Jan 15, 2026

遺跡にいく

a1

4人はさっそく遺跡に向かった。


a2

ここがそうよ。
石造りのアーチに囲まれた、
小さな泉があるの。

ふーん。
確かにあの石組みは、
古代の魔族の建築様式ね。


a3

フミコは挨拶の呪文を唱えている。
応えるように不意に風が吹き、
木々の梢がさわさわと葉ずれの音を立てた。


a4

こんな絶海の孤島みたいなところで、
文明が栄えてたなんて不思議な気がする。

魔族たちは便利な道具を
使いこなしていたからね。

あ、鏡の扉のことね。
あれがあれば確かにどこにでも行けたはず。

古代の都には、魔族でなくても使えるように、
特定の場所に行ける常設式の扉があったの。
当時、アフリカで栄えていた
私たちの都とも繋がっていたかもしれない。
でも戦争の時、レプティリアンたちによって、
見つかり次第徹底的に破壊されてしまった。

あら、アイスどうしたの?


a5

今の話を聞いていて、
ちょっとこの泉が気になってね。
彼らに見つからないように扉を設置するなら、
どこにするかなって。
確かレプティリアンたちは
水が苦手だったはず。


a6

ちょっと潜って確かめてみるわ。

さすがアイス。
気をつけてね。


a7

アイスなかなか戻ってこないね。

あのうえはどうなっているの。
とシモーヌが言った。

あ、説明し忘れてた。
この泉の水源となってる
湧き水が出てくる水盤があるのよ。


a8

3人は石段を登って行った。

ここって祭壇の跡なの?


a9

フミコはまた
挨拶の呪文を唱えている。


a10

すると、
水の中から大きなオーム貝が浮上し、
中空に静止すると、
貝の中から女性の姿が現れた。

その女性はフミコたちに
顔を向けた。



解説)
続きます。
Posted at 20:08 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 14, 2026

島の話など

a1

アイスはみすずの家にやってきた。

アイス、今年は初めてね。
おめでとう。
フミコ?
ミミコと部屋にいるわよ。


a2

魔族の都の話?
ちょうどシモーヌが遊びに来てるから、
そっちで話しましょう。


a3

アイスさん、去年はお世話になりました。
今年もどうぞよろしく。
とシモーヌが言った。

常春の国を一巡り散歩してから、
お城で別れたんでしたね。
フクロウたちは元気ですか?

みんな元気よ。
歓迎会はやめてって言ったのに、
フクロウたちに引き止められて
結局お城で年末年始を過ごしちゃった。
ひと月ぶりにここに来たの。


a4

ディアナも話を聞きにやってきた。

それで魔族の都の話って?

アイスは、ヴィヴィアンと二人で、
北の海辺で見つけた海賊船を調べていたら、
船がかってに動き始め、
小島にたどり着いたことを話した。

そこは海の夢が見られる貝殻の採れる島で、
何度も訪れたことのある船長の話によると、
昔、魔族の都があったという噂があるんですって。
確かに島にはそれらしき遺跡があるの。
そんな古代の都のこと知ってる?

大昔には、
魔族は世界のあちこちで繁栄していたから、
そういう島もいくつかあったわ。
でもレプティリアンたちの戦争に巻き込まれて、
その時にほとんど滅びたのよ。
とフミコが言った。

今、海の夢が見られる貝殻って言ったでしょ。
とシモーヌが言った。

ええ。


a5

私の祖母も、そういう貝殻を持っていたわ。
気分が沈んでいるとき潮騒を聞いて眠るって言ってた。
それを聞くと、故郷の夢が見られるっていうのよ。

その貝殻はどうしたの?

小さなオーム貝の貝殻。
探したけれど遺品の中には見つからなかったの。

ふーん。それでなんとなく謎が解けてきたわ。
と話を聞いていたアイスが言った。

え、どういうこと?

あの島は、多分あなたのお婆さまの故郷。
お婆さまは、あの島に暮らしていた魔族の末裔だったのよ。
この忘れられた夢の世界が、
お婆さまが亡くなる間際に見た夢の世界だとすれば、
その夢に思い出の故郷が繋がっているのもわかる。

どうして船がそこに向ったのかな?

きっと何かわけがあるはずね。
シモーヌ。あなたも一緒に行ってみましょうよ。


a6

キッチンに出向いて、アイスはヤッピーから
サラに頼まれた醤油を借りている。

これですね。

ありがと。
また補充するから、
半分分けてね。


a7

3人で島に向かうことなった。

この世界には、まだまだ
謎が多いわね。

海があることも
知らなかったですし。

とみすずとディアナが言っている。


a8

3人が鏡の扉を抜けると
そこは船室だった。

早かったわね。

そちらこそ。
忘れずにお醤油持ってきてくれた?
とサラが言っている。


a9

サラはシモーヌとフミコを
みんなに紹介している。

ヴィヴィアンはまだ島の調査から
戻ってないけど、これで船にいる全員よ。
キャップテン・クックドゥーや
シモーヌさんとは、初対面の人もいるわね。

クックドゥーって
お料理が得意そうなお名前ですね。
とシモーヌが言っている。



解説)
続きます。
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Jan 13, 2026

朝の出来事

a1

船で朝食が始まった。


a2

結局捌いたのは一種類だけか。
食べられるのかなあ。

私はバナナとイチゴで充分。
アイス味見してみてよ。
とサラが言っている。


a3

その時、
何かがぶつかる音がして、
船が揺れた。

ダリオ、どうしたの?

それがまたあのタコが。


a4

タコが船に迫っている。

あ、ごめん。
引き寄せの呪文を解くのを忘れてた。
とヴィヴィアンが言っている。


a5

ヴィヴイアンは呪文を唱えている。
その上、何か会話しているようだ。


a6

タコは去っていった。

どういうことだったの。

タコは自分の体が思い通りにならず、
船に引き寄せられていくので
パニックになっていたわ。
解放してあげたら喜んでいた。
お礼に足を一本くれるって。


a7

セリーヌは鉈で
タコの置いて行った
足を切ろうとしている。

足を一本くれるなんて
大サービスだね。

タコの足って
また生えてくるのよ。

タコわさにしましょうか。

たこ焼きがいいなあ。


a8

さっき思いついたんだけど、
フミコを呼んでこようと思うの。
とアイスが言っている。

魔族の都のことならきっと詳しいし、
この島のことも知ってるかもしれない。

それも一案ね。
私は空から島を一巡りしてみる。
山の向こう側も見てくるわ。
とヴィヴィアンが言った。

私は家に帰って
広場でわさびを買ってくる。
あ、お醤油はみすずのところにあるから、
アイスに頼むわね。
とサラが言っている。


a9

どうも調子が狂うわねえ。
と言いながら、
ヴィヴィアンは飛んでいった。



解説)
続きます。
Posted at 20:13 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 12, 2026

朝食の準備

a1

おはよう。

今日もいい天気ね。


a2

ダリオさんおはよ。
アイスたちは?

朝食用に魚を獲るって
出かけましたよ。


a3

二人は様子を見にいくことにした。

あ、浜辺の方にいるかも。
ここから砂浜が続いているのよ。


a4

波がきれいね。


a5

やがて波打ち際に、
アイスとセリーヌの姿が見えた。


a6

随分獲れたのね。

変わった魚類ばかりだけどね。
食べられるのかな。

ヴィヴィアンと
クックドゥーは?

岩場の方に行ったみたいだよ。


a7

ヴィヴィアンは
魔法で魚類を引き寄せていた。

便利な魔法ですなー。

最近覚えたの。
私のパワーは増している。


a8

見慣れない魚類が集まってくる。

とても食べられそうもないわね。


a9

ヴィヴィアンさん。
あのタコが。

引き寄せられてきたのね。
もう船に戻りましょう。



解説)
昨日は画像テキストは制作してあったものの、
アップするのを完璧に忘れていて、
パスしてしまいました。
Posted at 20:01 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 10, 2026

遺跡のことなど

b1

一行はそれぞれ
海景を満喫している。


b2

海を見ていて思いついたんだけど、
この貝、さっきの水盤に戻そうと思うの。

海の夢が見られる貴重な巻貝なんでしょ。
とアイスが言った。

そうなんだけど、
貝の見せてくれる夢は、
きっと貝の思い出の世界なのよ。
ということは、もともとこの貝は、
この島で生きていたんじゃない?
故郷に帰してあげようと思ったの。

そうかもしれないけど、
そうじゃないかもしれない。
でも思いついたのなら実行すべきね。
とヴィヴィアンが言った。


b3

サラは水盤まで戻っていって、
巻貝を水盤の中にそっと戻した。


b4

するとトンピリビが飛んできて、
石段の上に止まった。

良いことをしましたね。
これで巻貝も安らかに眠れると思います。

あら、あなた人の言葉が話せるの?

モノマネ鳥は仮の姿で、
私は精霊なんですよ。
この島でクックドゥーと出会って以来、
ずっと彼に付きそっていますが。

あの木の上で、
ずっと私たちの行動を見てたのね。
それに、前に私の見た夢にも出てきたでしょう。

そうですね。
この島は、確かにあの巻貝の故郷。
私の故郷でもあるんです。

今ここは夢の中じゃないのよね。
でもどうしてこんなことに。

この島のことなら、
クックドゥーに聞くといいですよ。


b5

クックドゥーか。
そういえば彼は、
島影を見ても特に驚かなかったわね。

ダリオと二人で船で留守番するって言って
上陸も辞退したわね。


b6

とりあえず一行は
船に戻ることにした。

ヴィヴィアンは空が飛べていいなあ。
とシノが言っている。


b7

船に戻ると、
夕暮れになっていた。

お帰りなさい。
もう夕食の支度ができてますよ。
とダリオが言っている。


b8

みんなで夕食のテーブルを囲んでいる。
アイスがリュックに詰めてきた食材で、
調理された料理が並んでいる。

それでさあ。
クックドゥー。
あなたがこの島のことを知ってるって、
トンピリビが言ってたわよ。

あ、そうでしたか。
実はそうなんですよ。

島に上陸しなかったのにも
訳があるんでしょう。

実はそうなんですよ。
私がこの島を見つけたのは遥か昔、
まだ私が生きていてバリバリの
海賊船の船長をやっていた頃のことです。
海の夢が見られる貝を拾える島があるという、
船乗りたちの噂を聞いて立ち寄ったのですが、
確かにその通りで、
私はその夢の虜になりました。

それで溺死してからもその夢の中に、
生者を船員として勧誘しようとしていた。

そうなんですよ。
私にとっては自分の運命を狂わせてしまった、
あまり思い出したくない島だったんです。
でも生前何度も通いましたから、
このエクレア号がその島に向かっていると知っても、
驚きはありませんでした。
この船に魂があれば、そこに行くだろうなと。



b9

アイスとヴィヴィアンがこの船を発見して、
久しぶりに乗員を乗せた船は喜んで
本能的にこの島に向かったというわけね。
とサラが言った。

そういう比喩が正しいかわかりませんが、
こいつはそういう奴なんですよ。
ちなみにエクレアというのは、
フランス語で稲妻という意味です。
かっこいいでしょう。


b10

でもエクレア号が、
どうして忘れられた夢の世界の岸辺に
停泊していたのかしら。
その船は嵐で沈没したんでしょう。

夢の中では不滅なんですよ。
貝のみる夢の中では私と一緒にいて、
募集して契約した船員たちと一緒に
宝探しの航海を続けるんです。
というつもりでしたが、
ヴィヴィアンさんに諭されて悔い改めたんです。

そうだったわね。

私はあの遺跡が気になるわ。
島に古代文明があったっていう名残でしょ。
何度も島に来たのなら、クックドゥーさん、
何かご存知ないの?
とシノが言った。

大昔に魔族の都があったっていう
話は聞いたことがあります。
その魔族が島の巻貝に魔法をかけて
故郷を夢見る力を与えたっていうんです。
確かめようのない噂話ですが。
とクックドゥーが言った。

元は魔族の住んでいた島か。
島全体に魔法がかけられている
可能性はあるわね。

それで私たちが招かれたとか。

まさか。
だったら住人がいるの?

とりあえず
何か手掛かりがないか、
明日からゆっくり探索してみましょう。



解説)
続きます。
Posted at 21:02 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 09, 2026

島に行く

a1

サラはみんなに集まってもらって
話をしている。

ここは私が夢で見たことがある世界よ。
キャップテン・クックドゥーから頂いた巻貝を、
耳に当てて眠って見た夢の景色にそっくりなの。


a2

サラは部屋から持参した巻貝を
みんなに見せている。

それでその夢の中では、
どんなことが起きたの?

森の斜面を登って行って、
山の中腹で遺跡を見つけて、
そこの水盤の中から、
別の巻貝を拾ってくる夢だった。
目が覚めると、
その巻貝を握りしめていたの。

変わった夢だね。

その巻貝もやはり、耳に当てて眠ると
潮騒の音に誘われて夢を見られる貝で、
モモコに貸したこともあったのよ。
モモコは別の夢を見たみたいだけど。

さっそくその遺跡に
行って見ましょう。
とセリーヌが言った。


a3

一行は森の中の斜面の細道を
登っていく。


a4

程なく泉のある遺跡に到着した。

何も変わっていないわ。
とサラが言っている。


a5

この水はどこから湧いてるの?

その上に水盤があって、
そこから湧き出ているはず。

変わった風景ね。
あれは何?
とシノが言っている。


a6

あれはトンピリビじゃない?
クックドゥーの飼ってるオウムよ。

船から飛んできたんだね。


a7

あったあった。
ここから水が湧いているの。


a8

懐かしいわ。


a9

ここは日陰で涼むのに最適ね。

どんな人たちが作ったんだろう。
あ、夢の中だから考えても無駄か。
あっちにもアーチが見えるね。
とアイスが言った。


a10

3人はアーチの方に歩いて行った。
シノとセリーヌが出迎えている。

アーチの上には用水路があって、
水道橋になってるのかしら。
古代文明があったっていう雰囲気ね。
夢だけど。
とシノが言っている。



解説)
続きます。
Posted at 20:01 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 08, 2026

海の世界で そのに

a1

シノは水平線を見ていた。


a2

なにか発見したようだ。

あれは陸地よ。
みんな来て見て。


a3

水平線にくっきりと
陸地が見えた。


a4

見たところあの陸地は島のようね。
船はあそこに向かってるみたいよ。

目的地っていうことかしら。


a5

ちょっと様子を見てくるわ。

ヴィヴィアンは翼をひろげ、
島に向かって飛び立って行った。


a6

やがてエクレア号は
島の浅瀬に停止した。
碇が降ろされ、不思議な力で
するすると帆が巻き上げられていく。


a7

一行が上陸すると、
浜辺にはヴィヴィアンが待っていた。

どんな様子だった?

ざっと上空から見ただけだけど、
そんなに大きな島じゃない。
森に覆われているみたいね。


a8

この辺り透明度が高いね。

私、この景色見たことがある気がする。
とサラが言った。

え。
それはないんじゃない?

夢で見たのよ。
貝殻の潮騒の音に誘われた夢の世界で。


a9

きれいな潮溜まりがあるよ。
フナムシもいるみたい。
とシノが言っている。

サラはこの景色にも
見覚えがあった。

あの夢と同じ世界だわ。
だとすれば、この岩場の先には、
森があって遺跡に続く道があるはず。



解説)
続きます。
Posted at 20:14 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 07, 2026

海の世界で

b1

タコはエクレア号に
よじ登ってきた。


b2

船は左右に揺れている。

シベールは
銃を構えている。


b3

私に任せて。

ヴィヴィアンが前に進み出て
両手を広げて呪文を唱え始めた。


b4

タコはかっと目を見開いて、
ヴィヴィアンを見つめた。


b5

やがて、タコはずるずると
甲板から身を引くと、
海中に没して行った。

ヴィヴィアン。
何か話してたの?

船が珍しくて様子を見にきたみたい。
敵意がないことが伝わったみたいで、
帰って行ったわ。

十分ありすぎたんで、
引き下がったんじゃないの?

それはどうかしら。


b6

シノはまた何か見つけたようだ。
あれ、あそこに。

今度は何?


b7

魚の群れが海面から飛び上がり、
すれすれに滑空していく。

綺麗だねー。


b8

サラはお土産に持参した
バナナとイチゴを食べている。

セリーヌさんは
勉強熱心ね。
それ恐竜図鑑でしょ。

よくご存知ですね。
レイチェルさんから
お借りしたんですよ。

古代の魚類も載ってるの?

載ってるけど、
さっきの魚は見つからないですね。


b9

シノは船首で水平線を見ている。



解説)
続きます。
Posted at 20:05 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 06, 2026

海の世界へ

a1

アイスとサラは
エクレア号にやってきた。


a2

新年おめでとう。
年末年始に変わったことなかった?

特に何もないですよ。
陸地も見えず、天気も穏やかで
至って平穏です。


a3

サラは海景を眺めている。


a4

甲板を歩いていくと、
シノとセリーヌに出会った。

あ、サラ、また会えたね。
とシノが言っている。

サラはセリーヌを紹介してもらった。


a5

アイスはヴィヴィアンたちと話していた。
さっそくお土産の片口鰯を肴に
ワインを飲んでいる。

この海でも魚が獲れるかな。

どうだろうね。
船がどんどん進んでいくので、
試したことないけど。


a6

そこにサラがやってきた。

ヴィヴィアンに船長さん。
あけおめ。
あ、もう飲み始めてるのね。
と言っている。


a7

シノは何かが近づいてるのを
発見した。

あれはなんだろ。
みんな来て見て。


a8

あれはタコ足よ。


a9

それは巨大なタコだった、



解説)
続きます。
Posted at 20:06 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 05, 2026

仕事始めなど

a1

カルタ取りが終わり
みんなは寛いでいる。


a2

たまきが一番か。
賞品は大きいみかんだよ。


a3

羨ましいなあ。

ほんとにそう思ってる?


a4

喫茶ペンギンが営業を始めていた。


a5

洗濯したら
新品みたいになったわ。

リズはメイド服がお似合いね。


a6

ミルフィーユは
また外の席に来ていた。

あったかくしてきた、
と言っている。


a7

アイスは鏡の扉のある
サラたちの部屋に来ていた。

また出かけるのね。

そうなの。
あ、おいしそうな
片口いわしが。


a8

この干物は年末に大量に買ったので、
まだ随分あるのよ。

その貝殻は?

ああ、これは一昨年クックドゥーから頂いたの。
耳に当てて眠ると、潮騒の音に誘われて、
海の夢が見られるのよ。
この前アイスが海の話をしてたから
懐かしくなって出してきたの。

ふーん、だったら
サラも船に行ってみない?


a9

サラは一緒に行くことにして
さっそくセーターを脱いでいる。

これ甘辛くて美味しいね。
ワインにも合いそう。

だったらお土産に
持っていきましょう。



解説)
続きます。
Posted at 20:22 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 04, 2026

お正月の風景 そのに

a1

ジェニーたちの部屋では
カルタ取りが続いていた。

読み札は残り少なくなっている。


a2

「犬も歩けば棒に当たる」


a3

カルタ取りは熾烈さを増していた。


a4

モモコ大丈夫?


a5

今の私が早かったでしょ。

これ以上は危険だから
そろそろやめましょうか。


a6

広場でも凧上げが続いていた。


a7

リズが佳奈に声をかけた。

佳奈、休暇楽しんでるみたいね。
明日からバイト再開よ。

あっという間ね。
リズはアキバで買ったあの服着て
お店に出るの?

いえいえ。メイド服よ。
休暇中に洗濯したから
そろそろ乾く頃なの。


a8

ベランダでは、
マヤと今井舞が話していた。

その黒い服、メイド服ね。


a9

ペンギンでバイトしてるリズが
いつも着てる服よ。
店内は喫煙者が多いからって、
洗濯したみたい。

今時そんな喫茶店があるのね。


a10

ベーカリー前で
アイスとルビーが話している。

また出かけるの?

忘れられた夢の世界の船のことが気になってね。

船にはヴィヴィアンがいるんでしょう。
心配ないんじゃない?

だからかえって心配なのよ。
あの人魔法で何するかわからないから。

結局一緒に冒険したいわけね。



解説)
続きます。
Posted at 19:26 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 03, 2026

お正月の風景

a1

広場では凧上げが
始まっていた。


a2

凧は新春の風を受けて
はためいている。


a3

はるなと佳奈が
あやつっているようだ。


a4

お正月の風物詩ね。


a5

凧たこあがれ~🎵


a6

ジェニーたちの部屋では、
カルタ取りが始まっていた。


a7

みんな真剣な面持ちで
絵札を見つめている。


a8

読み上げているのはジェニーだ。

「よそ見する子は、」


a9

「よくころぶ」

たまきが猛然と
身を乗り出して札を取った。


a10

そんな諺あったっけ。

これ新種のかるたなのよ。



解説)
続きます。
Posted at 20:10 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 02, 2026

コンテストの結果発表など

a1

ジェニーたちの部屋では、
みかんを食べていた。


a2

お正月だから、
久しぶりにカルタでもやろうよ。
とモモコが言っている。


a3

ナオミたちが帰ってきたらね。

あら、二人でどこに出かけたの?

近所のお稲荷さんまで
初詣だって。


a4

ナオミと文学青年は
初詣を終えて広場に来ていた。


a5

ナオミははるなたちと
挨拶している。


a6

子供達は、文学青年から
お年玉をもらっている。


a7

12月のコスプレコンテストの
優勝者発表のアナウンスが始まった。

みなさん。
先月のコンテストの優勝者の発表をします。
厳正中立な審査の結果、
優勝したのは、白いフード付きの
うわっぱりを着た中野佳奈さんです。


a8

佳奈やったね。


a9

佳奈は、偶然近くにいた人々の
万雷の拍手と喝采を受けて
トロフィを授与されている。

おめでとう。

ありがとうございます。
でもどうして私が。

あなた優勝したことがないって
嘆いていたでしょ。


a10

ルビー先輩の推しだったのね。
やっぱり持つべきものは先輩だなあ。

そういえば、
この中で優勝したことがないのは
私だけになっちゃったか。
とはるなは思っている。



解説)
続きます。
Posted at 20:09 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 01, 2026

年の初め

a1

あけましておめでとう。


a2

二人で頑張って
おせちつくったのね。

ナオミ、その片口鰯。

これおつまみの味がするよ。

まずはお屠蘇を。
などと言っている。


a3

そこにあるのはお年玉?

広場によく来る
子供達にあげるんだ。

ああ、すずちゃんと圭ちゃんね。

たまきその盃大きすぎない?
などと言っている。


a4

サラたちの部屋でも、新年の挨拶が
交わされていた。

あけおめ。
今年もよろしくね。


a5

この黒いおせちの重箱新しくない?

最近ガチャで買ったのよ。


a6

広場にも新年の日差しが
降り注いでいた。


a7

佳奈とはるなは、
狐の駒井姉妹と挨拶している。

おめでとうございます。


a8

それって晴着なんですか?

これは巫女の装束よ。
お正月は奉仕活動で結構忙しいの。
皆さんもお稲荷さんに
初詣に来てね。


a9

アイスとソローも挨拶している。

郊外まで行く人力車、
まだやってるの?

紅葉シーズンも終わって、
随分暇になりました。


a10

いよいよ新年ですね。
月が変わって12月のコンテストの発表は?

今日は元旦だし、
明日にしましょう。

先月は新規の参加者がいなかったから、
また地元の人から
選ぶことにになりそうですね。



解説)
続きます。
Posted at 20:01 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Dec 31, 2025

大晦日

a1

サラたちの部屋には
たまきとナオミが来て、
サラと一緒におせち作りをしていた。


a2

よく見えないが、
たまきは天ぷらを揚げている。


a3

ナオミは片口イワシの干物を握りしめている、


a4

かぼちゃの煮物も詰めるんですか、

美味しければ
なんでもありなのよ。


a5

おせちは少しずつ
出来上がって行った。



a6

メアリーは
モーツァルトの
弦楽四重奏をかけている。


a7

忙中閑ありよ。
と言っている。

窓開けたままだと、
房中寒ありだよ。

文字にしないと
わからないこと言わないで。


a8

たまきの天ぷらも
揚がったようだ。


a9

やがて夜になり
ジェニーと文学青年が
年越しそばをたべている。

あの二人は?

おせちを運んできてから
また出かけたわ。
お寺に行くんだって。

そうか。
じゃあ、僕はお風呂に入って
ゆっくり湯船に浸かりながら、
除夜の鐘を聴こう。



解説)
続きます。
Posted at 20:06 in n/a | WriteBacks (0) | Edit
January 2026
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