Nov 30, 2007

不思議の国のアリスとオリーブ そのに



第二章 生きてる花の園


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庭にでたオリーブは、庭全体を見渡そうと、
丘のてっぺんをめざしました。

「風にたおやかにゆれている花をみて、アリスは思わず、
「あんたがおしゃべりできるといいのにねえ」
「しゃべれるよ」とオニユリがいいました。
「相手によりけりだけどね」」




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オリーブは赤の女王さまに出会いました。

「「どこからおいでかえ?」と赤の女王さま。
「そしてどこへ行くつもり?
ちゃんと頭をあげて、はきはきおっしゃい。
指ばっかりうじうじさせてるんじゃないの」」




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オリーブと赤の女王さまは小さな丘のてっぺんにつきました。
緑の生け垣で真四角に区切られた奇妙な土地がひろがっています。

「「わあ、あんなふうにしちゃって、まるで大きなチェス盤そっくり!」
アリスはやっと口をひらき、
「だったら、どっかで駒が動いてるんじゃない----あ、あそこだ!」と声をはずませ、
いっているうちに興奮して胸がどきどきしてきました。」




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オリーブがチェスゲームに歩兵として参加させてもらえることになってから、
どういうわけか二人は手をつないで急に走り出しました。

「耳もとで風がなり、
髪の毛もそっくりとばされるんじゃないかとアリスは思ったほどでした。
「さあ、さあ、いそいでいそいで!」と女王さまはせきたてます。」




つづく


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Nov 29, 2007

鏡の国のアリスとオリーブ そのいち



第一章 鏡の家


オリーブは、飼い猫のダイナと彼女の二匹の子供たち
(黒い子猫キティと白い子猫)と一緒に、応接間にいます。


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黒い子猫はオリーブの巻くつもりだった毛糸の玉にじゃれついて。。

「毛糸はもつれ、こんぐらがって、
暖炉の前の絨毯いちめんにひろがって、
そのまんなかで子猫は自分のしっぽと追っかけっこしてるありさまです。」




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大きな肘掛け椅子のすみで、
オリーブは黒い子猫にいろいろ話しかけています。

「キティ、あしたは何の日だか知ってる?」



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もし鏡の中のお家に入っていけたらいいねと、
キティに、はなしてかけていたオリーブは、
きがつくと、なぜか暖炉の棚のうえにのっていました。

「どうやってのぼったのか、自分でもわかりません。
そして、たしかに鏡はまるであかるい銀色のもやみたいに、
溶けかかっていました。」

「つぎの瞬間、アリスは鏡をくぐりぬけて、
むこう側の部屋にかるがるととびおりていました。」




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オリーブはあたりをみまわしていて、
チェスの駒が二人ずつ組になって 動きまわっているのに気がついて驚きました。

「あっちじゃ白の王さまと女王さまがシャベルのふちにこしかけてるし----
あら、お城(ルーク)が二つ、腕組んであるいてる----
このひとたち、あたしの声なんかきこえないみたい」




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白の歩兵が倒れているのを王さまたちが助けようとしているのをみて、
オリーブも、彼らの手助けをしようとしました。

「アリスはそこで王さまをなるべくそうっと持ちあげ、
息切れさせないように、
女王さまのときよりもっともゆっくりと宙をはこんでいきました。」




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オリーブは白の王さまがメモ帳に書き付けているのをみて、
鉛筆の尻をつかんで、
ちょっと思いついたことを、王さまにかわって書きました。

「「白のナイトが火かき棒をすべりおりています。
あぶなっかしくておっこちそう」」




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オリーブはテーブルのうえの本を開いて、鏡文字で書かれていた、
「ジャバウォッキ」というタイトルの詩をよみました。
詩にはジャバウォッキという怪物を退治する物語が書かれています。

「「ずいぶん面白そうじゃない」アリスは読み終わって、つぶやきました。
「だけどけっこうわかりにくい」、、、
「----でも、ともかくだれかが何かを殺したことだけはたしかよ----」




つづく

解説)今回の「」の中の言葉は、『鏡の国のアリス』
新潮文庫版(矢川澄子訳)を引用させてもらい、
ですます調に変えてあります。

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Nov 28, 2007

鏡の国のアリスとオリーブ プロローグ

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プロローグ


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モトクロスライダーが、ハーレーから借りた「鏡の国のアリス」を持って、
バンブーハウスの二階に行くと、麻生さんとオリーブも遊びにきていました。



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モトクロスライダーは麻生さんとチェスをはじめたので、
オリーブが先に「鏡の国のアリス」を読み始めました。



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オリーブは、本を読みながら、
いつしか眠りこんでしまいました。



つづく

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Nov 25, 2007

不思議の国のアリス展

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ギャラリーで「不思議の国のアリス展」が開かれた。
書籍の表紙イラストとフィギアが展示されているようだ。


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左から筑摩文庫、河出文庫、角川文庫、新潮文庫版の表紙。


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フィギアは、海洋堂制作のものが中心のようだ。


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アリス・リデルの写真も展示されている。


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「この本を読んだら急に眠くなって、
そっくり同じ夢をみたの。」とアイスが言っている。


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ハーレーは「鏡の国のアリス」を手に持って、
「じゃあ、この本も同じ効き目があるかもしれないね。」と言っている。
モトクロスライダーは借してもらいたがっている(^^;。。


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Nov 19, 2007

不思議の国のアリスとアイス その十二



第十二章 アリスの証言


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次の証人として呼ばれたのはアイスでした。
アイスは大きな声で返事をしましたが、
とっさのことで、自分の体が大きくなっていることを忘れていました。

「あわてて起立したひょうしに、
スカートのはじで陪審員席をひっくりかえしてしまいました。
陪審員たちは全員、下にいる群衆の顔の上に降って落ち、
落ちたところで手足をばたばたさせていました。」



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女王から「このチビの首をちょんぎれ」と言われたアイスは、
「あなたなんて、平気よ」
「あなたたちみんな、ただのカードじゃないの!」
と言い返しました。

そのとたんに、トランプのカードたちはのこらず空に舞いあがり、
アリスの上に、降りかかってきました。
アリスは思わず小さく叫びました。
それは、なかばおびえた悲鳴でもあり、
またなかば怒りの叫びでもありました。
アリスはけんめいにカードをはらいのけ、たたきおとそうとしました----。」


エピローグ

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アイスは野原でひとときのまどろみからさざめました。。
読み終えたばかりの本と、そっくり同じ夢をみていたようです。
まわりにはウサギや栗鼠がいて不思議そうにみています。。



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Nov 18, 2007

不思議の国のアリスとアイス その十一



第十一章 だれがパイをぬすんだか?


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遠くから聞こえてきた「裁判開始!」という声に、
アイスとグリフォンは大急ぎで裁判所にやってきました。

「ハートの王様と女王が玉座についていて、
そのまわりに大群衆が集まっていました。
トランプのカードひとそろいのほか、
あらゆる種類の鳥と獣たちです。」



a29 a291

王様が「起訴状を読み上げよ!」といいました。

「これに応じてシロウサギがラッパを三度吹きならし、
次に巻物をひらいて詠みあげました。」



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法廷では、女王のつくったパイを盗んだ容疑で
ハートのジャックが裁かれているようです。

「第一の証人はあの帽子屋でした。
彼は片手にお茶のカップ、片手にバタつきパンを持って法廷にはいってきました。
「失礼いたします。陛下、このようなものを持ちこみまして」
帽子屋は切り出しました。
「お呼び出しがきたとき、まだお茶がすんでおりませんでしたので」」



つづく

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Nov 17, 2007

不思議の国のアリスとアイス その十



第十章 エビのカドリーユ


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グリフォンとウミガメモドキは
エビのダンスをみせてくれました。

「ふたりはアリスのまわりをまわりながら、
おおまじめに踊りはじめました。
ときどき、アリスの足先をふむほど近づいては、
拍子をとるのです。」



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グリフォンから「なまけものの声がする」を暗唱してごらん、
といわれて、アイスは立ち上がって暗唱しはじめました。

「ただ頭がエビのカドリーエのことでいっぱいだったので、
自分でなにをいっているのかもわからないくらいでした。
頭に浮かぶことばも、じっさい、とても奇妙なものでした。」

「エビの声がする
耳をすませば いっている
「きょうの焼きかたはきつすぎる
髪に砂糖をまぶさなきゃなるまい」
ガチョウなら眼瞼を使うところだが
彼は鼻でベルトをしめ ボタンをかけ
しかるのちに足の爪先をそりかえらせる、、、」



つづく


**ちょっと道草 そのさん***


アリスのフィギア紹介の後半です。


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抱いていた赤ちゃんが、いつのまにかブタにかわってしまうシーン。
これは想像してみると怖い話ですね。。
「ゲゲゲの鬼太郎」でも有名な日本の妖怪「子泣き爺」や、
漱石の「夢十夜」を連想したひとはいるでしょうか。。



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クロッケー競技につかうためのフラミンゴをもっているシーン。
木槌が生きたフラミンゴで、ボールは生きたハリネズミという、
この想像力のナンセンスさもすばらしいです。。



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グリフォンとウミガメモドキにかこまれて、
彼らの話をきいているシーンのアリスです。
やっと普通のポーズがありました(^^)。



紹介したアリスのフィギアはうえから、

「フルタ・人形の国のアリス」より「アリスと子豚」
「北陸製菓・アリスのティーパーティ」より「クロケーをするアリス」
「フルタ・人形の国のアリス」より「話をきくアリス」です。


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Nov 16, 2007

不思議の国のアリスとアイス そのきゅう



第九章 ウミガメモドキのお話


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アイスは公爵夫人と再会しました。

「「おや、おまえさんか。また会えるとは、うれしいねえ。
ちびっこお嬢さん!」といいながら、
公爵夫人は愛情たっぷりのしぐさでアリスと腕を組みました。
二人はいっしょに歩きだしました。」



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やがて、みんな女王に死刑を宣告されて、
クロッケーの競技者はいなくなってしまいました。
女王は「ウミガメモドキに自分の生い立ちを話させよう。」といい、
アイスをつれて歩いていきました。

「ふたりはまもなく、日なたに寝そべってぐっすり眠りこんでいる
グリフォンのところにやってきました。」



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今度はグリフォンに「おいで」といわれ、
アイスがそのあとについていくと、いくらもいかないうちに、

「せまい岩棚に悲しげにひとりぽつんとすわっているウミガメモドキが、
遠くのほうに見えてきました。」
「そこでふたりは腰をおろし、数分間はだれも口をききませんでした。」



つづく

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Nov 15, 2007

不思議の国のアリスとアイス そのはち



第八章 女王陛下のクロッケー


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アイスはやっと地下の広間の小さなドアのむこうにみえた
美しい庭にたどりつきました。

「庭の入口近くに大きいバラの木が生えていました。
咲いているのは白いバラの花でしたが、
3人の庭師があわてふためいてそれを赤く塗っているところでした。」



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ハートの女王に、「そのものたちは誰じゃ」と問われて、
アイスは思わず「私にわかるわけないでしょ!」と答えてしまいました。

「女王は怒って真っ赤になりました。
野獣のような目つきで一瞬アリスをにらみつけてから、
かな切り声で叫びました。
「あれの首をはねよ、首を----」



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アイスがクリケットの試合の様子をみてから、
空中に現れたチェシャー・ネコのいたところにもどってみると、

「首切り役人と王様と女王がなにやら議論をしています。
三人が同時にしゃべっているそばで、人びとはおしだまって、
なんとも居心地のわるそうな顔をしています。」



つづく

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Nov 14, 2007

不思議の国のアリスとアイス そのなな



第七章 気ちがいティー・パーティー


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アイスがチェシャー・ネコに教えて貰った三月ウサギの家につくと、
家の前の木の下に食卓がおいてあって、
三月ウサギと帽子屋がお茶を飲んでいました。
あいだにはネムリネズミがすわってぐっすり眠りこんでいました。

「席はないよ!席はないよ!」
アリスがやってくるのを見ると彼らは大声で叫びました。
アリスはふんがいして、「席はたっぷりあるじゃない!」といいながら、
テーブルの片はしの大きなひじかけ椅子に腰をおろしました。」



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わけのわからない会話にすっかり嫌気がさしたアイスは、
たちあがってさっさと歩き去りました。

「最後にふりかえったときは、
ふたりがかりでネムリネズミをティーポットにつっこもうと
しているのが見えました。」



つづく


** ちょっと道草 そのに ***


いまや一説によると世界一有名な猫ともいわれる(^^)、
チェシャー・ネコのミニチュアフィギアを紹介してみます。


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公爵夫人とセットのチェシャー・ネコ。
このネコの表情はとても挿画に似ています。



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これは色違いです。



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木が付属しています。
微妙に見下ろしている目つきがリアルです。



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これはオーソドックスな造形。
気持ちよさそうなクッションのうえにのっています。



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これは、ちょっとわかりにくいかもしれないので横からも撮影してみました。
こんなふうに、体が消えかかった状態(下半身が半透明)のものまでつくられています。
(前のネコと、この中間段階のものもあります!)



チェシャーは、イングランド北西部の州で、キャロルの生まれ故郷。
もともと、英語には、
「grin like a Cheshire cat」(得体の知れない笑いを浮かべる.)
という慣用句があって、そこから、とられたらしいです。

ただ、もともとの「Cheshire cat」が、どんな由来をもつのかについては謎で、
キャロリアン(キャロル好きの人たち)の研究がいろいろあるようです。


紹介したチェシャー・ネコのフィギアはうえから、
「北陸製菓・アリスのティーパーティEX」より「公爵夫人(A)」
「北陸製菓・アリスのティーパーティEX」より「公爵夫人(B)」
「フルタ・人形の国のアリス」より「チェシャ猫」
「北陸製菓・アリスのティーパーティ2」より「笑うチェシャ猫」
(このシリーズにはシークレットアイテムとして、
「消えかけたチェシャ猫」というのもあります。)
「工藤和代『不思議の国のアリス』」(日本ヴォーグ社)(初版に付属)です。



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Nov 13, 2007

不思議の国のアリスとアイス そのろく



第六章 ブタと胡椒


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ちょっとひらけた場所で一メートルほどの高さの家をみつけたアイスは、
森のほうから制服を着た従僕が走ってやってきて、
その家の玄関に到着する様子を木陰からみていました。

「サカナの顔をしたその人物は、こぶしでドアをはげしくノックしました。
すると、丸い顔にカエルのような大きい目をした別の従僕が中からドアをあけました。」



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従僕に「好きなようにやればいいだろう」といわれて、
アイスが思い切って玄関のドアを開けて部屋にはいってみると。

「ドアをはいったところは、すぐ大きな台所になっていて、
部屋じゅうもうもうと煙がたちこめていました。
公爵夫人が部屋のまんなかで三本脚の椅子にすわり、
赤ちゃんをあやしています。」



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公爵夫人から赤ちゃんのお守りをいいつけられたアイスは、
苦心して赤ちゃんを抱いていました。
赤ちゃんはブーブーと泣いていて、
まるでブタのようにも思えます。

「心配になって顔をのぞいてみると----
こんどはもうまちがいようはありません。
まさしくブタであり、ブタ以外の何物でもありませんでした。
アリスは、これ以上抱いていても無意味だと思って、下へおろしました。
すると、ちびちゃんはチョコチョコと森の中へかけこんで見えなくなりました。」



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ひとりごとをいいながら歩いていたアイスは、
はっとして足をとめました。

「3メートルほど先の木の枝の上にすわっているチェシャー・ネコを見つけたのです。」
「ネコはアリスを見て、ただニヤニヤ笑いをしているだけでした。」



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会話の途中でネコが何度も消えてしまうのにアイスはうんざりして、
「あまりいきなり現れたり消えたりしないでほしいわ。」といいました。

「「わかった、わかった」とネコはいって、
こんどはゆっくり時間をかけて、消えていきました。
まず尾のさきが消え、だんだんとほかの部分も見えなくなり、
最後にニヤニヤ笑いだけがしばらく残っていました。」



つづく

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Nov 12, 2007

不思議の国のアリスとアイス そのご



第五章 青虫の忠告


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子いぬのもとから無事に逃げ出したアイスは、
近くに背丈くらいの大きなきのこが一本はえているのにきがつきました。

「爪先立ちになって背のびをし、
きのこのへりごしにのぞいてみたとたんに、
大きな青虫と目が合いました。
青虫は、腕組みをしててっぺんにすわって、
ひたすら長い水ぎせるを吸っていました。」



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第五章では、このあと、アリスは青虫に言われて、
『ウィリアム爺どの』という詩を暗唱します。
その詩の中の場面を描いた挿画に登場するのは、ご覧のように、
風船のように肥ったウィリアム爺さんと、やせっぽちなその息子ですが、
フィギアや適当な体つきの人形がないので、画像制作をパスしました(^^)。



つづく


** ちょっと道草 ***


ここまでのストーリーのなかにでてくる、
アリスのミニチュアフィギアを紹介してみます。。


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小瓶の液体を飲もうとしているシーンのアリス。
テーブルは原作では三本足なのですが、
このフィギアではしっかり四本足になっています。



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身長が三メートルになるシーンのアリス。
テニエルの挿画から、日本の妖怪ろくろっくびを、
連想したひとはいるでしょうか(^^;。



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逃げていくシロウサギをみているアリス。
あれ、わたくしとしたことが。。
といっているようにも見えますね(^^;。
この扇も、テニエルの挿画の扇も、どこか日本風。
キャロルは中国服を着せた少女たちの写真も撮影しているので、
こんなところにも、当時の東洋趣味が入っているのかも知れません。



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ドードー鳥から指貫をもらうアリスです。
アリスの足もとに小さなネズミがいますが、
ここではアリスの身長はまだ小さいはずなので、
ちょっと小さすぎるかもしれません。
神妙に指貫をもらう表情がよくでていますね。



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大きなキノコのうえにすわっている青虫をみつけたアリス。
キノコのかさに招き猫みたいに手をかけているポーズですが、
顔がみえるように、ずらして撮影しました。
身長3.5センチほどの一番小さいアリスのフィギアです。


紹介したアリスのフィギアはうえから、
「フルタ・人形の国のアリス2」より「ビンを持つアリス」
「フルタ・人形の国のアリス2」より「背が伸びたアリス」
「北陸製菓・アリスのティーパーティ3」より「大きなアリスと逃げるうさぎ」
「フルタ・人形の国のアリス」より「指輪をもらうアリス」
「北陸製菓・アリスのティーパーティEX」より「アオムシ(A)」です。


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Nov 11, 2007

不思議の国のアリスとアイス そのよん



第四章 「送りこまれたビル」



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アイスはシロウサギに召使いとまちがえられて、
家から手袋と扇をとってくるようにいいつけられました。
アイスがシロウサギの家の二階の部屋でみつけた小瓶の液をのむと、
アイスの体は、またどんどん大きくなってしまいました。

「それもアリスが思いもかけなかった速さで。
まだ半分ものまないうちに、もう頭が天井につかえてしまい、
体をかがめないと首が折れそうでした。」



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アイスのいる部屋にドアから入ろうとして失敗したウサギは、
今度は窓から入ろうとしましたが、
アイスはウサギが窓の下に来た頃合いを見計らって、
片手をとつぜんいっぱいに伸ばして空をつかむ仕草をしました。

「手はなんにもさわりませんでしたが、
そのかわりに小さな叫び声となにかが落ちる音、
そしてガラスが割れて、くだける音が聞こえました。
察するに、どうやらウサギはきゅうりの温室かなにかの上に落っこちたようです。」



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こりないウサギは小さなトカゲのビルに命じて、
今度は煙突から部屋に侵入させようとしました。
その声をきいていたアイスは、まちかまえていて、
煙突の中で物音がしたとき、強く足でひとけりしました。

「いや、そいつがさっぱりわからないんで----」
「----わかっているのは、こう、びっくり箱みたいに、
なにかがとびだしてきたと思ったら、
あっしのからだはぽーんと空中に打ちあげられていたんで、
まるで打上げ花火でさあ!」



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ウサギの家からなんとか脱出したアイスは
深い森のなかで「ばかでかい子イヌ」にであいました。

「どうしたらいいかわからないまま、
小さな棒きれをひろって、子イヌのほうにつき出しました。
すると子イヌは、喜んでキャンキャンなきながら空中にとびあがり、
棒きれにとびついてかみついてきました。
アリスはふみつぶされないように、
大きなアザミのうしろにすばやくかくれました。」


つづく


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Nov 10, 2007

不思議の国のアリスとアイス そのさん



第三章 「めためた競争と長い尾はなし」



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ネズミと知り合ったアイスは、
岸にあがってネズミの身の上話を聞かせて貰うことになりました。

「岸に集合したのは、いかにもへんちくりんな一団でした。
羽をひきずっている鳥たち、毛がべったり体についている動物たち----
みんなびしょぬれで、気分が悪いのか、むっつりしていました。」




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体を乾かす為に「めためた競争」をしたみんなは、
それぞれが優勝した賞品としてアイスのもっていたボンボンをもらい、
アイスには、もともとアイスのもっていた「指ぬき」が授与されることになりました。

「アリスには、なにからなにまでとてもこっけいに思えましたが、
みんな大まじめなので笑うわけにもいきません。
なにもことばが思いつかなかったので、なるべくおごそかな顔をして、
ただおじぎだけし、指ぬきをうけとりました。」



つづく

解説)
画像の説明は挿絵のシーン中心にそこだけ書いてありますので、
文章の流れで追っていくとストーリーが見えてこなかったり、
ちぐはぐに思われることがあるかもしれません。
気になる方は是非とも翻訳書を参照してください(^^)。

ネットでは、山形浩生氏が、全文を翻訳されて、
自由に利用できるページとして公開されています。

山形浩生さんの訳による「不思議の国のアリス」


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Nov 09, 2007

不思議の国のアリスとアイス そのに

第二章 「涙の池」


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前章で、びんに入った液体を飲んで小さくなってしまったアイスは、
今度は「ワタシヲタベヨ」と干しぶどうで書かれたケーキを食べたところ、
背がずんずん伸びてしまいます。

「アリスの背はこのとき3メートルぐらいにのびていたのです。」


a07

大きくなってしまったアイスが何十リットルもの涙を流して泣いていると、
足音がきこえたのでアイスはいそいで涙をふきました。

それはあのシロウサギがもどってくる足音でした。
「くわばら、くわばら!公爵夫人をお待たせしたら、どんなにお怒りになるやら!」
と、つぶやいています。
アイスがおそるおそる声をかけると、

「するとウサギはびっくりぎょうてん。白い手袋と扇をとり落とし、
暗闇の中へ、いちもくさんに逃げていってしまいました。」


a075

ひろった扇を手にもっていたせいで、またまた小さくなってしまったアイスは、
すべった拍子に自分の流した涙が溜まってできていた池の中に落ちてしまいました。
むこうのほうでバシャバシャ音がきこえたので、アイスはそちらに泳いでいきました。

「はじめはセイウチかカバにちがいないと思いました。
でも、自分がいまどんなに小さいかを思いだして、もう一度みると、
ただのハツカネズミだとわかりました。
アリスと同じように、池に落ちたのにちがいありません。」


つづく
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Nov 08, 2007

不思議の国のアリスとアイス そのいち

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プロローグ

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アイスは野原に来て大好きな「不思議の国のアリス」を読み始めました。


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アイスはいつのまにか眠ってしまいました。
すぐそばをピンクの目をした白ウサギが走っていきます。。


第一章 「うさぎ穴にドスン」

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「ウサギは上着のポケットから時計をとりだして見つめました。」


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ウサギの後を追ってウサギ穴にとびこんだアイスは、
地下の広間でカーテンのかげに小さなドアがあるのをみつけました。


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アイスはテーブルのうえに小さいびんをみつけました。
びんには「ワタシヲノメ」ときれいに印刷した紙がついています。


つづく

解説)
夢の中でアイスは「不思議の国のアリス」とまったく同じ体験をします。
というか、クールガールのアイスと、最近集めたミニチュアフィギアをつかって、
有名なジョン・テニエルの挿画に似せた画像をつくって遊んでみました(^^)。
「」内の言葉は、高橋康也氏の訳をつかわせてもらっています。
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