなのがおもしろい。
「ガジェット」は『消費社会の神話と構造』のキーワードの一つだったと思う。
消費財から建物や車などの町の景色にべったりと連続してつながるイメージは、ボードリヤールの思想を思い起こさせる。
おもしろそうな本!
21_07_09a

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