Feb 26, 2005

黄色いナンバープレート(1998.2.3)


水底のほうから
黄色いナンバープレートが浮かんでくる
数字は引っ掻き傷で消えかかっている

老人が三人いる
どうしてこうも
はっきりとしたものが顔に出るのだろう

ナンバープレートの境地は
黄色いことで
性格を表わし
それはすべてで
淵のほうから上がることで
示されるのは
フィールドが消えていることだ

方眼紙が
景を分割する
推移は
そのように微量の色の砂を
こぼす過程のように
なっている

Posted at 09:39 in poem | WriteBacks (0) | Edit
WriteBacks
TrackBack ping me at
http://www.haizara.net/~shimirin/blosxom/blosxom.cgi/poem/poem085.trackback
Post a comment

writeback message: Ready to post a comment.













Captcha:
To prevent comment spam, please retype the characters in this image:

Enter the text here: