Jan 31, 2022

春のいそぎ

h1

梅のほころぶ季節になってきた。


h2

「たが宿の春のいそぎかすみ売りの重荷に添へし梅の一枝」
(伴林光平)

なぜかコマドリが
ここだよーとないている。


h3

「春のいそぎ」って?。

新年をむかえる準備、っていう意味で、
「春の設(まう)け」とも言うって
ネットにのってた。


h4

ベーカリーの前は
今日もそれなりに賑わっていた。


h5

いよいよ明日から春節だね。

広場も飾ったし、
なにかお祭りっぽいこと
やりたいなあ。

10年前みたいに、
ウーロン(舞龍)でもやろうよ。
龍の頭ならまだ倉庫にあるよ。
誰が操作するの?


h6

特殊部隊の髭の隊長に頼んでみる。
彼らの服装、黒子みたいだし。
あ、すぐ来るってさ。


h7

お久しぶりです。
2015年6月13日の
ロボットの暴走騒動以来ですね。


h8

とつぜんの頼み事で
申し訳ない。
このところ何年も段ボールハウスで
待機状態だったので、
みんな喜んでいますよ。


h9

連中はなんなんですか。
特殊部隊らしいけど。


解説)
コマドリは、迷いの森から
飛んできて町に住みついていた
という設定です。
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Jan 30, 2022

短い旅

b1

小池恵子はレイラを
アンナたちに紹介した。

多恵とレイラが知り合いだったなんて
知らなかった。
この人は私より古い住人なのよ。
そうなの?いつ頃この町に?
忘れもしない、
って調べてやっとわかったけど、
2013年の2月25日。
とレイラはいった。


b2

ベーカリー前は 午後も
それなりに賑わっている。


b3

アイスと貴理子の粘土細工が
それぞれ完成したようだ。


b4

これは犬や猫の土偶じゃなくて、
招き狐のつもりなんだよ。


b5

よくできてるねー。
通りがかったジャンとモモコが、
リリスのフィギアと一緒に
ながめていると。


b6

あ、なんだか急に眠くなっちゃった。
といいながら、貴理子の
様子がおかしくなった。


b7

貴理子は眠り込んでしまったようだ。


b8

リリスのフィギアは招き狐と
なにかしきりに
テレパシーで交信しているようだ。
以下翻訳。

「やったー。体ができた。」
「あなたの仕業ね」
「え。わたしの声が聞こえるの?」
「よく聞こえるよ。あなた狐の化け物ね。」
「化け物って。あなただって、
みたところ人形の化け物なんじゃないの。」
「う。お互いに化身とか精霊とか呼びあいましょう。」
「どっちでもいいわよ。」
「そのひと、どうなってるの。」
「ああ、この人はね。今は眠ってるだけ。
お稲荷さんの初詣に、
自分で作ったお面を奉納しにきた人で、
ご先祖がちょっと私たちに縁のある、
霊媒体質の人だったから、
私がお面を介して依り代になってもらって、
町を見物させてもらっていたの。
大きな油揚入りのきつねうどんも食べたし。
さっき、この土偶をつくってもらって、
お面からこちらに移ってきたというわけ。」
「本人は気がついていないの?」
「全然。よくあることだよ。
それに、わたし悪戯するわけじゃないし。」
「ふーん。これからどうするの?」
「この人、この土偶をお稲荷さんに
奉納するつもりだから、そのまま、
もといた世界に戻るつもり。
短い間だけど楽しい旅だったよ。」
「そうなんだ。」
二人の会話は
モモコにはよく聞き取れなかった。


b9

ドルフィンに運ぶ?
動かさないほうがいいかも。
などという声をききながら、
しばらくして、
貴理子はめをさました。

解説)
小力貴理子の謎のお面が
どうなることかと思ってましたが、
どうにかなったようでした。
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Jan 29, 2022

レイラ

a1

マスターこの粘土どうしたの。
乾くと固くなっちゃうから、
梱包して倉庫に片付けるところだよ。
使って遊んでもいいかな。
とアイスがいった。
小力貴理子も、是非わたしも。
といった。


a2

貴理子とアイスは
夢中でなにやら造っている。


a3

アイスって、けっこう器用なんだね。
さっき、きようさにくまん食べたのよ。


a4

ベーカリー前は今日も
パトロールが来て、
それなりに賑わっていた。


a5

多恵、帽子と髪型かえたでしょ。
わかった?


a6

シティポリス長いんですか。
勤続16年になります。
自分が最初にパトロールしたのは、
バンブーハウスの庭が
紅葉見物の来客たちで賑わった、
2006年の12月15日です。
翌年から、段ボールハウスの
警備に転属になって
この界隈とは縁がなかったですが。


a7

こりゃもうだめかもですね。
そーなんです。

小池恵子は
屋台を探しているらしい
チャイナ服の女性をみつけた。


a8

こんにちわ。もしかして、
あなた肉まん買いにきたの?
そうですけど。
よかったら、肉まん売るの
手伝ってくださらないかしら。

いいですけど。
なぜ私に?


a9

にこやかな顔の人を探してたの。
ちょうどタイミング良くチャイナ服きてるし。
肉まんが人気で大忙しで。
手伝ってもらえると助かるわ。
お名前は?
麗羅(レイラ)といいます。
久々に回文じゃないのね。
え?
あ、こっちのはなし。


解説)
あまりかわらない日々の
つづくうちに、
春節が近づいています。
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Jan 28, 2022

サラの工作 そのに

d1

ねえ、その粘土でなにするの。
おとうさんのお面をつくるのよ。


d2

う。
ちょっと我慢してね。


d3

型をとったら、
ストーブの近くで乾燥させる。


d4

どうしてケイの顔なんだ。

ケイはね。
去年の夏のはじめ(7月1日)に、
人体骨格模型だったぼくを、
組み立ててくれたんだ。
だから第2のおとうさんなんだ。
そうだったのか。


d5

型の粘土が乾燥したら、
今度は紙粘土をおしつけて。


d6

これもある程度乾燥したら、
そっと引き剥がします。


d7

きようさにくまんを食べてから。
アクリル絵具で彩色。


f8

あんまり似てないけど。
似てない方がいいのよ。
そっくりだと怪しまれるでしょう。
なるほど。


f9

春節までは、
外出はひかえてね。
うむ。


解説)
久しぶりにお面をつくってみました。
木粉粘土と紙粘土は、
100円ショップで購入。
Posted at 20:48 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 27, 2022

サラの工作 そのいち

a1

シティポリスが巡回している。
さっそく住民たちとうちとけているようだ。


a2

そーですねえ。
自分はピザまんが好みですが、
勤務中なので買い食いは。


a3

アジアンタムは
水やりが難しいでしょう。
ええ、そうなの。
もうなんだか枯れそうなの。


a4

サラたちの部屋では。

わしも春節には
町の賑わいを見たいものだなあ。
と頭蓋骨がいっている。

そうねえ。でも、
研究所の人に見つかると
面倒なことになりそうだし。


a5

ジェットが、
ベーカリーの前に万国旗が
飾られたって。いってみない?
と声をかけた。


a6

なるほど、なかなか華やかね。


a7

あの人のバッグのお面。
なんだかすごく気になるんだけど。
そうか。お面があればいいんだ。


a8

お面を作る材料?
それなら、木粉粘土かな。
これから倉庫で探して、
公園管理人のブラッドが来たときに
ついでに届けて貰うように
手配しておくよ。


a9

しばらくのち、
燃料用の薪を届けに
やってきたブラッドは、
大きな紙袋に入った木粉粘土を
サラに手渡した。
ありがとうさまでした。


解説)
そのにに続きます。
Posted at 20:31 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 26, 2022

春節にむけて そのきゅう

b1

奥のドルフィンで
りんごジャムやマーマレードをつくる
作業していたフレイムが、
なにごとかなと振り向いている。


b2

重点警戒地区といっても、
期間中みなさんの安心安全のために
我々が定期的に巡回するということなんです。
それはご苦労様。
とルビーがいった。


b3

なんか、緊張しちゃったな。
といっている。


b4

あのベーカリー、
CGが経営してるって噂、
眉唾じゃなかったようですね。
うん、あの隙の無い身構え方。
それにあのシェフの眼光のするどさ。
なんか毎日巡回するのこわいなあ。
仕事だよ仕事。


b5

ルビーがドルフィンのマスターに
他になにか飾り付けができないかと、
相談している。


b6

10年前の春節の時につかった
万国旗ならあったけど。


b7

気をつけてね。


b8

みんな注目している。


b9

なかなか賑やかで
いい感じですね。
とエトナがいった。


解説)
途中からエピソードが
翌日にきりかわっています。

Posted at 20:34 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 25, 2022

春節にむけて そのはち

a1

ようやく日が暮れて、
客足もまばらになってきた。


a2

アンナは一休みして、
再会した旧友の多恵と話すことにした。

私とレイは最近越してきたばかりだけど、
多恵はこの町長いのよね。
2015年の3月に来たから、もう七年。
最初のうちは、あちこち見て回ったけど、
このところずっと
段ボールハウス暮らしだった(^_^)。


a3

そのとき広場に車が停車して、
ふたりをヘッドライトが照らし出した。
あ、またお客さんかな。


a4

シオンとキサラが
郊外から肉まんを買いにきたのだった。


a5

まだ、あいててよかった。
肉まん6つください。


a6

キサラはエンジンをとめずに、
運転席でシオンをまっている。


a7

おや、めずらしいね。
シティポリスのおでましだよ。


a8

こんばんわ、お嬢さん。
こ、こんばんわ。
今、友人がそこの屋台で
肉まん買ってるとこで、
戻ってきたらすぐ発進しますから。
といっている。


a9

肉まんを買ったシオンが戻ってきて、
キサラたちの車が
発車して行くと、アイスが
警官たちに声をかけた。

なにか事件ですか?
いえ。ただの巡回です。
最近、この広場が拡張されて、
人の行き来が多くなったと言うことで、
春節が終わるまでの間、
重点警戒地区に指定されまして。


解説)
夜の屋台に車のライト、
懐中電灯をもった警察官のフィギアなどで、
情景を撮影してみました。

追記)
最初の方の会話で、多恵が、
このところずっと段ボールハウス暮らし
だった、と言っていますが、
昨年6月21日「新作パン」に登場していました。
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Jan 24, 2022

春節にむけて そのなな

a1

はるなは買い物をすませてマスターと話している。

マリーネさんはどんな肉まんが好きなんですか。
私は広東の叉焼パオみたいなのが好みね。


a2

メイヴィスの肉まんが、
みんなに注目されている。


a3

研究所の所員は、
ベーカリーで博士と落ち合おうとしていた。
すっぱいのが苦手ならと、
お土産にもらった
小ぶりの甘い蜜柑を手にしている。


a4

ベーカリーでは博士とアイスが
ロボット談義で、もりあがっていた。

人間そっくりのロボットやフィギアにはね。
不気味の谷というのがあるといわれていて。
人間に似すぎると気味悪く感じるという説ですね。
うちでは、ロボットらしさを残して開発してるんだ。
その説には批判もあるんでしょう。
私なんか気味悪くて面白いと思っちゃうけど。
それはね。君はあれをみてないからだよ。


a5

小池恵子は追加の肉まんを運んでいた。
これだけ人気だと、
屋台に補充するのも一仕事。


a6

考えてみれば、
ベーカリーで直接売ればいいんだけど、
それじゃ春節の雰囲気にならなし。
あ、モモコさんがきてる。

小池恵子にとって、
モモコとアイスは命の恩人なのだった。


a7

しかし、そのときモモコは、
リリスのフィギアの声に
ききいっていた。


a8

あそこのショルダーバッグの人、
ちょっと普通じゃないよ。
というリリスの声が、
モモコだけにきこえた。


a9

小力貴理子は、
あのひと、なぜか私をみてる気がする。
と思っている。


解説)
なかなか日の暮れない一日です。

アイスとモモコが命の恩人だという
小池恵子のエピソードは、
2021年5月12日の「帰還まで」
にでています。
Posted at 20:24 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 23, 2022

春節にむけて そのろく

a1

今年の春節は2月1日からなのよね。
などと話していると、
訪問客があった。

こんにちわ。
ロボット研究所の者です。


a2

今日は研究のためお借りしていた
球状磁石をお返しにあがりました。
なにかわかりましたか。
それは口外できない規則なんです。
ただ特に害がないものだということで。
あ、ストーブの傍って
あったかいですね。


a3

よかったらオレンジでもどうぞ。
すごくすっぱいですが。
あ、私ちょっとすっぱいの苦手で。


a4

用件をすませると、
研究員はそそくさと帰って行った。

おとうさん、よかったね。
頭蓋骨はまだまどろんでいるようだ。


a5

このチランジアどうしようか。
えっと、私に考えがあるの。
まずきようさにくまんを食べてから。


a6

なに工作してるの。
東屋でみた吊り鉢みたいなのを作るのよ。


a7

吊りザルがあっというまに完成した。
部屋の隅に飾ろう。


a8

お前はだれだ。
さらさらのサラよ。
おとうさん、目が覚めたみたい。


a9

照りつける日差しのなか、
風ばかり吹く長い夢を
ずっと見ていたようだ。

チランジア、部屋の隅に
飾っておくから、
またその夢みたくなったら、
いつでもいってね。


解説)
ロボット研究所の職員が
球体磁石を借りていたというのは、
昨年12月11日の「訪問者」
のエピソードからの続きです。

吊りザルは、
ミニチュアのざるのアイテムに
ピンバイスで三箇所穴を空けて
チェーンを通してつくりました。
Posted at 21:03 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 22, 2022

春節にむけて そのご

a1

アルさん、こんにちわ。
やあ、お使いですか。


a2

すごい人気みたいね。
なにが売れてる?
きようさにくまんかな。


a3

ピザまんやカレーまんが
食べたいって言う人もいて。
ふーん。

あ、肉まん3つください。


a4

わたしは
チョコレートまんと
グラタンまんが好き。
いろいろあるのね。
フレイムさんに相談してみるわ。


a5

郊外からジャンとももこも
やってきたようだ。


a6

それで、あの謎の球体磁石、
まったく検査を受け付けなくて、
正体不明のままなんですが、
害はなさそうなので、
一応持ち主に返すことにしたんです。
ふむ。とりあえず、
肉まんをたべてから。


a7

エルマじゃないの。
あら。
元気にしてた?
まあなんとかね。
あなたはまだ森林公園で?
うん。冬場の管理は暇だから、
ストーブの燃料用の薪を町に運んでる。


a8

舌をやけどしそうな
あつあつのごまあん
入りのあんまんください。
これおいしいんですよね。

あれ、あなた多恵じゃない?
枝野多恵。
え?あ、アンナ。
久しぶりね。


a9

すごくすっぱいですよ。
りんごジャムまんと、
マーマレードまんに使えそう。
とフレイムがいった。
じゃあ、全部いただこうかな。
とルビーがいった。


解説)
噂がひろがって、
いろんな人が
やってきたようです。

どさくさにまぎれて、
というか、
また名前のなかった
フィギアに命名しました。
Posted at 20:49 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 21, 2022

春節にむけて そのよん

a1

肉まんを買った人たちは
それぞれの住まいに持ち帰った。

あ、これが噂の豚まんね。
翠さん、あなた関西出身でしょ。


a2

これジューシーでおいしいね。
けっこう並んだんだよ。
とナオミがいっている。


a3

はふはふ。
食べた後、
すっぱい蜜柑があうのよね。


a4

これあんまんだよ。


a5

ひとつだけ
まぜてもらったの。
当たりだったね。


a6

たくさん買ってきたけど、
考えてみればアンナもレイも
売り子やってていないし。
ニッキーもメアリー=ケイトも
エトナも帰ってこないし。
だいじょうぶ、私がたべるから。


a7

舞は食べないの?
このまえのパーティで
ケーキたべすぎちゃったから、
今ダイエット中なの。


a8

あなた、舞っていうお名前なのね。
はい。今井舞っていいます。


a9

喫茶ペンギンでは、
はるながマスターのマリーネから
肉まんを買ってきてほしいと
頼まれていた。
メイヴィスからも、
わたしもひとつお願いできる?
と言われている。


解説)
肉まんを買った後の
それぞれの情景を撮影していたら、
あっというまに枚数が。

ということで、いつものごとく、
ほとんど進展していないですが、
これまでパジャマを着てたフィギアに、
今井舞と命名しました。
Posted at 20:43 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 20, 2022

春節にむけて そのさん

a1

はふはふ。
これはうまい。


a2

大人買いして
肉まんパーティしなくちゃ。
とベスは思っている。


a3

肉まんの屋台が開店したのだった。


a4

店の前には行列ができていた。

あんまんはないのかな。
豚肉は国産かな。


a5

ドルフィンのマスターは、
テーブルに布がかけてあったので、
ちょっと残念に思った。
しかしさっそく「きようさにくまん」
を注文している。


a6

アルも郊外からやってきたようだ。

小池さん、でしたよね。
ふふ。
チャイナ服着ると、別人みたいでしょ。
といっている。


a7

ナオミも肉まんを買いに来ていた。

このぶどう、すごくすっぱいですね。
と小力貴理子がいっている。
肉まん食べたあとの
口直しにいいですよ。


a8

ルルさんは肉まん食べないの。
朝食はベーカリーの菓子パンに
きめてるから。
あとで買ってみるわ。


a9

バトルステーキもつくってよ。
いいよ。喧嘩しに行くの?
ルビーは
会話についていけない様子だ。


解説)
屋台が開店して、
ベーカリー前は賑わっています。
Posted at 20:56 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 19, 2022

春節にむけて そのに

a1

今日はなんだか人の動きが
あわただしいね。
肉まんを売るお店をつくるらしいよ。


a2

ドルフィンのマスターたちが、
テーブルを運んできて、確認作業をしている。

あの人、働き者だなあ。
と農家の人は思っている。


a3

ところで、この葡萄
味見してみませんか。
すっぱいですよ。


a4

表面の色合いが今ひとつなんだなー。
すごく微妙ですね。


a5

小池恵子は、
屋台で肉まんを売るのを
手伝ってくれないかと、
アンナとレイに話している。

いいですけど、
どうして私たちに?


a6

二人とも新しい住人だから
まだ知らない人たちに紹介できるし、
それに売り子には
笑顔の人がむいてるの。


a7

ベーカリーのスタッフが
話合っている。
フレイムが肉まんの試作品を
つくってきたようだ。


a8

ついでだから、
「きようさにくまん」も
つくってみたんだけど。
レシピは、
やわらかい肉3
ジャンボ玉ネギ2
デリシャスオイル3
だよ。


a9

うん、おいしい。これって、
一時的に器用さがあがるやつだね。
ドルフィンのマスターが
喜びそう。
ルビーは、なんのことだか、
と思っている。


解説)
屋台の開設にむけて
準備がすすんでいます。
Posted at 20:41 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 18, 2022

春節にむけて

b1

喫茶ペンギンで、
ジムと夏木さんが話している。

今日は久しぶりに
ミニクーパーでドライブしたんだ。
帰りにコンビニに寄ったらさ、
文学青年がおでん買ってたよ。
寒いからね。
でも私は焼き芋のほうがいいな。


b2

コンビニ寄ってきたのね。
そのおでんおいしそう。
今日はどんな本借りてきたの。
澁澤龍彦の「高丘親王航海記」とか。


b3

私、近藤ようこの漫画で読んだよ。
とジェニーがいった。

真珠を喉に詰まらせて、
虎に食べられて死んじゃう人の話でしょう。

う。まあね。

ジェニー、またひとりでたべてる。
さっき文学青年の話きいてたら、
急に食べたくなっちゃって。


b4

そのころ、ベーカリー前では。

貴理子、そのバッグすごいお面入ってるね。
うん。これ、お稲荷さんに
奉納しようと思って作ったんだけど、
被ったらとれなくなっちゃって、
なんだか自分で大事に持っていなさいって、
いわれた気がしちゃってさ。


b5

ベーカリーではオーナーのルビーと
ドルフィンのマスターと
小池恵子が話していた。

クリスマスにお正月、
あっというまに過ぎちゃったね。


b6

またちょっと華やかなかんじで
何かやりたいんだけど、
アイデアが浮かばなくて。


b7

だったら期間限定で、
屋台みたいなのやろうよ。
お店の前もすこし広くなったし、
春節ももうすぐだから、
チャイナ服着て、
肉まんのお店なんてどうかな。


b8

あの東屋を利用して
カウンターだけの屋台なら、
すぐつくれるよ。
とマスターがいった。

売り子は私の他に、いつも
にこやかな顔してる二人に頼んでみる。


b9

じゃあ、肉まんつくるのは
ベーカリーでやるから、
販売のほうはお願いするわ。


解説)
新しい思いつきが
はじまったようです。
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Jan 17, 2022

ふつうの日曜日 そのに

a1

コンビニに寄った文学青年は
家路についていた。

今日は冬日に照らされて
くっきりとした木立の影が美しい。


a2

途中に小さなお稲荷さんがある。
しくしく、と泣き声がする。


a3

あの、どうかされましたか。


a4

あ。


a5

ああ、やっととれたわ。

このお面つくって
お稲荷さんに奉納しにきたんですけど、
なぜだか急に被ってみたくなって、
つけたらとれなくなっちゃって、
悲しくて泣いていたの。

驚かせてごめんなさいね。
私、小力貴理子っていいます。


a6

泣いたらお腹がすいたというので、
二人はベーカリーで食事をすることにした。

この人、どこか狐に似ているなあ。

特注のきつねうどんには、
大きな油揚げがのっている。

こりき、って珍しい苗字のお名前ですね。
よくいわれますが、そうでもないんですよ。
でもね。昔は狐の力、って書いてたんですって。
それは珍しいですね。たしかに。


a8

ベーカリー前では、
特になにごともなく時がすぎていた。

ルルさん、東屋ができても、
そこ定位置みたいですね。
ずっとここに座ってたから、
こっちのほうが落ち着くのよね。
1枚撮っていいですか。


c1

ヘッドライトの修理も終わったようだ。


a9

このリンゴ、
すごくすっぱいですよ。
味見してみますか?
といっている。


解説)
なにか起きそうで起きない
ふつうの日曜日の続きでした。

ガムテープの切れ端に
アクリル絵具で着色して、
油揚げをつくりました(^_^)
Posted at 20:44 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 16, 2022

ふつうの日曜日

a1

サラたちの部屋。

アシュレイがベーカリー前で
買ってきたオレンジを食べようとしている。


a2

ん、これすっぱいね。


a3

うん。すごくすっぱいって、
農家の人がいってたよ。


a4

ケイはちょっと躊躇している。


a5

おとうさん。
ドライフラワーきれいだね。
メエメエ。

頭蓋骨の返事がない。
ぐっすり眠っているようだ。


a6

そのころ
ジェニーたちの部屋では。

ねえ、今日図書館の返却日じゃないの?
あ。もう3週間たつのか。
年末年始の貸出期間長かったので、
忘れるところだった。


a8

いつものパターンだけれど、
文学青年は図書館に本の返却にでかけた。


b1

帰りがけにコンビニに寄って、
おでんを買っていくことにした。


b21

このミニクーパー、
なんか見覚えがあるなあ、
と思っている。


解説)
今日もよく晴れた日曜日でした。
Posted at 21:08 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 15, 2022

昼過ぎのベーカリー前

a1

ベーカリー前に冬日がさしている。


a2

エトナは、
観葉植物を撮影しようとしている。


a3

スカフェラの小さな若葉が
可愛いと評判になっているのだった。


a4

農家の人が、
露天で果物を売っているのを、
アシュレイがのぞきこんでいる。


a5

これすごくすっぱいですよ。
味見してみますか?


a6

ルルとアイスは
新しい鉢植えを眺めている。


a7

この季節は花が少ないけど
パンジーだけはよくみかけるね。
きっと寒さに強いのよ。
春まで咲いてるといいね。
大きめの鉢に植え替えたし、
永遠に咲いていそうな気もする。


a8

またマスターが何かしてる。
あのひと働き者なんですね。
とレイがいった。
それはもう、そうなのよ。
と元兵士の小池恵子がいっている。


a9

ドルフィンのマスターは、
ヘッドライトの修理を
しているのだった。


解説)
平穏な午後の
ベーカリー前の様子でした。

これまで名前をつけていなかった
元兵士の女性フィギアに
小池恵子と命名しました(^_^)
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Jan 14, 2022

ルルの水やりをみる

a1

アシュレイは、
せっかくコート着てるから、
ベーカリー前の様子みてくる。
と言っている。


a2

今日はめずらしく、
まだ日が高いようだ。


a3

あら、ほんとだ。
塀がなくなって奥に東屋が。


a4

東屋にはアイスとルルがいた。
こんにちわ。


a5

ちょうどこれから
水やりをするところよ。
手伝わなくてもいいよ(^_^)。
とアイスがいった。


a6

椅子に登ってするんですね。
脚立がどっかいっちゃっててね。


a7

水やると生き生きして見えますね。
あのちいさな若葉見て。
ああいうのみつけると嬉しいんだ。


a8

アイスは吊り鉢をしたてて、
水をやっている。


a9

そっちのほうにある鉢は
水やらなくても大丈夫だよ。
そうなの?
うん。絶対枯れないから。


解説)
今回は水やりのシーンです。
実際に今日は、

b1

こんな工作がメインでした。
油かすに木工用ボンドを混ぜて、
植木鉢用の土を作っています。
この方法、以前どこかのサイトで
紹介されていたのを覚えていて、
油かすを買ってあったので、
今回試してみたのでした。
見た目も自然でいい感じで、
なによりひっかけて倒しても
土がこぼれないので安心です。
Posted at 20:25 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 13, 2022

アシュレイの買い物散歩

a1

サラたちの部屋。

珈琲豆がなくなりそうなので、
また買いに行かなくちゃといっている。
今日は私が行ってみたい。
とアシュレイが言った。
けっこう遠いよ。電車にのるんだよ。
なにごともチャレンジ。


a2

ケイのコートかりるね。
道順、メモしてね。
といっている。


a3

あの先を左ね。


a4

この緩やかな坂を登ると
もうすぐ駅があるはず。


a5

アシュレイは電車を乗り継いで、
なんとか目的の国立駅に着いた。
南口はどっちかな。


a6

駅前にある赤い屋根の旧国立駅舎。
ここに寄ってみたかったんだ。


a7

中は展示イベントなどに
利用できる公共施設になっている。
切符を売る窓口もしっかり
復元されているようだ。


a8

駅舎の骨組みのジオラマもある(^_^)。


b1

メモをみながら、
無事に目的の店にたどりついた。


b2

帰りには駅構内からの眺めに、
思わず足をとめた。


a9

どうだった?
空がすごくきれいだったよ。
おまけもらえた?
うん。クッキーみたいなの。
さっそく珈琲淹れて食べよう。
などといっている。


解説)
ときどきやっている
買い物散歩撮影です。
実際には背景の撮影をしながら、
まだ出演フィギアを決めてなくて、
今回は誰にしようかなあ、
などと考えたりしています。
Posted at 20:39 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 12, 2022

おでん日和

a1

ベーカリーの前では
ペンギンの制服に着替えたはるなたちが、
立ち話をしている。

やっぱり和服だとちょっと動きにくいわ。
そのエプロンも洗濯したんだ。
うん。新品みたいになったよ(^_^)。


a2

こう寒いと、
なにかあったかいもの食べたいね。
といっている。


a3

和室にもどったたまきたちは、
先に帰っていたジェニーが
何かたべかけているのを発見した。
あ、おでんだ。


a4

今日は寒いからね。


a5

サラたちの部屋では、
相変わらずケイが、
さつまあげの栞を読んでいた。

何かいてあるの?
さつまあげのルーツは
琉球のチキアーギだとか。


a6

さつまあげといえば、おでんでしょう。
おお、おいしそうだね。
これ、チーズがはいってる。


a7

そのころ探偵事務所では、
エリスがクロスワードパズルを解いていた。

上から読んでも下から読んでも同じ名前で、
ときどき焼き芋がつつまれるって、
へんな問題。なんだろう?

ん、なにかいいにおいが。


a8

鷲尾翠が、コンビニから
帰ってきたのだった。


a9

寒いから、つい食べたくなったの。
といっている。


解説)
今回は、おでんのミニチュアを
あつめてみました。

ジェニーたちの部屋のおでんは、
リーメントのぷちサンプルの
「和食三昧」(2003年発売)の「六、おでん」です。
正式のセットでは、
他に箸置きと袋入りの割り箸がついています。

サラたちの部屋のおでんは、
マイスタージャパンの「ほかほかお鍋図鑑第一巻」
(2007年発売)の「4.おでん」。
これも正式のセットでは、他に串物一本と、
箸置きと箸がセットになっています。

探偵事務所のおでんは、由来を忘れてしまい、
ざっとネットで画像を探してみましたが、
わかりませんでした。
こういう検索は空腹時はさけたほうが。
Posted at 20:26 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 11, 2022

羊羹とワイン

b1

今日も何も思いつかないまま
日が暮れていく。

ジェーンはオーナーが
コンビニにでかけている間に
部屋を散策することした。


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今日は雨。


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クッションやティッシュの箱を
利用して炬燵によじ登ってみる。


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単行本とシリーズもののコミックが、
乱雑に置かれていた。
どちらもタイトルは
「高丘親王航海記」のようだ。
面白そーだなーと思っている。


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今度はキッチンテーブルに登って、
居間の方向全体を眺めてみた。
去年の暮れの大掃除のせいで、
ジオラマや情景セットが
すっかり無くなって、
わりと整然としている。


c1

ジェーンは、
虎屋の羊羹の薄切りをみつけた。
さっそく雪印ネオソフトの容器を
台にしてテーブルをつくり、
味の素の壜に腰掛けて、
食事することにした。


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そういえば、
前に赤玉ポートワインを借りて、
腰の小瓶に入れてあったのを
思い出した。
(2021年10月29日「バラとワインと」参照)


c3

バニラエッセンスの空き瓶の
蓋に注いで呑む。


b9

なんという絶妙なとりあわせ。


解説)
居間は、昨年暮れに来客があり、
直前にばたばたと掃除をしたせいで、
さっぱりした風情になっています。
そのせいで、今のところ、
郊外の風景やアルのビストロや
ジャンのジオラマの庭や
異世界のリリスの酒場のセットは、
消失しているのでした。
Posted at 20:59 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 10, 2022

花を生けたり

a1

何も思いつかなくても、
あっというまに日は暮れる。

ベーカリー前では
レイとアンナが話している。
洗濯物も干されているようだ。


a2

お正月は和服着てたのね。
うん。やっぱりこのほうが楽でいいわ。
アンナはなにしてたの?
ずっとベーカリーで文学談義してた。


a3

これって、ペンギンのウェイトレスの
制服でしょう。
今いくと、はるなの和服姿がみられるよ。


a4

サラたちの部屋では、
サラが花瓶をもちこんでいた。

これ、倉庫にあったんで、
借りてきた。
ハンドメイドみたいだね。
見てると、
お花生けたくなるでしょう?


a5

ドライフラワーも用意したよ。


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アシュレイは、
花を生け終わった。
きれいだけど、置く場所がないよ。
私配ってくる。
とサラが言った。


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ケイはなぜか、
さつまあげの栞を見ている。


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なかなかいいね、といわれている。


a9

きれいな花だね。
はなの名は?
まだ回文やってるの?
偶然だよ。


解説)
ハンドメイドらしき花瓶は、
ホビーオフで。
ホビーオフはリサイクルショップなので、
たまにこういう由来のしれない小物に
出会えるのが楽しいです。
ドライフラワーは、セリアで。
Posted at 20:36 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 09, 2022

雪の日 そのに

a1

喫茶ペンギンでも、
屋外の雪景色が注目されていた。

あっというまに積もったね。
こんな日のドライブは
やめといたほうが無難だね。
などと言っている。


a2

たまきたちの乗った車は、
ベーカリー前に帰ってきた。


a3

これ、本物の雪ね。
さっき途中でね。
バケツで雪を運んでる人を
見かけたよ。何につかうのかな。


a4

雪を運んでいた人。


a5

バケツの雪は
サラたちの部屋に運ばれた。


a6

雪といえば、
やっぱり雪うさぎでしょ。


a7

そうなの?
あまり深く考えないで。
かわいいし。


a8

まだ雪は降り続いている。
外は寒そうだね。
と骸骨の標本がいっている。


a9

でも部屋の中は暖かいので、
雪うさぎは、
溶けてしまうのだった。

解説)
雪の日のひとときの
雪うさぎの思い出でした。
Posted at 21:03 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 08, 2022

雪の日

c1

朝から冷え込んでいたが、
午後から雪になった。


c3

でかけよう、といって、
ジェニーがめずらしく、
コートを着こんでいる。
ベーカリー前の広場が
拡張されたって言うし、
雪だし。


c4

三人はベーカリー前に。

なんだ、こっちは降ってないんだね。
窓から見えたのは郊外の方だから、
ドルフィンで車借りていってみようよ。
とたまきがいった。
ジェニーは新区画を眺めている。


c5

雪雲があんなにきれい。
そう?


c6

二人乗りしかなかった。
とたまきがいった。
私運転するよ、とナオミがいい、
私はここで焼き芋たべて待ってるから。
とジェニーはいった。


c61

気をつけてねー。


c7

うわ。
これは豪雪だわ。


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しかしたまき、こんな日に、
ドライブなんてよく思いついたね。
そういう定めなのよ。


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雪まだ降ってるし、
寒いし、もう帰ろうよ。
うん。


解説)
午後から雪がふりはじめて、
あちこちの小さな部屋の窓から
雪景色を撮影しているうちに、
こういう思いつきに。
Posted at 20:42 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 07, 2022

夜の風景

a1

ベーカリー前の広場が
拡張されたんだって。
見に行きたいなあ。
もう夜で真っ暗だよ。


a2

このまえ電池交換した
懐中電灯があるから、
ちょっと見てくる。
暖かくしていってね。


a3

ケイはベーカリー前に
到着した。


a4

ベーカリーやドルフィンから
にぎやかな明かりがこぼれている。
文学青年とアンナが
本の話で盛り上がっているようだ。


a5

ジルはレイアに、私だったら、
絶対百円ショップ建てるのに。
といわれている。


a6

ケイが噂の方角ににライトを向けると、
エトナの姿が浮かび上がった。

あ、ケイさんも見に来たの。
この向こうにみんないるよ。


a7

ちょっとまぶしいよー。
とアイスの声がした。


a8

ランプだけだと暗いけど、
雰囲気あるね。
毛布もってきたから、
ここで寝ちゃおうかな。
それはまだやめたほうがいいよ。
などと話している。


a9

ケイはドラム缶を囲んで
暖をとっている人たちに声をかけて、
焼き芋を分けて貰ったのだった。


解説)
今回は、夜の景色です。
暗いと、周囲の映り込みを気にせずに、
撮影できるのが楽しいところ。
Posted at 20:55 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 06, 2022

新区画の整備

b1

ドルフィンのマスターとスタッフは、
雨のしのげる東屋風スペースを設営している。
パネルだからすぐできちゃうね。
といっている。


b2

自販機はここに移動。
ぼくらには必需品だからね。


b3

アイスはゴミ箱を運んでいる。
ゴミ袋入りのまま運ぶとは、
さすが怪物退治の力持ち。
とルビーにいわれている。


b4

一本くらい木立があったほうが、
賑やかでいいかな。


b5

椅子やテーブルは、
東屋に運ぶんだ。


b6

これで雨がしのげるね。
めったに降らないけど。
しのげるようになると、
降るかもしれないよ。
そういうものかな。


b7

ドラム缶の位置も
微妙に移動された。


b8

これで、とりあえず完成ですね。

ご苦労様。
あのスペースは、
なにかアイデアがあれば
変更してかまわないし、
自由につかってほしい。

ジルさんが、あの区画をおさえていたなんて、
最初は、なにか構想があったのでは?
うん。二階建てのホテルでも建てて、
二階のベランダからの眺めを楽しみたい。
なんて、思っていたけどね。


b9

でも結局、ちょっと物足りなかった
屋外スペースを優先することにしたんだ。
工事が簡単だということもあって(^_^)。


解説)
無事に新しい常設区画を
つぎたしできました。
Posted at 20:25 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 05, 2022

仕事はじめ

a1

今年もどうぞよろしく。
はるなはペンギンで
アルバイトを再開した。


a2

その振り袖お似合いよ。
お正月はどうだった?
レイやエトナと
写真撮影して遊んでました。


a3

松の内はこの格好で
給仕します。
といっている。


a4

ルルは今日も
水やりにやってきた。


a5

大変だよ。
壁がなくなっているんだ。


a6

ドラム缶で焚き火して
暖をとろうとやってきた人たちも
驚いている。


a7

郊外に住む資産家のジルさんだ。


a8

そういうわけで、
買い上げてあった隣の区画との間の、
壁を撤去してもらったんだが、
まだ更地のままなんだ。
とペンギンのマスターに話している。

あとの工事を、まかせたいんだけど、
駐車場をかねた公共のスペースにして、
誰でも雨宿りできる、簡単な
東屋みたいなのがあればいいかなと。
わかりました。
ベーカリーのみんなも喜ぶでしょう。
さっそく手分けして
作業にかかります。


a9

ジルさんが、壁を撤去したんですか。
うん。ベーカリー前のスペースが狭いのが
前から気になっていてね。
最近はドラム缶で焚き火する人たちがいて、
駐車にも不便だし。
それと、いつもルルさんは
あの隅の椅子に座って
植物の水やりをしているけど、
もうすこし快適にならないかなと。


解説)
思いつきで
二階の常設情景セットのスペースを
すこしだけ拡張することにしました。
Posted at 20:39 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 04, 2022

穏やかな日

a1

三が日が過ぎて、
ルルがパキラの枯葉を
取り除いている。


a2

ベーカリーの前では
人通りもないようだ。


a3

サラたちの部屋では
みんながお茶を飲んで
くつろいでいる。


a4

おとうさん、
最近物静かだね。
すっかり置物になったみたい。

頭の中を透き通った風が
吹いていて気持ちがいいんだ。
メエメエ。


a5

この部屋、
ストーブがんがん炊いてるから、
暖かくていいわね。


a6

なんか甘いものでも食べたいな。
そういえば、昨日
ドルフィンの二階に行ったら
干支の大きな寅の置物があったよ。
大きな寅の和菓子がいいな。


a7

想像だけど。

寅っていえば、
あのトラ猫たちどこへいったのかな。


a8

トラ猫たちは
ジェニーたちの部屋に遠征していた。
今年は僕らの年だ。
といっている。

解説)
今回はとくになにもおきない
穏やかな一日でした。
Posted at 21:05 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 03, 2022

行灯と寿司

b1

レイたちが部屋に戻ると、
ドルフィンから、スタッフが、
行灯をかかえてやってきた。


b2

これ修理したばかりなの。
ここで使ってみない?
邪魔になったら
倉庫に引き取るから。


b3

和服にぴったりだね。
暗くなったら
さっそく撮影しよう。
とエトナが言っている。


b4

帰り際に、
スタッフは声をかけられた。
お礼といってはなんですが、
お寿司いかがですか。
おすそわけです。


b5

マンスフィールドさんが、
お正月だからといって、
大量に注文してくれたのだった。


b6

好きなものを取りやすいように、
回転寿司風に小皿にとりわけられている。


b7

これは目移りするなー。
と言っている。


b8

一階のドルフィンに戻ったスタッフは
みんなに報告している。


b9

日が暮れたので、
行灯に火を点して
記念撮影がはじまったようだ。



解説)
寿司アイテムは、
リーメントのプチサンプル、
「新鮮 回転寿司」(2006)のものです。

登場した行灯は、もともと、
日本人形用の空のガラスケースと一緒に、
付属品のようにして売られていたもので、
自分としては懐かしい入手経緯が、
2009年5月29日の「小物と工作」
に記載されています。
Posted at 20:44 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 02, 2022

お正月の着物

a1

元旦も夜になった。

お正月くらい和服でも着て、
気分をかえてみたら?
うん。


a2

仕舞い込んであったので、
かなりよれてるけど、
よく似合ってるよ。


a3

夜が明けて、
ドルフィンの二階には、
マンスフィールドさんが遊びに来ていた。

いつもぬいぐるみのコレクション
預かってもらってるお礼に、
今年の干支の置物もってきたの。

ずいぶんふくよかな寅だね。
そういえば、
マンスフィールドさんに
新しい住人のレイとアンナを
紹介したいとこだけど、
二人ともどこにいったの?
さっきペンギンでバイトしてる
はるなが着物着てきて、
エトナが写真撮るって言い出して、
四人ででかけたよ。


a4

やっぱり二人で和服きると
お正月気分だね。


a5

こっちむいてー。
とカメラを構えたエトナがいっている。


a6

チーズって、
いわなくても大丈夫みたいだね。


a7

そのとき文学青年がやってきた。


a8

おめでとうございます。
と水やり人のルルに言われている。

めずらしいですね。
いつも本ばかり読んでるもんだから、
たまには散歩にいくようにっていわれてね。


a9

あ、その本、清水鱗造の
「月夜にゾウがはしごをを上っていく」
ですね。
え、この本知ってるんだ。
君は?
ああ、わたし去年の暮れに
ドルフィンの二階に越してきた
アンナといいます。


解説)
お正月なので
着物姿を撮影してみました。
Posted at 21:04 in n/a | WriteBacks (0) | Edit

Jan 01, 2022

新年の桃と子猫

a1

明けましておめでとう

たまきが朝の散歩から
帰ってきた。


a2

今年の元旦には、
お昼からみんな揃って
おせち料理を食べる。


a3

そのお餅焼けてるよ。
うん。


a4

おめでとうございます。

サラたちの部屋では、
サラとアシュレイが
花を生け終えていた。


a5

お正月なので
窓辺に飾っておく。


a6

これは大きな桃だね。
花瓶探しに行ってて
道で出会った農家の人にもらったの。
とサラがいっている。


a7

どこからか、テーブルの上に
縞柄の子猫が二匹のぼってきた。


a8

今年は僕らの年だ。
この桃たべよう。


a9

猫は干支に入ってないよ。
といわれている。


解説)
新年おめでとうございます。

今回は年末に入手した
小物の紹介のようになりました。
花瓶にしたカップはセリアで、
生けたドライフラワーや、
桃の6個セットは
ダイソーで売られていました。
Posted at 20:25 in n/a | WriteBacks (0) | Edit
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